四国電力坂出発電所1号機の修理が終わり運転再開しました。これで29.6万kwの電源が復旧し、9月4日から停止する伊方原発1号機の電力を補うことができます。
原因は、ボイラ内を流れる排ガスによってチューブとチューブ支持板が振動し、干渉したことでボイラーチューブが損傷したとのことです。
運転開始から1年での損傷であること、排ガス流れによる振動によるボイラーチューブ振動ということなので、恐らく設計ミスと思われます。
発電機停止が8月18日1時、発電開始が8月27日7時52分なので、9日間で対策が完了し復旧しています。
損傷内容にもよりますが、原発の故障であればこんな短期間での復旧は不可能でしょう。
それに発電効率は原発30% (70%の廃熱を海水に放出)、ガスタービンコンバインド発電60% (40%の廃熱を海水と大気に放出)、また、地震で停止したまま再稼働できない原発と短期間で復旧可能なガスタービンコンバインド発電機、どちらが将来有望な電源か一目瞭然ですね。