こんにちは、ザ・ヒル皮膚科です。

年齢とともに皮膚内部の支持構造が弱くなると、
フェイスラインは徐々に崩れ、たるみとして現れてきます。

このような変化に対しては、

  • 組織を物理的に引き上げる方法
  • 熱エネルギーで収縮させる方法

など、さまざまなリフティング治療が存在します。

ただし、リフト治療は
皮膚の厚み・脂肪量・たるみの程度によって適応が大きく異なるため、正確な理解が重要です。

今回は、代表的な4つのリフティング施術について、
それぞれの仕組みと特徴を皮膚科専門医の視点から詳しく解説いたします。
 

皮膚の厚み・脂肪量・たるみの程度

 

ウルセラ(Ultherapy Prime)

 

ウルセラは、高密度焦点式超音波(HIFU)を一点に集中させ、
皮膚の最深部にあるSMAS層(筋膜層)へ直接アプローチする治療です。

熱凝固点を形成することで、
たるんだ組織を収縮させ、

  •  フェイスラインの引き締め 
  •  二重あごの改善 

に効果を発揮します。

また、

・1.5mm ・3.0mm ・4.5mm
といった深さ別のカートリッジを使い分けることで、
個々の肌状態に合わせた施術が可能です。

さらに特徴的なのが、
DeepSEE™(リアルタイム超音波可視化技術)です。
皮膚内部を確認しながら照射できるため、

  • 血管や骨を避ける
  • 狙った層へ正確にエネルギーを届ける

ことが可能となり、安全性と精度が向上しています。

効果は即時ではなく、
約3〜4週間後から徐々にリフトアップを実感します。

<ウルセラの特徴>

  • 高密度焦点式超音波
  • SMAS層へ直接アプローチ
  • フェイスライン・二重あご改善
  • 高精度リフト
     

ウルセラ(Ultherapy Prime)

 

オルタイト(Alltite)

 

オルタイトは、DLTD(誘電加熱技術)を用いたリフティング治療です。

皮膚内の水分子を高速振動させることで摩擦熱を発生させ、
皮膚全層を均一に加熱します。

従来の点で加熱する方式とは異なり、
面でエネルギーを届けるため、

  • 顔全体のタイトニング
  • 頬のたるみ改善

に優れています。

また、

  • 痛みが少ない
  • 麻酔不要

という点も大きな特徴です。

施術後は比較的早く、
2〜3日以内に変化を実感しやすい治療です。

<オルタイトの特徴>

  • 顔全体の引き締め
  • リフト+タイトニング同時効果
  • 低刺激・無麻酔
  • 即効性
     

オルタイト(Alltite)

 

チタニウムリフト

 

チタニウムリフトは、
・755nm ・810nm ・1064nm
の3つの波長を同時に照射するレーザー治療です。

異なる波長がそれぞれ異なる層に作用することで、
支持靭帯(リガメント)を収縮させる効果があります。

その結果、

  • 即時的なフェイスライン改善
  • 肌トーンアップ

といった変化が期待できます。

また、

  • エネルギー調整が可能
  • 個別カスタマイズ対応

といった柔軟性も特徴です。

冷却システムも搭載されているため、
高出力ながら痛みや刺激を抑えることができます。

ダウンタイムが少ないため、
イベント前の施術にも適したリフト治療です。

<チタニウムの特徴>

  • 即時リフトアップ効果
  • 肌トーン改善
  • 低ダウンタイム
  • カスタマイズ可能
     

チタニウムリフト

 

アプトス糸リフト

 

アプトス糸リフトは、
・PLLA ・PCL ・ヒアルロン酸(HA)
を組み合わせた特殊な糸を皮下に挿入し、
物理的に組織を引き上げる施術です。

特に、

  • フェイスラインのもたつき(いわゆるブルドッグライン)
  • 深いほうれい線

など、レーザーだけでは改善が難しいたるみに対して
高い効果を発揮します。

施術直後からリフトアップ効果が現れ、
時間の経過とともに

  • コラーゲン生成促進
  • 組織再生

が進行します。

さらに、

  • 高い固定力
  • 強い引き上げ力
  • 長期持続(約2年)

という特徴があり、
自然なボリュームとハリを維持します。

最小限の侵襲でありながら、
明確なフェイスライン改善が可能です。

<アプトスの特徴>

  • 強力な物理リフト
  • コラーゲン再生
  • 長期持続
  • 自然な仕上がり
     

アプトス糸リフト

 

比較と選び方

今回ご紹介した4つのリフト治療は、
それぞれ異なるメカニズムを持っています。

  • ウルセラ → 深層(SMAS)へのピンポイントアプローチ
  • オルタイト → 面での均一なタイトニング
  • チタニウム → 即時効果+トーン改善
  • アプトス → 物理的リフトで明確な変化

そのため、

・皮膚の厚み ・脂肪量 ・たるみの方向

を総合的に評価した上で、
適切な治療を選択することが重要です。

さらに近年では、

・HIFU+レーザー
・糸リフト+高周波

といった複合治療(コンビネーション治療)により、
相乗効果を狙うケースも増えています。
 

 

まとめ

 

リフティング治療は、
単一の施術で完結するものではなく、
個々の状態に合わせた戦略的な組み合わせが重要です。


流行だけで選ぶのではなく、
解剖学的な理解と専門医の診断をもとに、
最適なプランを立てることをおすすめします。

長期的に美しいフェイスラインを維持するために、
ご自身に合ったリフティング治療を選択してみてください。
 

韓国皮膚科 더힐피부과의원
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