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熊野聖の観劇ブログ

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大変お久しぶりになります。

2015年、感激・イベント総決算です。毎年恒例にしたいですね(笑) 今年もたくさんの出会いがありました。本当に楽しい一年で充実しておりました。

各公演のプチコメントもつけましたので、同じ公演を観た方も、観られなかった方も、お楽しみいただければと思います。

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【舞台演劇・イベント】

1月22日(木) マチネ 天王洲銀河 SAMURAI7

 

今年の舞台初めが今年もっとも評価の低い舞台になりました。残念。

 

2月1日(日) マチネ 日本武道館 戦国BASARA バサラ祭2015 冬の陣

           ソワレ 日本武道館 戦国BASARA バサラ祭2015 冬の陣

 

サプライズで、舞台卒業直後の友一と洋ちゃんが小十郎・佐助として登場してくれたのがとても感激しました。

 

2月5日(木) マチネ 国際フォーラム ホールC ボンベイドリームス

 

和樹と浦井君の共演。和樹の歌う2幕冒頭のチャイヤチャイヤがとてもいい。あと、すみれ最高。

 

2月13日(金) ソワレ 赤坂RED THEATER ハンサム落語 第五幕

 

落語の入り口として最適の舞台。今回も楽しませてもらいました。


2月15日(日) マチネ TDC テニミュ青学vs不動峰

 

3rdの初見ですが、やはり物足りなさがあったのは事実です。

 

3月14日(土) 午前の部 さいたま市文化センターホール テニミュ青学vs立海DVD発売記念イベント

 

なんか記念式典みたいな空気感でした(笑)セカンド最初で最後のイベント参加でした。

 

3月22日(日) マチネ 日本青年館大ホール テニミュ 青学vs不動峰

 

日本青年館とのお別れをしてきました。内容的に物足りなさが改善されていてさすがだなぁと思いました。

 

3月28日(土) マチネ AiiA ライブスペクタクルNARUTO

 

かなりチャレンジしている舞台でした。その精神に好感が持てると同時に、まだまだブラッシュアップできると思いました。

 

4月4日(土) マチネ よみうりホール BASARA CLUBファンミーティング 2015春 in 東京

 

速水さんとまさしくんの共演が見たくて行きました。もう、本当に満足です。最高のツーショでした。

 

4月11日(土) マチネ オーバルホール BASARA CLUBファンミーティング 2015春 in 大阪

            ソワレ オーバルホール BASARA CLUBファンミーティング 2015春 in 大阪

 

中原さんとコニーの共演が見たくて行きました。こちらも大満足です。友の会万歳!

 

5月1日(金) ソワレ 俳優座劇場 逆転裁判2~さらば、逆転~

 

大ちゃんのナルホドくんがとてもよかったし、演出やキャストの演技もとてもよかったです。すごい笑った!

 

5月3日(日) マチネ THEATER1010 舞台戦国無双 関ヶ原の章

 

出入りの激しい構成が気になる以外はとても丁寧で真面目に作っていたと思います。予想以上に楽しめました。

 

5月5日(火) マチネ 両国シアターΧ(カイ) 四谷怪談

       ソワレ 両国シアターΧ(カイ) 四谷怪談

 

再演を待ちに待ったエンドレスの四谷怪談。ダブルキャスト両方観たかったので体力勝負に出ました。たくさん震えました。

 

5月9日(土)  マチネ AiiA ライブスペクタクルNARUTO

 

東京凱旋。後日WOWOW鑑賞でも思いましたが、テンポが若干もたつくのが気になります。

 

5月16日(土)  マチネ TDC テニミュ 青学vs不動峰

 

不動峰公演の完成形だろうなと思いますし、今後の方向性も固まったように思いました。変わってほしくないところと変えてもいいところ、それをみんなが共有できた気がしました。

 

6月7日(日) 夜の部 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール 超歌劇幕末Rock 超☆声宴(ウルトラトークイベント)

 

コニーが超頑張っていて、大人になったなって思いました(笑)バサラのファンミもそうですが、トークで本当に頼りになる存在になりました。

 

6月13日(土)  マチネ AiiA TEAM live SEIGAKU

 

仕事の都合でお見送りまでは出られませんでしたが、客がモブキャラになることには賛否両論あったのではないかと。ですがチームごとの集会(笑)はずっと望まれていたと思うので、これからも続くといいなと思っています。内容も青学らしくて楽しかったです。

 

7月3日(金) ソワレ AiiA 東京喰種 トーキョーグール

 

リアルにやらなくていいところをリアルにやってしまって、自分的に辛いところが何箇所か。それでもおごさんの演技が凄まじくて素晴らしかったです。

 

7月11日(土) マチネ スペースゼロ 知り難きこと陰の如く 動くこと雷霆の如し。

            ソワレ スペースゼロ エル・サボタージュ

 

これも待ちに待った再演。マルティンのイメージがずいぶん変わりましたが、痺れる作品であることは確か。エルサボも刺さるお話でしたが、最終的に優しさの残るエンドレスらしい作品でした。

 

7月24日(金) マチネ 帝国劇場 エリザベート


新生エリザベート、最高過ぎました。ルドルフ役だった井上くんがトートとして戻ってきてどうなるかと思ったら、本当にかっこよくて熱っぽくてスタオベ惜しみなく捧げてきました。

 

8月2日(日) マチネ 帝国劇場 エリザベート


同じく井上トートで観てきました。来年の2016年版はぜひしろたんトートにお目にかかりたいです!

 

8月14日(金) マチネ Zeppブルーシアター六本木 超★超歌劇 幕末Rock

 

安心して、かつ期待して観られる2.5舞台。新曲や差し替え曲もあって新鮮に楽しめました!最高!!

 

8月22日(土) マチネ AiiA 戦国BASARA vs Devil May Cry

 

国宝・鈴木拡樹のすごさと南羽くんの殺陣の綺麗さに衝撃。バサメンによるトークショーがすごい楽しかったです。

 

8月26日(土) マチネ AiiA 戦国BASARA vs Devil May Cry


筆頭の六爪抜きに惚れた。まさかここで卒業と思わず、後で発表があって大ショックを受けました。

 

9月6日(日) マチネ TDC テニミュ 青学vsルドルフ


驚きの演出!こんなにかっこよく新しさを押しだしてくるとは……不動峰公演からのステップアップの凄まじさに舌を巻きました。

 

10月1日(木) ソワレ 人狼TLPT PSYCHO-PASS~INNOCENT MURDERER~

 

 サイコパスベースということで、久々の人狼参戦。結果は惨憺たるものでした(笑)でも難しい回だったんだよ!!

 

 10月12日(月)マチネ BASARA CLUB ファンミーティング 2015秋 in 東京

           ソワレ BASARA CLUB ファンミーティング 2015秋 in 東京

 

 瀬戸内の中の人たちが揃うのでいざ参戦!やはりあのふたりが喋り始めると最強でした。ネタてんこもり!

 

 10月23日(金) ソワレ TDC 舞台弱虫ペダル IRREGULAR~2つの頂上~

 

実は初のペダステ。もう序盤のIH振り返りだけで泣いてました。すごいね、ペダステ。新生総北も観たいです!


10月24日(土) 夜の部 アニメ ジョジョの奇妙な冒険第三部イベント

 
スタクルメンバーとした旅の終わりでした。最終決戦の生アフレコと平川さんのコメントが忘れられない。

11月2日(月) ソワレ AiiA ミュージカル刀剣乱舞トライアル公演

 

 トライアルとしては充分である反面、本公演にするにはまだいろいろブラッシュアップが必要かと。でも楽しい部分は絶対残してほしいですね!

 

 11月15日(日) ソワレ 東京芸術劇場シアターウェスト From Chester Copperpot~Cornelia


待ちに待ったDisgoonies立ち上げ公演。誠ちゃんとコニーの対決、大地のまっすぐさが印象的な、気持ちよく切ないステージでした。誠ちゃんには絶望がよく似合う……!

 

 11月20日(金) ソワレ AiiA ハイパープロジェクション演劇ハイキュー!!


キャストがみんな光っていました。特にのやっさんはびっくりするくらいハマっていて感動すらしました。で、旭さんが戻ってくるところで号泣しちゃうんですよ、わかっているのに……!

 

 11月21日(土) マチネ スペースゼロ 青春―AOHARU―鉄道

            ソワレ 帝国劇場 ダンス・オブ・ヴァンパイア

 

アオハルは懐かしのメンバー大集合でそれだけで大満足ですが、内容的にも笑いっぱなしでした。原作買っちゃいそうです。DOVもエリザほどではないですが、かなり新しく若々しくなりました。ヘルベルト役の上口君がすごかったです。

 

 11月23日(月) マチネ  東京芸術劇場シアターウェスト From Chester Copperpot~NEW WORLD


ワンピ+カリブの海賊+パイレーツオブカリビアン+ジョニデ(笑)昔の仲間が再集結するところはとにかく滾った!

 

 11月26日(木) ソワレ 赤坂ACTシアター 黒執事~地に燃えるリコリス2015~


大好きなエピソードの再演で心待ちにしていました。ゆんのセバスは奇麗で美しいだけじゃなく、悪魔的な不気味さもちゃんとあってとても良かった。矢田ちゃんも新キャストとしてとても頑張っていて、何の違和感もありませんでした。

 

11月28日(土) マチネ 東京芸術劇場シアターウェスト From Chester Copperpot~The Tempest


今まで観てきたシェイクスピアの翻案ものとしてはダントツにトップ。昔はよくわからなかったロマンス劇だけど、いま改めて冷静に観てみるといろいろ気づくことができる。そんなきっかけももらえました。赦す/許すって、勇気の要ることなんだよね。

 

 12月11日(金) ソワレ AiiA ハイパープロジェクション演劇ハイキュー!!


東京凱旋。大きく変わってるところはなかったかな?プロジェクションの使い方には若干疑問が残ります。もともとプロジェクションを使った演出にあまり魅力を感じないからかも知れませんが……。

 

12月25日(金) ソワレ スペースゼロ RE-INCARNATION RESOLVE


待ちに待った新作!最後の30分で泣きっぱなしです。なんていうか、曹操の健気さで全部持って行かれる感じ(笑)さらに伊阪たっちゃん演じる孫策の色気に打ちのめされます。器のでかい男は立ってるだけで色っぽい。

 

12月26日(土) マチネ TDC テニミュ 青学vs山吹


まだ3公演目?くらいなので山吹がとにかくフレッシュ。キャストの個性が乗ってくるのにもう少し時間がかかるかも。名曲が据え置きだったのが嬉しい反面、新曲がちょっと覚えずらいかと。セカンドの歌の覚えにくさを彷彿とさせました。そしてとにかく試合シーンがすごい迫力です!青学の安定感、特に古田リョーマの貫録はちょっと怖いくらいでした。凱旋楽しみです。


全45公演


【その他】
1月16日(金) 上野の森美術館 進撃の巨人展(展示)
3月12日(木) 機動戦士ガンダム 青い瞳のキャスバル(映画)

【行けなかった舞台】
5月27日(水) マチネ AiiA 薄桜鬼


年に一回ほど、体調が整わず行けなくなる舞台があります。これでもかなりきちんと体調は管理しているつもりなのですが、それでもついていけなくなる時があります。不甲斐無い。舞台は一期一会なので行ける機会は大事にしたいですが、仕事の調整はできても身体だけはままなりませんね。どんどん無理が利かない年齢にもなっていくので、2016年はさらに慎重に舞台を選んで体調もキープしたいです。

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来年2016年ですが、しょっぱなは舞バサ4皇になりそうです。郵送でチケットが来るのでまだ手元に何もないのが不安なのですが(笑)、コニーのナリ様が100公演目を迎えるので、客席で見届けようと思っています。他には1879、エリザ2016、ペダステ新生総北、ストレート版/ミュージカル版刀剣乱舞あたり注目していますし、なんとかチケットをもぎ取って観劇したいです!

 

 

 


お久しぶりです、ひぢりです。

一昨日は帝劇に新生エリザベートを観てきました。2004年から見続けている、とても思い入れの深い作品です。「新生」と銘打っているだけあり、キャストはほぼ一新されました。山口さんや石丸さんのトートが見られなくなるのはさびしかったですが、そろそろ代替わりかなとも思っていたのでむしろ楽しみでした。

結論から言うと、大大大成功だと思います!パンフに書いてありましたが、まさに「転生」と言った趣です。まず客席に入るとセットに驚かされました。本当に素敵で、かつ象徴的でした。作品のキーであるハプスブルクの双頭の鷲がとても効果的にあしらわれていて、それでいてゴシックな雰囲気は損なわれていませんでした。むしろ増したでしょうか?間近でも見てみたのですが、細かい装飾に髑髏が使われていたりして、大変凝っていました。

棺桶も以前は木棺ぽかったのですが、かなり重厚で巨大な石棺に変わりました。ある意味リアルになったんですよね。棺桶が常に舞台上にある象徴的な演出は変わりませんが、棺桶が大型化したことで高所での演技が多くなり、とても観やすくなりました。これは非常にありがたかったです。帝劇はわりと人の頭が被ることも多いのですが、あの高さだとあまり気になりません。

音楽もアレンジが少し変わったものもありました。もちろん、こちらも違和感ゼロでした。演出的には出はけは当然かなり変わりましたし、キャラの個々の動き、特にトート閣下はずいぶん変わったと思いました。ですがそれらが躍動感やいいリズム感で進行するので、まったく飽きませんでした。

休憩込みで3時間10分の長丁場ですが、あっという間でした。悪い意味ではなく、今までの演出や見せ方ってやっぱり「旧」というイメージになるんだなと思いました。変な言い方ですが、今のこの時代や時勢にフィットした現代性や若さを感じる「転生」エリザでした。

もちろん、キャストがかなり若返ったことにも一因はあると思います。やはりその年齢にしか出せない熱量や勢いってあると思うのですが、それがとてもいい方向に転生エリザに作用したなって思いました。

私が観たステージは芳雄くん(トート)、花總さん(エリザ)、松也(ルキ)、雄大(ルド)、佐藤さん(フランツ)、つきとくん(幼ルド)、香寿さん(ゾフィー)というメンツ。お目当ては芳雄くんと雄大でしたが、どのキャストさんも本当に素敵で魅力的でした。見応えありましたねぇ・・・・・・!

大変だろうぁと思ったのはルキーニです。高嶋おにいちゃんが12年間、怪我をしている間もシングルで演じていた役です。強烈かつ圧倒的な狂気を12年間客席に暴風のように吹き付けたおにいちゃんの後で、あのお若い2人(もう御一方のルキーニは山崎いっくん)が引き継ぐのはとてもプレッシャーだったと思います。しかも出ずっぱりの役ですから体力的にも精神的にもヘビーだと思います。ですが、それを感じさせない好演でした。

いっくんは来週末観るのですが、松也くんに関しては「ああ、なんかこういう、やばい若い子っているよね!今にも人を殺しそうな目をしてる子っているよね!((((( ;゚Д゚)))))」という雰囲気がぷんぷん漂ってきました!うわ、近寄りたくないー!というあれです(笑)高嶋おにいちゃんはあれだけイッちゃってても、なんか内に秘めたドロドロやイライラやグツグツのほうがまだ大きいような雰囲気だったのですが、松也くんはストレートに刺さってくる感じです。高嶋ルキの目には吸い込まれそうになるけど、松也ルキの目には射殺される・・・・・・そんな印象でした。

松也くんがそもそも歌舞伎俳優であるということもいい風に作用したかと思います。やっぱり異物感、異質感が漂うんです。発声にせよ所作にせよ、ふとした瞬間に現代劇とは違う何かが出てくる。それがルキーニとしての在り方にとてもよくマッチしていました。

ルキーニの出番の中では、キッチュの演出変更が面白かったです!照明を上手く使ってるのと、なによりお土産!あのお土産私もほしいです!(笑)以前は絶対くれなかったお土産、今回の演出は運がいいと(かなり前方だと)頂けるんですよー!ポスカですけど!すっごいうらやましかったです(笑)

そしてまったく存じ上げなかったのですが衝撃を受けたのがフランツ役の佐藤さん!すっごい声!そして歌!!どこに隠してたんですか、こんな人!?というほど打たれました。経歴を拝見するとやはり隠し玉(?)らしく、なるほど初見の方たくさんいらっしゃりそうだわ!と思いました。

禅さんやそうまさんのフランツに思い入れがあったり離れがたい方でも、彼の声と歌と演技を観たら納得できると思います!それくらい説得力のあるキャストさんなので、私はこれからどんどん推して行こうと思っています!佐藤隆紀さんです!これからもいろんな作品で出会いたいなぁ~~。佐藤隆紀さんですよ!(しつこい)

そして、ゆんルド。相変わらず美しかったやばかった(笑) それでも前回よりかなり成長したなぁと感じました。エモーショナルかつ繊細なところは変わらず、技量は上げてくる。テニミュの頃から追っかけていますが、感慨深いです。卒業からもう5年も経ったのかという思いと、まだ5年か!という両方の思いが交錯しました。

そして、実は同じくテニミュ出身で、革命家エルマー一味(笑)のステファンにヒロがいるんですよ!ヒロ!出てきた瞬間、スタイルが良すぎてすぐにわかりました!結婚式のシーンなんですけど、盛装が似合いすぎる上にスタイル良すぎの頭身高すぎですぐわかるんですよー!それはもう笑えるくらいの目立ち方なので、なんだか妙に面白くなってしまいました!

しかもブロマイド売ってくれって思うくらいパンフの写真も実物もかっこよくてな・・・・・・。当然舞台上でもいい仕事してますし、身体の切れが半端ないです。でも少し気負いが見られるかな、という気もしました。なにより、これからステップアップしてどんどん大きな役にチャレンジしてほしいですねー!

そしてそして!いちばんのお目当ては芳雄くんです!ルドルフを演じた芳雄くんがトートで帰ってくるというだけでコーフンで身悶えしましたよ・・・・・・!ルドルフやモーツァルト!のヴォルフガングの繊細なイメージの方が強いので、果たしてどうなるかと思っていたら、もう、失禁ものでした・・・・・・!(お下品失敬)

ご本人が意識していらっしゃるかはわからないのですが、山口さんと内野さんのトートと長い間舞台に立っていたことがすごくプラスに働いているように感じました。偉そうな書き方になってすみません、ですが初演メンバーであるお二方の息吹が受け継がれているように感じたのです。朗々と神がかった山口さんと、エモーショナルで人間っぽい内野さん。そのいいとこどりのように見えて仕方ありませんでした。

私の贔屓目もあるかもしれません。ですが、芳雄くんのトートが本当に素晴らしくて、10年以上積もり積もった思い出がブワーーーッと押し寄せてきて泣きそうになりました!あれ、実際感涙に咽ぶお客様いらっしゃるんじゃないかしら!?

特に、SRT(スーパールドルフタイム)でかつて演じていたルドルフと絡むところは鳥肌ものでした・・・・・・。ルドルフをわかってるトートが演じるってこういうことなのかと。翻弄され惑わされ堕とされる側から、手玉に取る側に回ったわけですが、そのコントロール力というか支配力がとても説得力がありました。

トートがらみで言うと、「死神のキス」の捉え方も演出として少し変わりました。ルドルフもエリザベートも自分の意思でトート=死を選ぶという、「自主性」が目に見えるようになりました。私はこちらの方がエリザベートのキャラクターやトートの関係もよくわかるし、作品としての芯もまっすぐ太く通るように思えてとても好印象でした。

だらだら書いてしまいましたが、転生エリザに死角なしです!今回しろたんとらんはなちゃんだけ見られないんですけど、ちょっと無理をしてでもチケット増やそうかなと思っているところです。最初にも言いましたが、とにかく思い入れのある作品なので後悔はしたくないのです!

そんなわけで、キャスト変わっちゃったしなーという昔からのファンの方にも、興味はあるんだけどなかなかなーというビギナーの方にも、自信を持ってお勧めできる作品です!

あ、ただひとつだけ注意点が。

パンフが以前よりお高くなっています(笑)

本当にそれだけですので、皆さんも帝劇でトート閣下と握手!
ではでは、あでゅ!





お久し振りになります。私も本日は久しぶりに舞台を観に行きました。かなりシビアな作品なので、おっかなびっくりの参戦でした。


さっそくキャストさんの話からいくと、おごさんの金木、鈴木勝吾くんの錦先輩、真戸さん、リゼ、芳村さんがよかったです。特に芳村さんと真戸さんのオヤジコンビが素晴らしい。芳村さんは語ってるだけで泣けてくるレベルの優しさと包容力を感じました。


勝吾くんas錦先輩は2幕のみの短い登場ですが、強烈な印象です。怪気炎を残す、というのがピッタリなキレっぷりでした。錦先輩と同じくらい真戸さんもイメージ通りの不気味さで大満足です。


お気に入りの友一as四方さんは正直何かを語れるほど出番がなかったです。残念。それはトーカちゃんも同じかな。ただ、トーカちゃんはアニメとは印象が変わるかもしれないです。私はそもそも彼女のことは嫌いではなかったのですが、舞台で生身の女の子がトーカとして動いて喋っているのを見たら、ちょっと印象が悪くなってしまいました。恐らく序盤の、金木があんていくに転がり込むところまでしかやってないのも一因かと思われます。



秋人asヒデはコメディリリーフとしても大活躍していて、前説にも出てきたりして頼もしい限りでした。サドル盗まれた!と言いながら空気椅子のまま自転車漕いだり、大学のシーンでも椅子がなくて空気椅子状態なのはペダルネタ??教えて、偉い人。


ヒデは軽く生きているようでよく周りを見ている、そして理解している子ですが、そこらへんの空気感も醸し出していてよかったです。


何よりおごさんas金木がすごい頑張っていました。序盤は金木の最初の試練が続くので、体力的にも精神的にも相当辛いはずです。壊れないか心配になるレベルですが、きっと彼なら大丈夫。少年でもなければ大人でもない、人間でもなければグールでもない、そんな過渡期の青年としてハマり役かと思います。


最大の難点はヤモリ。正直、演技があまり上手でなくてああなっているのか、わざとああいうふうにして違和感を出しているのか、わからなかったです。前者ならどうにかしてもらいたいし、後者なら嫌悪感という意味では大成功していると思います。いずれにせよ、元からヤモリは大嫌いなキャラなのでなかなか冷静に見られていないかもしれません。


演出に関しては、予想通りプロジェクションマッピングを多用していました。真戸さんと亜門だけは実体武器も持っていましたが、演出的にプロジェクターとの融合で見せていました。


プロジェクションマッピングには特別思い入れはないのですが、少し頼りすぎかな?という気はします。なくてもできるところもあるよね、とは思います。演劇は全てをリアルに見せる必要はないわけですから。その一方で、使うならとことん使って融合させたほうがバランスいいかなとも思います。アクションの時だけとってつけたように映像処理を使われても、逆にショボくなるかな?とも思いました。ここらへんは好みの問題でしょうか。なにより映像はわかりやすいですからね。


個人的には、生々しい演出をどこまでやるのかという点のほうが気になりました。この作品は人体切断やら流血やらは日常茶飯事です。舞台でも千切れた手足や生首が飛び交い、映像では血飛沫が飛び散りました。


さらに、臓器移植後の金木の、何を食べても不味くて吐いてしまうというエピソードを本物の食べ物を使って演じていました。食べてはコンビニの袋に吐く、という演出です。たい焼き食べた後の錦先輩もリアルに吐いてたのかな……遠くてわからなかったんですけど、多分なんらかの液体は出てました。


目を背けられない、避けて通れない場面だというのはわかります。ただ、そこまでする必要あるだろうかと感じました。少なくとも私は見たいと思えるものではありませんでした。そこから生まれる嫌悪感や一種の悲壮さも効果のうちなのでしょうが、もう少し上手いやり方もあるんじゃないかと感じました。これも個人の生理的な部分に関わることなので、難しいところではないでしょうか。


全体として1時間30分ちょい(休憩抜かす)、話としては金木があんていくで働き始めるまでなのでかなり短いです。手放しで面白い、楽しい、とは正直言えません。悪いわけではないのですが、もう一歩なにか押しが欲しいところです。


まだ始まって2公演目なので手探りのところもあるかもしれません。おごさんのハイパーな頑張りで金木の苦悩は痛いほどよく伝わりますし、真戸さんや亜門、ヤモリから感じる引っかかりのようなものも描出されていると思います。つまり、情感の部分は足りているんですよね。


それでも物足りなさを感じるのは、もしかしたらリアルすぎるのかもしれません。映像を使うと心象風景から情景から、細かくリアルに見せることができる。それはいいのですが、反面、想像力をかき立てられたり舞台独特の「空気を作る作業」のようなもの(上手く説明できなくてすみません)が感じられなくなるのかもしれません。


舞台の限られた空間と道具の中、役者の演技と観客の想像力により、劇場には実際には目に見えない場所やモノや人や天気や絆が構築されていきます。それが舞台ならではの分厚い空気や熱、そして圧を作り出すのでは、と思います。もしかしたら、そういう場の厚みに対しての物足りなさがあったのかもしれません。


すごく抽象的な話で終わってしまって心苦しいのですが、続編があるのが容易に予想される内容でした。実際に続編があったとして、観に行くかどうかは微妙なところです。ただ、おごさんが非常に頑張っているということ、そして彼の演技は確実に私が求めている分厚い空気を生み出しているということ、そして白髪金木がヤバいレベルでハマっていたことを考えると、おそらく行くことになるのかなぁと予想しています。


なんにせよ、精神的にかなり来る役であり演出だと思うので、最後まで気を確かに(笑)怪我なく乗り切ってもらえればと思います。


それは他のキャストさんも同じです。アクションもかなりありますし、皆さん大千秋楽までどうぞお健やかに!