
今回は
スメルズ ライク グリーン スピリット
です。
こちらの作品は前回話していた
"人間標本"に出演している"荒木飛羽"くんが主演、
"修学旅行で仲良くないグループに入りました"に出演している"藤本洸大"くんもいます!
この作品は
セクシュアリティに深く関わった作品
になります。
私はBL作品を多く見てきましたが、ここまでセクシュアリティにぶつかっているものは初めて見ました。
現実的と言ってもいいのではないでしょうか。
簡潔にいうと
田舎を舞台に少年たちの成長とひと夏の青春物語
となっております。
私が見た感想としてはとても苦しかったです。。
なんというか、それぞれの価値観がある中で、
それぞれのセクシュアリティがあり、
田舎という狭い箱の中で親や周りの目に縛られるという。。
何か苦しくてもどかしく感じました。
また、
いじめ、恋愛、友情の詰まりに詰まった物語
となっています!
※結構いじめなので最初の方きつい方いるかもしれません。

私が特に注目した所は、少年たち3人の母親です。
1人目 三島フトシ の母親
お前の幸せは?お前の本音は?お前の行きたい所に行っていいぞと
自分の価値感の"普通"と違えど、離れるのが寂しくてもフトシを尊重してくれるそんな母親でした。
私は正直、理想に近い母親なのかなと感じました。
心配を押し殺してなんでも尊重してくれる母親は少ないと思います。また、フトシ自身の幸せを見つけやすい環境だと思いました。
2人目 桐野 マコト の母親
やっとの思いで産んだ子が周りと違い、自分の"普通"と違ったことに受け入れられずに
自分の"普通"の幸せを押し付けた母親でした。
桐野の母親は、現実に近いのかなと感じました。自分の経験上の幸せとかやり方とかを押し付ける母親がいる思います。心配からというのもわかりますが、マコト自身の気持ちや幸せはどこにいくのでしょう。
3人目 夢野太郎 の母親
"普通"がある世の中でその"普通"が1番いいけど、子供のために認めたいし支えてあげたいという母親でした。
私の中では現実的だけど子供を思ってくれる優しい母親だと感じました。太郎もそんな母親だから自分の気持ちを知り、自分らしく生きられたのではないのかなと思います。
この作品を通して、
様々な考えや価値観があっても、親や周りの人自体で行き方は変わってしまうのかと感じました。
そんな中でも
中学生ながらに抗っていく姿や成長、その未来
のお話です。
セクシュアリティに限らず、周りや"普通"を気にすることもあると思います。
ぜひそんな方にも見ていただきたいです。
"普通"と戦った少年たちの生き方
を見届けてほしいです。
U-NEXT、FOD、Hulu、Amazonプライムで見れます!
⚠️ここからはネタバレになる内容について話してますので、ご注意ください!

桐野が母親のために偽ることを決めて、三島と桐野がお互いにガンバレって決別する時、三島が帰り道すごく泣いてたシーンがあったけど桐野の帰り道のシーンはなくて
でもそのシーンがあったらって想像したら、
- もう本当の自分で三島と会えないこと
- この夏が自分が自分でいられた最後だということ
を思って悲しくて泣くのかなって思いました。でも、これから偽りの自分になる覚悟はたぶんすごく強い覚悟だから
これが桐野の最後の涙なのかなって勝手に考えてました😭😭
あと、最後に桐野が言っていた"アキアカネ"って秋になると山から降りてきて、オスが熟すと産卵するらしいんです。
人間とは反対の性を持ったアキカアネが
自分らしく過ごして桃源郷を目指した夏の終わりを知らせ、自分を偽って生きようと決めた夏の終わりを知らせてたのかなと
またまた悲しくなりました😭

