ボストンキャリアフォーラム内定-内定率を高める準備と戦略- -10ページ目

ボストンキャリアフォーラム内定-内定率を高める準備と戦略-

CFNのボスキャリ(Boston Career Forum)にて内定するための準備の仕方、戦略の立て方を大公開。ES、面接、ディナー、履歴書、レジュメをカバー。ボスキャリにて某財閥系総合商社や大手から内定を多数獲得。現在は某総合商社にて日々奮闘中。

——————-就活コーチング講座内定実績——————-

モルガン・スタンレー、ベイン&カンパニー、三菱商事、住友商事、E&Y、インテリジェンス、サイバーエージェント、DeNA、楽天、野村総研(グローバル・マーケッツ)、博報堂、三井物産、アクセンチュア戦略、アクセンチュアIT、IBCS、リクルート、リクルートエージェント、SONY、マイナビ、等々。


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就職活動では、自己分析を必ずしなさい、と言われますね。

大抵、総合商社、戦略コンサル、投資銀行やVCに内定していく所謂「難関企業への内定者」は、確かに自己分析がしっかり出来ている様に思います。

実際に、僕のコーチングでも自己分析にはかなり力を入れてもらっています。

自己分析では、「強み」「弱み」「目標(会社選択の基準)」といったことを洗い出し、最終的には「ヤリタイコト」(Want)、「やるべきこと」(強み)、そして「求められること」(市場があるか)を考慮した上で、会社選びをしてもらっています。

キャリア戦略に基づけば、個人でも企業戦略と同じく、市場(その業種やスキルのニーズと今後の伸びしろ)、競合、自社(自分の強みと弱み)を見る必要がありますね。


とはいえ、一度も働いたことがないのであれば、そもそも「強み」や「弱み」は「これかな?」と思えるくらいのモノしか出てきません。

強みの概念なども分からないため、「人と仲良くなるのが得意です」とか、「コミュニケーション能力があります」といった浅い分析しかできないのは、言ってみれば仕方ないでしょう。

一方、面接官からしても結局は新卒のため即戦力は求めておらず、強みや弱みも参考程度に知りたい、というのが本音だと思います。


それよりも、「目標」(何をしたいのか)ということについて掘り下げられているか。しっかりと人生戦略を描いた上で、それを達成するためにその会社に入ることが合理的か。

そしてその絵の描き方は正しいのか。これが求められますし、これを中心に考えて行くことになります。


では、就活時代に実際に延々と自己分析を繰り返し、掘り下げた「軸や目標」は果たして入社してからも残るものなのでしょうか?これは気になります。


今まで多くの人たちを見てきましたが、その答えは、「想いの強さによる」とうことです。どういうことでしょうか。


内定時代に「もの凄く強い想いでこれをしたい」というのがかなり明確になっていれば、数年後も同じことを言っている確率が高いです。


実際に僕自身、今でも軸は全く変わっていません。

但し、「これかな?」程度の目標や軸の洗い出しをしていた内定者を追っていくと、大抵、「そんなことも言っていたな」と振り返る人が多いのも事実です。


とすると、その想いの強さを分ける要因は何か?ということになりますが、分解するとこんな具合になると思います。


①そもそもその想いは経験に根ざしているか

②想いを実現する行動をその間に取り続けたか

③想いに対して考察する時間をその期間中取ってきたか


そもそも「想い」というものは経験に根ざしていなければ大きくなりません。

「イジメに遭ったことがある。圧倒的に成功して見返したい」、「親が経営者で自殺した・借金を残して姿を消した」「病気になって死にかけたので、自分が本当にヤリタイコトのみをやりたい」。

これは全て僕が実際に知っている人たちの言葉ですが、こういった激動のライフイベントを体験しており、その経験に打ち負けずに戦ってきた人たちの想いは凄まじく強い。


ドラゴンボールで言うと、スーパーサイヤ人2とか3のレベルですね。


一方、論理的に結論を導き出した人の軸は言ってもクリリンレベル。


すぐポキンと折れて、ころころ変わってしまいます。


とすると、そもそもスタート地点として掲げる目標や軸というのは、過去の印象的なライブイベントを起点にしてスタートした方が効率的なのです。


そして、それが見つかったらその想いをいかに大きくするのか。これは、「どれだけその想いに沿った行動・思考(経験)をしていったか」に尽きます。


もう一つ足すとすれば、同じマインドや目標を持った人たちと時間を過ごしてきたのか、という点も重要です。何故ならば、80%の人たちは環境に染まって行くからです。


サラリーマンマインドの人たちと常にいればまあ、大抵はサラリーマンマインドになります。それと同じことです。


結局は、総合商社、戦略コンサル、投資銀行やトップ企業に内定したとしても、内定時代にこれかな?と思った想いを育むことができなければ、数年後にはその軸は薄れてしまっています。


それはそれで新しい目標ができる可能性があるので、悪いことではないと思いますが、コロコロ目標が変わっていては、卓越した結果を残すことは絶対にできないというのも、恐らく真実でしょう。

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