帰ってきたすなふきんのブログ

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すごいですね。ジブリって。


はじめは何となく見ていたんです。先日百田尚樹の「永遠の0」を読み終えたばかりだったので、戦闘機開発の話が進むうちに、こういった話なら、すでに永遠の0で興味深く読んだところだったし、とても感銘を受けた作品だったので、


今見ている映画が少し 貧相に見えるなあ、などと心中、少しあくびをこらえながら開始から2~30分を何となく見ていたのですが、


次第に引き込まれ、淡々として、口数の多くない主人公の、上品さや、賢さなどに魅かれてゆきました。


至高のサナトリウム文学と謳われる堀辰夫の世界が途中から見事に描かれ、ゼロ戦の完成と、ヒロインが自ら身を隠すクライマックスは、涙がとまらなくなっていました。


子供向けの内容ではないと思いましたが、夏休みということもあり、小学生も結構来ていました。


しかしキスシーンも多く、やはり子供を連れて行った方は戸惑われたのではないかと思います。


カップルで見るのが一番順当かな、と思いました。


昔の映画解説者の口癖「いやあ、映画って本当にいいですね」


と思わずつぶやく一本でした。