ゾンビ映画金字塔
まさにこれを超えるゾンビ映画は無い
ゾンビファンは神の如く崇めなければならない

今更語るまでもないがこれまでのゾンビ映画は全て「ブードゥによって使役された死体」だった
ジョージ・A・ロメロ監督の「ナイトオブザリビングデッド」までは

ロメロはこれまでのゾンビ像から「人肉を喰らい頭を破壊されなければ死なないゾンビ」を造り上げた

そしてこの「ゾンビ」で映画界に新たなゾンビ像を確立
監督としての地位も不動のものとした

78年から今日まで
この「人肉を喰らうゾンビ」が延々と語り継がれている

もちろん「ジョーズ」と同じように
この作品以降ゾンビ映画が溢れ出す
なかには「バタリアン」や「サンゲリア」等の名作も生まれてゆき
さらにはゲーム等にもその影響が見て取れる

ゲーム「バイオハザード」も間違いなくこの作品をリスペクトしている

まさにゾンビ映画のキングと言っても過言ではない

他のキャストはなかなか他の映画では見れないが
やはりケン・フォーリーの存在がいい味出している
言葉にすると難しいが何とも言えない頼りがいのある感じ
何でも出来る器用さも持ち合わせていながら「トラックには自信がない」とはっきり言えるところは好感が持てる

そして忘れちゃならないのがトム・ザヴィーニだろう
特殊メイクにかけては右に出る者がいない彼
出たがり何だろう
色んな映画に顔を出して存在感を放つ彼はやはり「ゾンビ」においても出てくれる
TVの中の学者みたいな役でちょっと出たと思いきや
後半バイカー強盗団のリーダー格として鉈を持ち暴れてくれる

内容も70年代特有の大量消費社会を皮肉っていて面白い

退廃的でありながらあのショッピングモールでの生活は誰もが羨むだろう

こんな世界なら一度は行ってみたい