当時僕が勤めていたベンチャー企業の主催で某イベントに企業ブースを出すことになった。
季節柄会場は夏祭りの雰囲気を醸し出したブースが多かった。
ココミはそのブースを華やかせるために呼ばれたコンパニオンの一人だった。
ブースの前や小高いステージの上でミニ丈の浴衣を着て、すらりとした美しい足をご披露していた。
浴衣に「ココミ」という名札が付いてあったので、彼女の名前はすぐにわかった。
コンパニオンたちは周囲のオヤジ連中とカメラ小僧の視線を奪っていたが、僕の視線はココミ一人にほぼ向けられていた。
(可愛い子だなあ)
8人ほどいたコンパニオンの中で、ココミは一番僕の気をひいていたのだ。
彼女が僕好みの顔であるのは確かだったが、ストライクゾーンの広い僕がこれほど一人の女性に注目するのは珍しいことだった。
ココミはそんな僕の視線を感じとったのか、何度か僕と目があった。
企業ブースに流れる祭り太古と笛の音が僕の脳を不思議な感覚に陥らせた。
舞台脇におかれたイミテーションのしだれ柳とステージライトが交差したとき、一瞬のフレアーが僕の脳内に何かを映し出したような気がした。
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