さらに隅田川を北上する。すると
これまた、すんばらしー橋が見えてきた。
”清洲橋”である。竣工昭和3年、”勝鬨橋、永代橋”と共に国の重要文化財にしていされている。
さらに川からしか見えない風景
スカイツリーが顔を出す。
そして、船は浅草、神田川へと入っていく。船宿、屋形船などのたまりがある。
ほどなくすると、万世橋、川から見る秋葉原駅
万世橋を抜けると左側に
万世橋駅跡。旧鉄道博物館。まさしくその昔は繁栄を極めた駅舎の貫禄が味わえる。陸からは当たり前のように見ていたけど、下からこうやって見ると当時の雰囲気が伝わってきます。
先に見えてきたのが、ご存知”聖橋”。
橋の下は地下鉄丸の内線です。
そして”御茶ノ水橋”が見えてきました。ここからがクライマックスです。
ここから東京の中心地とは思えない風景が続きます。たしかに東京で生活している人々からすれば、見慣れた光景ですが、ひとたび川から見てみると風景は一変します。そこには江戸をどうやって作って行こうかとした先人達の意思と努力を見る事ができます。そしてこの遺産を守っていくことの難しさと意義を感じます。
神田川の上流はご存知の井の頭公園の井の頭池を水源とする、”神田上水”です。途中に様々な川と合流して隅田川へと繋がります。
船はこのあと少しで先ほどの出発点、日本橋川と合流し再び”新三崎橋”へと進みます。およそ2時間30分、中林船長の巧みな操縦と解説でとても楽しい半日を過ごすことができました。