これから書く内容については、廃棄物焼却炉を管理している人であれば、放射性物質の拡散を防ぎ瓦礫焼却を進める方法として、多くの方が思いついている考えだと思います。
こちらのホームページに放射性物質の除去方法が出てます。
排気排水設備 (09-04-10-04) - ATOMICA -
チャコールフィルターを使用しているそうです。(活性炭フィルター)
バグフィルターで放射性物質がとれるかどうかが問題になっますが、バグフィルターだけでは放射性物質を取り除けないと思います。
通常、バグフィルターの入り口には焼却炉から発生する塩化水素や硫黄酸化物などを取り除くために、消石灰粉末を吹き込む装置が設置されています。
この消石灰粉末の代わりに活性炭粉末を使えば、普通のバグフィルター表面に活性炭層を作ることができ、チャコールフィルターと同様なフィルターになります。
実際、ダイオキシンを取り除く時は活性炭粉末を吹き込みます。
ただ、この活性炭粉末は恐ろしく高価です。
そして、焼却炉や取り除かれた焼却灰・使用済みバグフィルターは恐ろしく高濃度の放射能に汚染されます。
この放射性廃棄物をどのように最終処分場所するか、その費用はだれがどのように負担するのかが問題になります。
東京電力の費用で福島第1原発敷地内に持って行くしかないのかなと思ってます。