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川を泳いで渡る蛇

或いは、重たさ

 竹本健治氏の公式HPの「活動予定・近況報告」 2006年8月9日付で、「早ければ9月中旬」発売となっていた『ウロボロスの純正音律』のデータがセブンアンドワイに上がっていた。


 http://www.7andy.jp/books/detail?accd=R0213816


 発売予定日は2006年09月20日で、予定価格は2,940円(税込)。これは、数ある竹本健治の単行本の中でも『定本ゲーム殺人事件』に次ぐぐらいの高さですね。まぁ、それだけヴォリュームもあるんでしょうが。26日には『邪魅の雫』も出ると云うのに、色んな意味で大変な月になりそうだ、今年の9月は。嬉しい悲鳴と、現実的な悲鳴が同時に出てしまいそうです。にゃー。

 嘘です。そりゃそうです。今こうして少しでも本文を書いている時点で、「空更新」にはならない訳ですから。とは云え、別に中身のあることを書く訳でもなく。暫く更新してなかったし、デザイン変えたし、トップに表示する記事の数を変えたらそれだけでアンテナが上がってしまったので、折角だから何か書くか、と想っただけですから。とまぁ、更新しようと想った理由を書いたところで、そろそろ終わりにしますかね。全く、結局何の意味もない更新だったなぁ。そもそも、ここは一体何なんでしょうね。誰かに訊ねることでもないんですけど。
『百億千億』の連作が完結して(完結させて)、今全く新しい気持ちで二つの小説を書こうとしている。その内一つは、暫く前からここでは小出しにしていた『ライク・ア・ジョーク』と云うタイトルの作品で、これは既に少し書き進んでいる。もう一つは、つい三日前くらいにテーマと云うか構想が降ってきた新人で、その時に一緒にタイトルも降ってきた。だからまだこっちは、頭の中にさえ本当にぼんやりとしたことしかなくて、ただ『パッション』と云うタイトルで小説が書きたいと云う一心で、何とか頑張っていこうと想っている次第なのだ。丁度、ポプラ社の奴と文藝賞が共に来年3月末日締め切りだから、何とかこの『ライク・ア・ジョーク』と『パッション』の二本立てで、両方応募出来ればいいな、とか甘いことを夢想している訳です。確か、ポプラ社の方が200~400枚で、文藝賞の方が100~400枚なので、両方完成させるとなれば、最低月に100枚は書かないと締め切りに間に合いません。そんなに書けるのかねぇ?と、既に弱気モード。いや、こんなことしてないで、さっさと原稿に向かえばいい訳ですが。では、この辺で――。