北九州のがれき試験焼却問題で小学校の修学旅行中止 | がんばらない、でも諦めない

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ブログやツイートは予告なく訂正・削除する場合があります。引用されたものが私のブログやツイートと異なっている場合、このブログの内容を正とします(2015/08/27)

北九州でがれき試験焼却が進んでいる。

原子力安全保安院が平日毎日発表している飲食物の制限によれば、岩手県の農産物まで汚染されていることから、震災がれきは放射性物質濃度の大小はあるにせよ汚染されているのは間違いない。
http://kinkyu.nisa.go.jp/kinkyu/2012/05/4155151400.html

試験焼却は震災がれき1割に対し北九州の一般廃棄物9割を混ぜて試験焼却するという。焼却後に問題にならないように計算して試験焼却している。結果は明らかで、汚染濃度で見れば問題ないという結果が出るだろう。でも、放射性物質の総量は変わらない。

今日、北九州に修学旅行を予定していた小学校で、これに危惧した保護者たちが深夜まで話し合い、中止してしまったという情報が入ってきた。

楽しみにしていただろう子どもたちには何の責任もない。悲しすぎる。

子どもたちには違う場所で修学旅行を楽しんできてもらいたい。