新しい「エネルギー基本計画」策定に向けた意見の募集について | がんばらない、でも諦めない

がんばらない、でも諦めない

主にエネルギー、廃棄物問題について書いてます。
ブログやツイートは予告なく訂正・削除する場合があります。引用されたものが私のブログやツイートと異なっている場合、このブログの内容を正とします(2015/08/27)

http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=620213015&Mode=0

意見出しときました。

エネルギー管理士、第二種電気主任技術者の資格を取得しております。
福島県いわき市で福島第一原発の事故に合いました。それまでは原子力は日本にとって必要なエネルギーと考えていましたが、現在は原子力エネルギーの利用には反対です。反対の理由は以下の通りです。

1.放射性廃棄物の処理技術が確立されていないこと、処分場もないこと
2.使用済み核燃料の貯蔵容量はあと数年分しかなく、再稼働させたとしても数年で停止せざるおえなくなること
3,一度過酷事故が発生すれば安全確認のため数年間再稼働できないこと
4.原発は国産エネルギーと言われているが、ウラン資源は有限で海外からの輸入に頼っていること
5.核燃料サイクルは実用化の目処がたっていないこと
6.使用済み核燃料は原発を停止して数年が経過しており、崩壊熱はかなり減っており、今再稼働をしなければあと数年でドライキャスクに入れて保管できること
7.原発を使えば我々はエネルギーを利用できるが、放射性廃棄物の処理は我々の子孫に押しつけることになり、将来世代に不公平なこと

こんな原発が「重要な基幹電源」と言えるでしょうか

代換えエネルギーは再生可能エネルギーに移行すべきです。
ウランにしろ化石燃料にしろ、地下資源は有限でいずれ底をつきます。一方、太陽光、風力など再生可能エネルギーは太陽がある限り利用することができます。

核燃料や化石燃料から再生可能エネルギーに移行せざるおえないのです。いつやめるかの問題です。原発は即刻廃炉にし、再生可能エネルギー社会に移行すべきと考えます。