Ω ~Chaos The world~ -2ページ目
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※ただし、

校長
>>教頭
>>>担任団修学旅行担当
>>>>黒美
>>>>>修学旅行委員長(=社長
>>>>>>その他修学旅行委員
>>>>>>>その他担任団
>>>>>>>>その他教師陣
>>>>>>>>>越えられない壁
>>>>>>>>>>生徒



で、この力関係が成り立つのは修学旅行の間だけ。

今日は修学旅行前日ということで修学旅行委員長である社長が生徒に呼びかけをしました。

ちなみに俺、ノリとかじゃなくて自ら名乗り出たからね。

俺、ノリで物事を決めるの大嫌いなんだよね。



挨拶の原稿(携帯メモ帳)は以下のとおり。


え一みなさん、期末テストお疲れさまです。
強化毎によくできた、できなかった、ボコボコだった、というのは人それぞれでしょうが、
結果は今は気にしないで、明日からの旅行を楽しみましょう!
廊下を歩いていますと、「しおりはまだか?」とか「もしかしたらないんちゃうか?」という声を耳にしましたが、この後教室に戻ったら一人一冊みなさんのお手元に届きます。

このしおりは僕を含む修学旅行委員としおりを作ると聞いて集まってくれた有志のみなさんの"愛"と旅行に必要な大切な"情報"がギッシリつまっております。ぜひ旅行中は鞄に、それもすぐに取り出せるところにしまってほしいですね。

そしてもう一つ。

みなさんは、今回の旅行でたくさんの人と関わるでしょう。

友だち、クラスメート、引率してくださる教師の皆様、そして行き先でもたくさんの人々にお世話になるでしょう。

感謝の気持ちを忘れずに行動してください。

"挨拶や貴重品管理の徹底"は旅行の時は必要ないなんてことはありません、継続してください。

いつでもどこでも同じように振る舞えるのが、豊中高校65期生であると僕は信じています。

明日の集合時間は早いので、高ぶる気持ちをどうにか抑え今日は早く寝るようにしてください。

では長くなりましたが、修学旅行がみなさんにとって忘れられない行事になることを祈りつつ、僕からの言葉とさせていただきます。

ご清聴ありがとうございました。



一一一ってはじめは言うつもりだったんですよ。

でもね、言い始めて気がついたんです。

黒美ちゃんが、一生懸命挨拶をしようとする俺の姿を脳裏に焼きつけようとするかのようにコチラを見ていたことに。


そのおかげで戦場カメラマンみたいにゆっくりと話すつもりだったのが、一瞬で極度の緊張状態に陥り、自分でも何言ってんのかわけわかんねぇ状態になりました。

焦るあまりハウリングをおこしてしまい失笑を買われる始末。

特に面白いことは言えませんでしたが、"社長の言葉"にではなく、"社長が大衆の前でマイクを握りしめて何か喋る"ことに旨味があるのです。

何か期待してた方には申し訳ない、というか、期待するほうが悪い。

まぁ大役を果たしたと言ってもいいでしょう。



さて、明日は黒美ちゃんの私服姿が見られるぞ一一一勿論制服姿も十二分に可愛いです、萌えます。

果たして社長にそんなプリンセス黒美にお近づきになる機会はあるのか?

それとも黒美ちゃんを遠くから眺めつまらない妄想でニヤニヤして修学旅行の日程を終えてしまうのか?



ドキドキ……。



明日朝早いので、今から飯喰って、風呂入って、寝ます。

修学旅行の様子(アンド黒美ちゃんとの絡みもあれば)は暇を見つけてリアルタイムでボチボチ更新していこうと思います。

では。(`・ω・)ノシ

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「デケェ……」



これが俺のジャスティス学園の学生寮を見た第一の感想だ





ジャスティス学園は生徒は学生寮に入るよう義務づけている。

これは外部に漏れてはいけない情報が多々あって、それらが生徒を通じて漏洩することを防ぐため、だとか。

ちなみに二人組行動は学生寮にいるときも変わらない。

つまり……



"1年4組の小野小町(つい先ほど澄原が勝手に命名した)"こと桃華ちゃんと同棲一一一いや違うか、共同生活が始まるというのです。

なんということでしょうwww


「あっ、部屋は二人x二組=4人で一部屋だから。

相方以外のヤツとも仲良くすること、コレ大事な」



なんだと……?

巨匠から予想もしなかった言葉が飛びだした。

現実とは非情である。

まぁ、いきなり可愛い娘と二人きりってシチュエーションは今日びのラブコメにも無いよな……。

それに桃華ちゃんと二人きりだったら理性が火星あたりにぶっ飛んでしまいそうだし、むしろ俺を見張る"枷"の役割がいたほうが安心だ(桃華ちゃんが)。



副音声)フラグへし折るんじゃねぇよクソセンコォォォッ!!!



「で、こちらが学生寮の管理人の琥珀(こはく)さん。

英検漢検数検すべて1級所得、さらに一級建築士、栄養管理師、秘書などたくさんの資格を持っているキャリアウーマンだ。

管理室の前を通るときは挨拶を忘れないようにな」



え一一一っと。

オートロック式の自動ドアから現れたこの女って、キャリアウーマンなんだよな?寮の管理人なんだよな?

じゃぁなんで、





メイド服着てるんだよwww





まぁ似合うからいいんだけども。



ピンクの長髪に黄色の瞳、と一見風変わりな容姿の琥珀さんだが、それがかえって自身と派手なメイド服とを調和させているのかもしれない。



「はい一、ただいま紹介していただきましたぁ一、柴田琥珀(しばたこはく)で一す。

基本的に1階エントランス前の"管理室"にいますので、用があるとき暇なときなどいつでも気軽に声をかけてくださいね一」



琥珀さんの声は聞いた人間を安心させるような優しい声です、ヤベェ、また鼻血が出そう、いや、垂れてきました。手遅れっていうwww

琥珀さん及び周りのヤツらに気づかれる前に桃華さんからもらったポケットティッシュを小さく丸め、それを再び鼻の穴に詰め込んだ。



「ではこれからみなさんをお部屋に案内しますので一、ついてきてくださぁ一い」



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



さて。

超人の中には"瞬間移動(テレポーター)"もいて、そいつらは瞬時に目的地に移動できるため、バスや地下鉄、自動車etc移動手段は必要ない(俺の知り合いにそのような人間はいないからわかんねぇけど)。

でもその能力を持っているのはほんの一握りで、その他大勢の人間は今も交通機関を必要としている。

つまり何が言いたいのかと言うと、超能力の発達によって科学が衰退しているわけではないということ。

例えば、日本を代表する自動車メーカー"TOYONAKA"の自動車は大さじ一杯の燃料で1000km走られるくらい燃費がいいことで有名だが、500年前のTOYONAKAの自動車は何十リットルも入れてたったの数百キロしか走らなかったらしい。どんだけ燃費悪いんだよ……。まっ、時代も時代だし仕方ないな。



とまぁ、こんな感じで"超能力"と"科学"は共存しているのですわwww



「あの、鼻血、大丈夫ですかぁ?」


「はい大丈夫ですよwwwいやぁ一度できた傷口はなかなか閉じないんですわwww」


桃華ちゃんが心配そうに俺の顔を覗き込む。

俺は大丈夫ですよアピールをした。

心配してくれるのは嬉しいんだけど、桃華ちゃん、さっきからの俺の鼻血はあなたが原因なんですけど……まぁいっか!


ピンポーン


とエレベーターが24階に到着。

降りた俺と桃華ちゃんは自室である2401号室に向かう。

ちなみに琥珀さんとはエレベーターに乗る前にさよならしました。

俺たちを降ろしたエレベーターはすぐにドアを閉め、上昇していった。

2401号室……一番奥か。だがそれでよい。


何故なら、桃華ちゃんと一緒に歩く時間が増えるからですwwwこれからは階段使おうかなぁ?いや、それは間違いなくしんどいからやっぱやめておこう。


ハンパなく長い廊下(100メートル競走を行うのは余裕であろう長さと幅がある)を歩き、2401号室に到着。


「ここが我が家ですか、どんなんなんだろうね?

部屋は勿論、"もう一組のヤツ"がどんなヤツなのかも気になる気になるwww名前も知らない人間ですからwwwwww


「いくぜ、桃華ちゃんwww」


「あ、はい、アレちょっと待って、今名前をちゃん付けしましたよね……」


ガチャリ、とノブを捻り、ドアを開いた。

玄関にスニーカーとブーツが隅っこにキレイに並べられていた。

ということは、"もう一組"はここにいるよな?

そいえば桃華ちゃんが何か言ってるけど、ちゃん付けして何か悪いかな?悪くないよね?というわけでスルー。

まっ、ノリで言っちまったんだけどな。別に後悔も反省もしていないっていうwww



「こんにちはwwwwww澄原ですwww今日からあなた方お二人と生活を共にすることとなりました、仲良く一一一はしなくてもいいかな、まぁ腐れ縁と思ってあきらめてくれwww」


「あ、あのっ、はじめまして!春日田桃華です、あの、よろしきゅおにゅぇがいします」



まずは自己紹介してみましたwww先手必勝だぜwww桃華ちゃんのときと態度が一変してるのはそういう仕様なのだ。

ってか桃華ちゃんかみすぎwwwどんだけ緊張してんだよ、相手はタメだぜ?気楽に行こうぜ?

返事を待つついでに間取りを確認。

玄関とリビングを直線の渡り廊下が結んでいて、その両端に個室が6つ一一一多分洋室x4とトイレと洗面所だろうな一一一がある。

俺が2401号室の間取りを把握した直後、個室のドアが開いた。

そこから姿を現したのは一一一




「あら、あなた達もこの部屋なの?」





ミニスカートを履いたガングロギャルである。



いやまぁ、他人様の格好にケチつける資格は全身ジャージの俺にはないけどさぁ……。

顔には『やりすぎじゃね?』と思わずツッコミたくなるほどの量の化粧や装飾を施している。

だって唇のツヤとか異常だし肌がキラキラしてるし、目に関しては寝ている間に誰かにサインペンで落書きされたようにしか見えないもんwww

あとピアスが気になる。何個開けてんだよ、耳たぶ千切れるぞwww


しかし、顔立ちはある程度整っていて、紅色の長髪を双方に結わえる、いわゆる"ツインテール"にしているあたり清潔感を感じられるし、第一声が俺のイメージ(『えぇ一、ちょお前らマジこの部屋なんすか一』みたいな)していたギャルと違って上品な言葉使いでなかなか好印象を与えてくれた。


∴俺はこのギャルとは仲良くできそうだ!


……でも桃華ちゃんみたいなナチュナルな化粧にしたらもっと可愛くなる、と俺は心の底から思う。



「私は妃本輝奈子(ひもときなこ)。よろしくね!



それにしても、澄原くんって背が高いんだね。

桃華ちゃんも可愛いし、美男美女コンビだね!」



一一一前言撤回、くん付けしてくれるギャル可愛いwww



「んまぁ、一応185cmありますからwww日本の男性の平均身長を10cm以上オーバーしてますし一一一」


「あっ、ありがとう。でも、私って……可愛い?」



ちょwww桃華ちゃんこちらにフるなwwwまた鼻からドロドロした液体が垂れてきた一一一んまぁ小さく畳んで詰め込んだティッシュが栓の役割を果たしているんでノープロブレムなんですがねwww


んなこと聞かれてもなぁ……、




俺の相方がこんなに可愛いはずが……あった。





俺はどこかの教祖様のように、


「もちろんさ★」


と返事をしておいた。


「ふぇ、本当ですか?」


桃華ちゃんの頬が真っ赤に染まる。

俺が嘘をつく人間に見えるかい?まぁ普通に嘘つきますけどねwww


とまぁこんな感じで美女二人を交えたトークin2401号室玄関一一一が始ま





一一一らなかった。





このとき俺はすっかり忘れていた。


"もう一『組』"であることを。


二人で一組であることを。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



見送り完了、っと。

1年4組40名が学生寮に入るのを確認した俺、山家は琥珀さんに挨拶をすると向きを180度クルリと変え、ジャスティス学園に戻ろうとした。

した、のだが。


「久しぶりだのぅ、猟太郎ッ!!!どうだ?教師の仕事は楽しいかぁ?」


「ゲッ、師匠……」


「『ゲッ』とはなんだぁ猟太郎ッ!!!ワシゃぁ鬼ではないんだ、恐れおののくことはないだろう?」


振り向いた視線の先に、かつての俺の師匠が仁王立ちで待ち構えていた。


俺の師匠の名は、覇賀殺毅(はがさつき)。

師匠曰わく、『俺はジャスティス学園内で5番目に強い男』らしいが、俺はそれを否定はしない。師匠だから贔屓しているとかじゃなくて、戦っている師匠は本当に強い、と感じたからだ。

もし鬼ヶ島にこんな鬼がいたら、桃太郎は一瞬ですりおろされてジュースにされただろうね。

まず、あの反則的(チート)な能力を攻略できる人間はまずいない。

万一突破できたとしても、師匠の無限に等しい耐久力を削りきることは限りなく不可能に近い。

そんな師匠が自分の実力を学園5位と評価した。

ということは、学園内だけで師匠より強い人間が最低でも4人はいるということになる。


はぁ一ッ、と俺の口から深い溜め息が出てきた。


「お前が溜め息をつくとは珍しいな、猟太郎ッ!!!クラスに言うことを聞かない馬鹿野郎がいるのかぁ?お前の手に負えないヤツならばワシャが鉄拳による制裁をくわえてやるぞ?」


「大丈夫です、ってか俺のクラスの生徒を木端微塵にしないでください」


「そうかそうか、だがな、近頃のガキはどういうわけだが大人をナメるヤツが多い、だから痛みを以て教育したほうが早く学習するぞ?」


「師匠、俺は確かに悩み事を抱えてはいますが、悩みのタネは生徒ではありませんから。

ときに師匠、一体俺に何の用があるんですか?」


悩みのタネは師匠、あなたですよ…………なんて口が裂けても言えないな。


師匠は普段はジャスティス学園の事務長として予算案を作成や電話での応対に勤しんでいる。

師匠と最もつきあいの長い(であろう)俺から言わせてもらうと、あんな荒々しいかつ大胆な師匠が丁寧なもてなしが必要なこれらの仕事をこなせるとは到底思えない。

まっそれはさておき、仕事を放り出してここに来たということは、よほど俺に伝えたいことがあるのだろうなぁ……。


なんなんだろ?



「なかなか鋭いのぉ、猟太郎ッ!!!

そうだ、ワシャァたった一つのお願いをしに来たのさ。

実にシンプルなお願いだ」


師匠の"お願い"と一般人の"命令"は同義だな。



昔、ビール1年分買ってこいという"お願い"を断ったら、


『随分エラくなったのう猟太郎ッ!!!

だが口だけじゃぁダメだな、拳でワシャを倒したらお前に拒否権を与えてやろう』


一一一って言われたから突進したら、右肩の骨がカルシウム原子になった。

それ以来20年のつきあいになるが、未だに"お願い"を拒否する権利は手に入れていない。



「ワシャァのお願いはなぁ、猟太郎、お前にもう一度戦ってもらいたいのじゃ」





【to be continued……】



俺、mixiやってます。

mixiキーワードは『仲岡』。

mixiは

(株)mixi社長

って名前でやってます。


よかったらそちらもよろ。

ブログから来たって一言添えればおKするんで。 以上。