2005/11/23 16:44 アップ記事
第一章
、第二章
左折車線に入り、そのまま大学方面へ向かう彼女。
イギーは、「スネて、もう今日はイオンに行くのをやめたんだな」と考えた。
…。
空気が重い。
ここで黙っているとブチ切れると思ったので、なんとか会話を試みようとする。
やはりここはお気に入りのハリポタ映画の感想でも話そうじゃないか。
「…ハリーのガタイがよくて14歳には見えなかったね~(^_^)」
「…。」うなずく彼女。とゆーか、うなずくだけで、言葉を発しない。
会話終了。
楽しい時ってのはどんな些細なことを話しても楽しいもんだが、
雰囲気がどんよりの時は、話すことが見つからない。話しづらい。
たまらずイギーはCDでも聴こうと、スイッチを入れる。
即座にスイッチを消される。
(-_-;)
イギーは再度ハリポタ話をふるものの、やはり頷くだけ。
彼女映画館ロビーでの「いいもん」以降喋ってない。
「なんで喋んないの?」と聞いても、答えない。
その後ずっとイギーは窓の外の景色を見てた。
「なんでそんなに怒ってるの?」と聞いても答えないし。
大学前に到着し、車を降りるイギー。
ねだったのを断られたことでキレてるなら、イギーとしてはかまってられない。
「ダメなものはダメ」としっかりせねばいかん。甘い顔はしない。
そのまま帰宅した。
んで、K-1見てた。
ピーターアーツとバンナが戦ってる時に、電話かかってきた。
彼女は最初っからグダグダモード。
「やっぱ…グスッ…グス…無理かも…
」みたいな。
「は?なんで?
」
あまりにグダグダなので要約。
「私と付き合ってるの面倒なんでしょ?興味ないでしょ?」
「『なんでイオンに行かないの?』って聞かないし」
「え、だって運転してるのはそっちだし、
不機嫌そうにしてたから行かないことにしたのかと思って。」
「もしかしたら、つい左車線に入っちゃっただけかもしれないじゃん。」
え、そうなの??じゃあUターンしろよ。
てゆーか、「もしかしたら」って何?
「怒って喋らないし。」
「え、怒ってたのはそっちじゃん。
映画館出てから話しかけても喋らないし、
音楽だって切ったじゃん。」
「映画の余韻に浸ってただけ。」
(ー_ー)!!
ならそれを言えや!!
「それなのに何も喋らなくて…」
「雰囲気悪くて喋りづらかったしさ…」
「ピアスやパンフレットとかのことでスネたんだと思って…」
「ピアスのことなんて怒ってないよ。」
「ほら、私の言うことは全然聞いてくれない。全部私のせいにして…」
「私のこと頭悪いと思ってるでしょ!それも我慢できない。」
「付き合ってから泣いてばっかり」
「楽しかったこととか思い出せない」
「嫌なことばっかり」
「私の言うことなんて全然聞いてくれない。面倒なんでしょ?」
イギーの空しさゲージが急速にチャージ。
怒るんじゃなくて、やるせなさが漂って改心の一撃を放つ。
ザ・ワールド!!!時よ、止まれぃ!!!!!
「この電話が面倒。」
時は止まった…w
続く
…。