呼吸というのは、息であり、生き方を示すものであるという事です。

 マルクス唯物弁証法史観論が、台頭し、科学的にか物事を理解出来ない人たちが圧倒的なのですが、では、ダークマターは、どうなんだ、とついつい私は言いたくなります。宇宙には不可思議な現象によって満たされているのですが、科学的手法、算術的な方法論では観測が出来ないというだけなのです。

 さて、科学という能天気な日の光によって、星幽界の淡い炎はかき消されてしまいましたが、それが当然の事して存在したのが、古代の宇宙観であったのです。

 おそらく物質においては観測できないが、精神世界においては、観測出来るという事なのだと思います。

 見上げる夜空は無機質ではありません。きっと、生命の星の光がきらめている世界なのです。きっと。

 地球は太陽の周りをまわっています。太陽は一日のサイクルなのです。

 朝、昼、夕方、夜

 精神世界においては、そういうものは、意味がちゃんとあります。

 時間をとって、少しでもいいので、続けていけば、少しづづ変化を感じられるのではないか、と思われます。

 

 四泊呼吸

 

 まず、心の中でゆっくりと、1・2・3・4と数えながら息を吐いていく。

 肺の中を空にするような感覚で、深く静かにしぼりだす。

 息を止めて、心の中で、1・2と数える。息は喉の奥でとめるのではなく、お腹で引き締めるようにする。

 続いて、1・2・3・4と数えながら、今度は息を吸い込む。肺いっぱいに新鮮な空気を満たす思いで吸い込んでいく。そして、1・2と息を止める。

 ここで、重要なのは、腹式ではなく、胸式呼吸をする事だ。

 

 呼吸法はどのような形式でもよく、自分に合っているものであるなら、どのようなものであっても構わないと思われます。

 私が読んだ本の中には、以上のような説明があったで、一例をあげておきます。

 問題は、形式ではありません。意識の問題で、宇宙にあまねくエネルギーを意識しながら、呼吸をおこなう事です。

 西洋ではエーテル、インドではプラーナ、中国では気と呼ばれるもので、それは、無機質なものではなく、ありありとした生命力を宿すものでもあります。

 そして、更に重要なのは、一日に、4回ほどこの呼吸に意識を向ける時間を作るという事です。

 一番、お勧めなのは、夕方の時間です。この時間は、陽と陰が入れ替われる時間だと思います。

 陽が太陽であり、交感神経なら、陰は月であり、副交感神経に由来すると思われます。そうなると、この副交感神経とは、リラックスを誘発するものだという事です。幸福ホルモンであるセロトニンの分泌を誘発するものであると言えます。

 お釈迦様の呼吸という本を読んだ事がありますが、こうした呼吸を続けていくと、性欲、食欲、名誉欲などの欲望が、マイルドになっていくようです。継続は力なので、焦らずやり続ければ良いと思います。