感想が遅くなっている・・・。このままでは記憶が危ないあせあせ(飛び散る汗)
今細かいのまで入れると3つ4つ本番が重なっていてそのリハに追われる毎日走る人 
幸せな事です。。

さて「Ghost」です。

LondonはPlaybillが無いので役者の名前とかはパンフを買わなきゃならなかったので分かりません。。マニアの方は調べて下さいあせあせ
おそらくオリジナルキャストです。

内容は映画の「ゴースト」と同じ。恋人の男性の方が死んじゃうパターンね。
ま~とにかく時代の流れですか?
あの映像を使いまくるパターン。。あれは効果で使うのはありだけど、ライブみたいに前面に押し出されても・・・ミュージカル観に来たんですけどって感じでした。
ダンサーのレベルが低い事は前にも言ったけどアンサンブルの動き(ダンスではない)も映像でごまかされるパターン。いなくても成り立つのでは?というくらい。舞台全面が映像になったりするからチカチカするは視点がバラけるは・・。

そして最近POPな曲が多いよね。私は基本POP界の人がMuの曲を手掛けるのがあまり好きではない
何が違う。って言葉では説明難しいけど、内容よりも自分のやりたい曲って言うのを押しつけてくるからなんじゃないかと思う。
歌う側も多分演出の時点でPOPな歌い方を求められるせいか、ライブに来た感じで気持ちよさそうに歌う・・。
新しい家にきて感動する感じ、恋人を失って悲しい気持ち、等などがもう一つ足りない気がしたわ。ま、主役の女性は普通って感じで感想も薄い。

そして主役の男性。。
初めはまあ、どんなんかな~って感じだったんだけど自分が死んで、パニックになるときに
「What....! ハアハアハア・・ What's Going on! ハアハアハア・・ Molly(だったかな?) ハアハアハア I'm Here!! ハアハアハア・・・」
ってお前は変質者か!って感じで、もうすぐに思ったのがSoap opera!(日本で言う昼メロ) 見た目も一般的なかっこいいってやつで演技が臭いダッシュ(走り出す様)
後にステイ先の娘さんに言ったら調べてくれてSO出身だってことが判明(だが有名ではない)
更に自分が怒りや戸惑いを歌う時、何故か犬歯むき出しで真正面仁王立ちで歌う。それだけでも見るに堪えないのに、その横顔をカメラで抑えたカットを壁全体を覆った映像スクリーンに縦割りで10枚でかでかと映し出す・・・え!!なんでげっそりexclamation ×2 変だよ! カッコつけまくるくせにジョークやコミカルなシーンでは笑う所だよって言う感じで砕ける。人格の流れが分かりませんよ、あなた。

そして映画でウーピーがやっているサイキック。
音楽は他と比べると一番ミュージカルっぽくてパワフルでよかった。
けどexclamation ×2
役者がいまいち~~がまん顔衝撃
悪くないのよ!でもでも・・・お客さんも笑って拍手も一倍多いけどもっといるよ~凄い人~ぷっくっくな顔
ジョークや間の取り方は面白いけど歌がさー。。きっとNYだったら様変わりしてもうこの人出てきたら他が面白くなくてもいいや~って思えると思う。
衣裳も派手なんだけど何故か着せられた感が出てるのはその人に合わせて無いせいかな~?大阪のおばちゃんの違和感ありバーション(大阪のおばちゃんが違和感ないかどうかは分からないけどあせあせ(飛び散る汗)
NINE映画のシネマイタリアノ的なシーンもあるけど盛り上がりに欠ける~もうやだ~(悲しい顔)アンサンブルの動かなさ(振付のせいかも)映像の邪魔くささ、とにかくもったいないシーンに思えた。
サイキックの助手みたいな受付みたいな2人の女の人もいるんだけど弱いしあれもいじり次第では美味しい役になるのに、なんか、いるだけ・・。反応とかが学生の反応みたいで~。難しいけど、もったいないよね~



・・って、けなしてばかりじゃ良くない。。
勉強になったのは(笑)さっきから言っている映像技術。
男が死んだあとドアをすり抜けるところや触りたいのにモノが触れない、という演出効果に絶大な力を発揮していた。
一番期待通りで感動したのは最後、
間接的に人(過去友人)を殺しておいて何故か主役の男が天国に行くという理不尽な展開の場面でふらふら 恋人のモリー??(名前が違うかも)や観客の前から彼の姿が消えて行くシーン。目をどんなに凝らしても消えて行くのだ!!
そして彼が天に歩いてのぼっていく所で途中から光り輝いて映像に自然にバトンタッチ、その不思議な光景が凄かった。

む~ん時代は進む。
上の2点や電車が走り抜けるシーンで映像を使うのはアイデアで舞台芸術になったけど町の雑踏や病院の抽象的描写、オフィスなどはもっと生身の人間でも感じたかったな。。

この先あの作品ってどうなるのかな?
ちょっと辛口すぎたかもしれない・・・・すでに反省。でも訂正しないあせあせ