アメリカに来てかれこれ7年になるけど、やっぱり日本のいいところってのは色々なところで気づかされる。決してそれはアメリカが悪いと言わけではなくて、外国の地で様々な人種と会い、彼らの生活と過去の自分の慣れ親しんだ文化などを比較してみると、やはり生まれ育った土地で知らず知らずのうちに経験したことが心地よくてそう思うのかもしれないけど。でも、日本を離れて客観的に見て気づくことの中で、そういったものもある。

 

アメリカン生活ということで話したい内容としてはまず「食」。日本でアメリカンフードと言ってすぐに思い浮かぶのが、バーガーやピザ、サンドイッチ、ホットドッグといったところだろうか。こっちは本当に色々な国の食事が手ごろな価格で試せて(口に合うかは別にして)、また大きなボリュームを楽しめるから食べ盛りの日本の学生たちには最高かもしれない。(まあ、それが逆にアメリカの肥満問題に拍車をかけているというのは確かだが。)とにかくサイズはどこの国に負けないだろう。ジュースは大抵のところではお代わりできるし、コップのサイズも日本のLサイズがアメリカのSサイズといった感じ。フライドポテトも量って入れるけど、結構適当に袋に入れて中でこぼれたポテトがあるのは当たり前。ステーキもレギュラーを注文してもしっかりと満腹になるサイズがテーブルに登場する。それに、どこへ行くにも車を乗るから体重維持は本当に難しい。意識して運動するか何を食べるかコントロールしなければ、すぐに服のサイズ変更や体力低下という悩みに陥ってしまいそう。アメリカン生活にあこがれるのもいいけど、こういう現実も知っておくことは大切だね。