ちょこっとだけ私のインタビュー載ってます。
上の小見出しがエロくて
若干買うのが恥ずかしかった
(インタビュー答えるともらえるんだけど、早く読みたかった(笑))
「死ぬのが怖いあなたへの10章」
さらっとしか読んでないけど、どれが正しいとかいいとかって話ではなく、まぁ生き様が様々なように、死に様も様々って話。
誤植、おしい!
私は「中治り現象」の実例をお話させていただきました。
辞書では「中直り」と書かれているのですが、死ぬ前には少し元気を取り戻したようにみえる時期があるんですね。
少し治ったように見えることから「中治り現象」と呼ばれたり、大切な人とのかけがえのない時間を過ごすということで「仲良しタイム」「仲直りの時間」と臨床ではいわれることがあります。
でも、治ったわけでも、元気になったわけでもなく、そう見えるだけなので、わずかな時間しかありません。
これがそうとそのときわかるものでもなく、振り返ってあれがそうだったよねと思うことが多いです。
誰にでも起きるというものでもありませんが、「治ったんだ!元気になったんだ!」とぬか喜びしないためにも、そういうこともあるんだと心に留めておいていただけるといいなと思っています。
雑誌には、最期まで耳は聞こえているかの話も載っています。
私は、声は届いていると思います。
もう息が続かなくなりそうと言うとき、家族が向かっていたら、患者さんに「あと〇〇分で家族が来るから、もう少しだけがんばって」と声をかけるようにしています。
すると本当に家族がくるまで、頑張ってくれたりします。
心臓が止まっていたって、全ての細胞がすぐに死滅するわけではありません。
心臓が止まっても4〜5分してから脳細胞が死滅し始めるらしい(これはよくわからないけど)
もうお別れだと思うまで、声は届いています。
伝えたいことは、最期まで届いています。
なにより、自分が聞いています。
その言葉は、ひとつの締め括りとして、言った人にとっても言われた人にとってもとても大切な言葉となるでしょう。
コロナで、現在病院では面会制限が出されています。
次に会う時は、死の間際、あるいは息を引き取ったあとかもしれません。
またコロナにかかっていたら、もう2度と会うことはないかもしれません。
たとえどんな理不尽な最期であったとしても、伝えたい言葉を伝えていただけたらと思います。
人生は、最期がすべてではありません。
それまで築いてきた関係性の方がずっと大事です。
ですから、いまから大切な人とのかげかえのない毎日を大切にしていただきたいです。
そして、最期までしゃべれる人はまれですから、いまのうちに伝えたい言葉をぜひ大切な人に伝えていただきたいと思います。
最期まで大切な人ととの穏やかな日々を過ごせることを願っています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しばらく講演が延期になってしまったので、家にあるサイン本を販売いたします。
欲しい方は、こちらからご注文お願いします
後閑愛実著
『後悔しない死の迎え方』
サイン本
https://megumitori.thebase.in/items/28662507
(サインがいらない方は、お近くの書店かネット販売で)
1000人の看取りに接した看護師が教える 後悔しない死の迎え方 1,404円 Amazon |
<おすすめ>
私が原作「まんがでわかるはじめての看取りケア」で監修をしてくださった緩和ケア医の平方眞先生の新刊
人生会議の事例集みたいな読み物になっています。
人生のしまい方 残された時間を、どう過ごすか 1,540円 Amazon |
イラストでお世話になっているマルチクリエーターゆきちゃん
ゆきちゃんはYouTuberでもあるので、こちらもぜひチャンネル登録してくださると嬉しいです。
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─
後閑愛実(ごかん めぐみ)
▼ホームページ :http://www.megumitori.com/
▼ブログ : http://ameblo.jp/theadventan<wbr>gel
▼ツイッター : https://twitter.com/MeguGOKA
─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━