病人扱いをしない | 看取り看護師めぐ〜死ぬとは最期まで生きること

看取り看護師めぐ〜死ぬとは最期まで生きること

どうか大切な人の最期を穏やかに看取れますように
どうかあなたが最期まで、笑って楽しく生きられますように
最期まで笑って楽しく過ごせる生き方をサポートしたいと奮闘中。


病院に入院すると、みんなが入院した人を「病人」として見るようになってしまいます。


家ではお母さんやお父さん
職場では社長や主任
学校で給食係や連絡係

人はたくさんの役割をもっています。


それが病院ではなくなって、みんなが「病人」扱いしてしまうのです。


役割は生きがいにもつながります。

役割を病院で新たに見つけるよりも、すでに持っていた役割を病院にいても家族は持たせてあげてほしいと思います。


あなたの大切な人はあなたにとって、どんな役割がありましたか?

たとえば
お母さんなら、なんでもかんでもやってあげるのでなくて、昔のように甘えてあげてください。

たくさん相談してもいい
料理の作り方を聞いてもいい

おかあさんはあなたにとってどんなおかあさんだったのでしょうか?

死んでもつながりは消えません。

最期の時もお母さんでいさせてあげてほしいと思います。