はじめまして。国産ヘーゼルナッツを栽培している榛ノ森-ハシバミノモリ-です。
題名にもありますように、僕はカフェ開業を目指して、現在ヘーゼルナッツの栽培を行っています。
「ヘーゼルナッツを育てることがどうして、カフェ開業につながるのか。」
この記事を読んでおられる方は、きっとそれが気になって、この記事を開いてくださったことと思います。
ですので、回りくどいことは抜きにして、単刀直入に結論からお答えいたします。
それは、僕の夢が「カフェを開くことではなく、安定して運営していくこと」にあるからです。
カフェというのは、開業も多いですが、廃業も多い。いわゆる多産多死の業態で、「2、3年以内に半数以上ものカフェが廃業する。」なんて、よく耳にします。
つまり、「開業することは容易でも、継続的に運営していくことが難しい。」
それがカフェ経営と言えるでしょう。
「来てくれたお客さんにゆっくりして行って欲しい。」
「自分がこだわって作り上げた場所を、もし気にいってくれたら嬉しい。」
カフェ開業を考えておられる方は、誰しもがこのように思われているのではないでしょうか。僕も全く同感です。
ですから、「どうやったら安定してカフェ運営を行なっていくことができるだろうか。」
そう考えるようになりました。
そんな時出会ったのが、長野県でハーブガーデンを経営しておられるあるご夫婦でした。
「うちのハーブガーデンは、いろいろな収益の柱を持ってるの。ハーブガーデンの入園料、苗の販売、カフェスペース、ワークショップとか。どこかが少なければ、どこかで補う。そうやって今までやってきたの。」
この助言のおかげで、カフェ経営というものを広く見ることができるようになりました。
「カフェよりかは、焙煎所の方がいいな。実店舗でもオンラインショップでも、コーヒー豆を販売することで収益の柱が一つ増える。」
「ワークショップも、カフェとの相性が良いかもしれない。ワークショップを開くことでカフェに新規のお客さんを呼べるから。」
このようなアイデアが、どんどんと浮かぶようになりました。そして、極め付けが祖父との会話でした。これが、僕がヘーゼルナッツを育てる理由へと繋がっていくことになります。
私、榛ノ森-ハシバミノモリ-は、実は農家の孫でもあります。ある時、祖父と話している時、農家の高齢化の話になりました。
「近所の農家さんが引退する。あそこの田んぼはどうしようか。」
農家は、田畑のご近所付き合いもとても大切にしています。それは、隣の田畑が荒れると、そこで病害虫が発生しやすくなり、農作物に甚大な影響を及ぼすことが多いからです。
結局、その田んぼは、次の年から祖父が耕し、お米を作るようになりました。
この時、思ったのです。「この問題は、将来的により深刻なものになっていくだろう。」
「子どもの時から美味しい野菜を食べさせてもらった。農作物を育てることを通して沢山の貴重な経験をさせてもらった。そんな祖父の仕事、農業を絶やしたくない。」そう、強く思ったのです。
「農業とカフェをつなげる。」
この問いに答えを与えてくれたのが「六次産業」でした。
六次産業というのは、農林漁業などの一次産業、製造業などの二次産業、小売業などの三次産業を一帯的に行うことで、新たな付加価値を生み出すことができるという考え方です。
僕が今まで考えていたカフェスタイルは、最初はカフェ(小売業)だけの三次産業でした。次に、ハーブガーデンを経営されている素敵なご夫婦との出会いで、焙煎所(コーヒー豆の加工)。つまり、二次産業をかけた二×三次産業に、そして、祖父との会話で、農作物の生産を取り入れた六次産業化への発想へと繋がっていったのです。
そして、農地の効率的な使用の例として、長野県でヘーゼルナッツの栽培が進められていることを知りました。
ヘーゼルナッツは、そのままでも美味しく食べることができますが、お菓子に加工されるとその芳醇な香りも相まって、チョコレートとの相性は抜群です。コーヒーとの相性も最高でした。
こうして、私、榛ノ森-ハシバミノモリ-は、
カフェ開業のために現在、ヘーゼルナッツを育てているというわけです。
僕の好きな言葉にこのようなものがあります。
「わたしの恵みはあなたに十分である。わたしの力は弱さのうちに完全に現れるからである」
世界のベストセラー聖書の言葉です。
自分が農家の孫として生まれたこと、多くの方々との出会いと助言など。
確かに恵みはその時、その時に十分与えられていました。
これからも沢山の難題が訪れるかもしれませんが、「絶対に大丈夫!」そう思わせてくれる。勇気づけてくれる言葉です。
榛ノ森-ハシバミノモリ-頑張ってカフェ開業に向かっていきたいと思います。ぜひ応援お願いします。

