福島第一原発事故を経験しなければ、私は再稼働推進派にいたと思う | がんばらない、でも諦めない

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主にエネルギー、廃棄物問題について書いてます。
ブログやツイートは予告なく訂正・削除する場合があります。引用されたものが私のブログやツイートと異なっている場合、このブログの内容を正とします(2015/08/27)

私は今、原発の再稼働には反対だし、全ての原発はなくなれば良いと考えている。

でも、東日本大震災で被災し、福島第一原発事故被害を受けていなければ、たぶん再稼働推進派にいたと思う。

原子力施設の緊急情報メールサービスに登録していたので、地震発生後すぐに福島第一原発の状況は携帯メールで送られてきていた。2011年3月11日17時30分から原子力災害特別措置法10条通報とか15条通報という情報は入っていたが、その時は何を意味しているのかわからなかった。(法律の条文を読んで理解していなかったので)
http://kinkyu.nsr.go.jp/archive/index_56.html

原子力緊急情報メールサービス
http://kinkyu.nsr.go.jp/ ←気になる人は、いざという時のために登録しておくことをお勧めします。

そして福島第一原発の原子炉が爆発する。

東北電力管内なので電気は来ていたし、水道も止まってなかった。しかし、スーパーマーケットはどこも売り切れで商品棚に食べ物は何もない。

爆発事故後20~30kmしか離れていない北茨城市までは補給物資が届いていると聞くが、原発事故があったということで、福島県の県境を越えて、いわき市まで補給物資が届かない。

原発事故の酷さを思い知らされた。

今、原発推進のエネルギー政策についてパブリックコメントが募集されている。
来年早々には閣議決定することが決まっており、パブリックコメント募集はアリバイづくりという話もある。

募集期限は1月6日、まだ出してない人は賛成するにしても反対するにしても、正月休みの宿題だと思って自分の意見を送って頂きたいと思います。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620213015&Mode=0