「だいじょうぶです」
ホールの扉を開けるとななみんが言った。
開演時間が今日は1時間早かったの知らなくて遅刻した。
のんびり写真撮ってた。
なんかホール前が静か…
ロビー入口の扉が閉まっていて近づくと中に座っていた受付のお姉さんが扉を開けてくれた。この段階で全てわかった。開演時間を間違えていた。
係員に誘導されながらホールの扉を開けるとななみんが
「だいじょうぶです」
と言ってくれた。
確かにこの台詞、この劇開始後、20分くらいだろうか、ななみんが初めて登場して最初に言う言葉。確かにギリギリ大丈夫だった。
この朗読劇、やっぱりななみんはハマり役だと思った。最初の方の下を向いている感じ、暗くてなかなか他人に心を開こうとしない感じ。それでもやっぱり自分がどう思われているかが気になって人の顔色を伺いながらそれでもあまり喋らない。人を心配させまいとする愛想笑い。心から安心してこぼれる笑みとか不安とか決意とか、本人はどれほど意識していたか分からないが見事に演じ分けていた。
ステージ上でやや上を見上げながらずっと目を瞑っているシーン。横顔からもれる優しい笑顔。次第に客席の方を振り返りながら口ずさむ童謡「思い出のアルバム」。この時の瞳の美しさは筆舌に尽くし難い。
今後ななみんのいる現場を中心に回ってしまいそうな勢いです。
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