久しぶりの更新ですみません。

いろいろ振り返りたいことがあるのに、なかなか手を付けられないでおりました滝汗滝汗滝汗


これまでに、4年生について私見を書きましたが、今回は5年生についてです。


1番手がかかったのが5年生だったかと思います。6年生になると、ほとんど塾にこもりっぱなしになり親の目が届かなくなって、わたしは過去問の進捗管理とモチベーションの管理くらいしかやることがありませんでした。。。


 

5年生はカリキュラムの進行が早くて追いつけない

5年生の進度と負担は4年生と比較してだんだん増していき、12月頃には消化不良のピークを迎えます。


うちの子は、じっくり理解していくタイプなので、各単元が仕上がるのに時間がかかります。


4年生までのボリュームでギリギリだったのですが、5年生になって一週間で必要な量が格段に増え、また内容が難しくなったため、ちゃんと理解できず常に消化不良のまま走っている感覚でした。


上期は2月から始まり、春休みで一息、4月の進級後、ゴールデンウィークでまた一息という感じで、一息つく期間は新しい分野の習得がなく、なんとか追いつけるのですが、ゴールデンウィークを過ぎると徐々に遅れ出します。

で、CコースからBコースへシフトされます笑い泣き笑い泣き笑い泣き


下期はスケジュールに一息つく期間がないので、カリキュラムは9月から12月まで駆け抜ける感じでして、うちの子は10月くらいから遅れ出しました。


要因としては、理解が追いつかないのもあるのですが、中学受験を経験した方がブログなどで言う、「捨てる」ということがうまく出来なかったのだと思います。


でも、当時はなにを捨てればよいのか分からなかったし、捨てたらカリキュラムテストや組分けテストで点数が下がって子どものモチベーションが下がるのでは?ゲッソリゲッソリゲッソリモチベーションだけでなく、6年生になったときに必要なレベルを維持できなくなるのでは?ゲッソリゲッソリゲッソリなどと考え、できるだけ「捨てない」選択をしていたように思えます。


結局、あれもこれも中途半端になり、どれを補えばよいかもわからず、6年生になって塾での拘束時間が長くなって子どもの様子がなにも見えなくなり。。。塾にお任せとなっていきました。塾に任せるにしても、わたしがよく状況を理解しながら、というのがよかったと思います。(まあ、時間的な拘束だけでなく、反抗期・思春期的な要素もありましたし、自走してほしいという思いもあったので、複雑なのですが。)


 

では、なにを捨てるのか

本人の学力や資質、志望校や親の負担など、いろいろな要素があって、みんなに当てはまる「これを捨てるべき」という明確なものはないのですが、中堅レベルのうちの子が捨てるべきだったかな、と思えるものを科目別に振り返りたいと思います。


こんなことを書くと塾の先生に怒られちゃいそうですが、塾の先生に相談するときの選択肢としてこんなこともあるんだとご認識いただければ。


算数

【捨てるもの】

(5年上期)夏期講習の宿題

(5年下期)練習問題以上の難しい問題

【理由】

(上期)

うちの子はある程度算数で稼ぐ傾向にあって、組分けテストでもだいたい偏差値は60を超す感じでした。

なにが問題かと言うと、できない問題がいつまでもできないまま終わります。


夏休みは、上期できなかった問題を振り返るチャンスだったのですが、そこで新たなテキストが配られてそれが宿題になります。


できるところはできるのですが、できなかった問題の類題・発展系はできないのです。


で、夏が過ぎていく。。。


遊んでいたのではなく、できる問題を解きまくって時間を使ってしまうのです。


できない問題だけやるのは苦痛なので、たまにできる問題をはさむのはわかるのですが、結局わかる問題だけ解くことになるくらいの宿題が出るので、非効率だったと思います。


夏休みの宿題を捨てて、上期の演習問題集でやり残した問題をしっかりと潰していくべきでした。


(下期)

5年生の下期は「比」が出てきます。


速さと比とか、図形と比とか、たくさん比が出てくるのですが、比がよくわからないまま、問題と解法パターンの暗記のようになって、少し応用されると解けません、という状態になりましたゲローゲローゲロー


練習問題を捨ててでも、原田式の無料プリントなどで基礎的な考え方や典型問題を習得させ、6年生に繋げたほうがよかったと思いました。


いま、下の子には比や数列、速さなどのつまづきやすい分野については予シリの前に原田式の無料プリントを解いてもらっています。ちょっと回り道に見えますが、どこでつまづいているのかわかるので結局はこちらの方が早いです。

あと、考え方がわかりやすい=親が教えやすいと思いました。


国語

【捨てるもの】

知識の中の部首、書き順、品詞などの文法や文学史など。語彙ではないもの。

【理由】

読解をするのに必要な知識ではありますが、直接的には中堅レベルの入試には出ないようです。

難関校を目指すなら当然にして知っているというものかもしれませんが、これが簡単に習得できるなら上位層になってるわけで。。。中堅クラスとしては、入試に出ないならやらない、という省力モードなんじゃないかなと思います。


理科

【捨てるもの】

生物分野

【理由】

物理、化学、地学の分野はそれなりに理解できます。そして、結構ダンゴ状態だったと思います。

つまり、それなりの勉強でも中堅でいられるというお得感。

一方、生物は理解の部分もあるのですが、暗記が多くさらには入試ではこの暗記部分はマニアックな出題が多いです。

6年生の時に志望校別の説明会に出ましたが、そこで講師の方が言っていたのは、「前年度の出題の中で予シリのカバー範囲は5割前後だった」ということです。

あまりお得ではないですね。

したがって、捨てるなら生物かなと思いました。

ちなみに、5年生の下期に怒涛の3回連続生物という時があったと思いますが、一生懸命覚えさせた結果、他の強化の勉強時間が削られて共倒れになったような記憶があります。


社会

【捨てるもの】

(ちょっと視点を変えて、)非効率な暗記により無駄にする時間。これを少なくしたいですね。

【理由】

5年生では上期に地理、下期に歴史を学びますが、5年生にとってはかなりハードな内容です。


特に歴史では、たくさん天皇が出てきますし、遷都を繰り返します。墾田永年私財法とか聞いたこともない法律が出てきたり、それがどのように荘園になっていくかという流れを掴んだり。さらには豊臣秀吉の太閤検地により荘園は消滅しましたといったように、急に戦国時代で忘れていた荘園が現れたり。さらには明治維新以降は総理大臣と外交・戦争のオンパレード。。。


歴史の流れや因果関係などは6年生で深掘りしていきますが、5年生でもある程度幹となる部分は知っておいたほうがいいと思います。


でも、幹となる部分を理解するにはある程度重要知識を暗記しておくことが必要なのですが、、、時間が経つと忘れている。


そこで、わが家ではankiというアプリをタブレットにインストールして効率的な暗記を試みました。英語などの単語カードをアプリにしたようなものでして、問題と解答を登録しておくとランダムで出題してくれます。合っていればいいのですが、間違えるとまたランダムで出題される順番にまた入り込む感じです。全部合えば1日の出題は終わりです。これのミソは、忘れそうな時に勝手に出題してくれるのです。間違えた問題は頻度が高く、合っている問題は頻度が少なく出題してくれます。したがって、効率がいい!


詳しい説明や使い方などは他の方のブログなどをご覧ください。


ただ悩みがありまして、登録する問題数が多く、かつその問題を間違えると、毎日取り組まなければならない問題が雪だるま式に増えていくことです。

ある時、うちの子がやっているのを見てみたら、1日に200問くらい出題されていて、ヘトヘトになっていました。そして、次第にやらなくなっていきました。

あと、ankiをやるふりをしてタブレットでYoutubeを見ていたので、これはあまりうちには向かなかったとやめましたが、これからの時代にはデジタルの力は必要不可欠なのでどうにか工夫して下の子の受験には取り込んでいきたいと思っています。


 

5年生でやることは、背景の理解

6年生になると、基本問題の復習から始まり、次第に応用問題・複合問題への対応力を伸ばしていきます。秋以降は過去問を解き始め実戦力を鍛えます。

過去問で間違えたところを見ると「なんでこれがわからないのかな?」と思うことが多々ありました。

要因は基本がわかっていない、忘れてしまっているということが多く、発想や着眼点が思いつかないような問題はあまりありませんでした。あってもみんなできないので、そこで大きく差がつくことはありません。

それは上位層のみ参加しているNNでも言えることで、ごく一部のトップ層以外はダンゴ状態でした。


つまり、みんなできるところで失点をしないというのが大多数の受験生に求められる安全な戦い方なんだと思います。これは中学受験でなくとも、いろいろな試験に当てはまりますが、とりわけ小学生にはこれが難しいのだと思います。

全然安全にならない。。。


だから、5年生でしっかり「背景の理解」を通じて、なぜ?どうして?に答えられる基礎力の養成が必要なのだと思いました。


円錐の展開図で扇形の部分(側面積)は、「底面の半径×母線×円周率」で求められますが、どうしてでしょう?

こういうことを一つひとつ着実に理解していくことだと思います。


ちなみに、テキストの種類などは4年生とほとんどかわりません。内容がより複雑になったり、抽象的になったりするうえに、ボリュームが1.5倍から2倍くらい増えます。。。


そして、それでもついていける子と遅れてくる子が次第に分かれてきます。


マラソンで、先頭集団が形成されてくるタイミングがあると思いますが、あんな感じです。


いろいろ書きましたが、5年生は時間がないのですが今となればじっくり基礎を理解することが最優先だと感じます。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。