BLS(心肺蘇生法)コースの更新してきました | 看取り看護師めぐ〜死ぬとは最期まで生きること

看取り看護師めぐ〜死ぬとは最期まで生きること

どうか大切な人の最期を穏やかに看取れますように
どうかあなたが最期まで、笑って楽しく生きられますように
最期まで笑って楽しく過ごせる生き方をサポートしたいと奮闘中。

昨日はBLS(心肺蘇生法)コースの更新をしてきました。

このコースはAHA(アメリカ心臓協会)のガイドラインを元に行われるものです。
AHAは、突然の心停止後の社会復帰率を上げるために研究を常にしていて、5年おきにガイドラインを改正していきます。
次の改正は今年の10月に発表されます。


私は穏やかな看取りを願っていて、防ぎ得る突然の心停止は避けたいと思っています。
延命と救命は違います。


医療は日々進歩していて、しかも技術はやらないと衰えます。
そのためAHAは2年おきの更新制度があり、医療者の技術の向上と突然の心停止後の社会復帰率の引き上げを行っています。


正直、現場には技術も知識もあやしい医療者はゴロゴロいます。
私もわからないことばかりです。
だから興味のあることはどんどん学んでいこうと思っています。
学べば学ぶほど、現場でのギャップにショックをうけることもありますが・・・


どこなら安心?と思ったら、その病院がJCI認定病院か調べてみてください。
JCI認定をされている病院は、グローバル医療の基準と見なされています。
JCI認定を受けるには、全職員がBLSを受け、各病棟に2人以上ACLS(二次救急)という上級者コースを受けているものがいることが前提になります。
少なくとも救急救命という面では安心というか、ここで社会復帰できないなら他の病院でも無理だったと思えます。


医療者は、常に学ぶ姿勢を忘れないでほしい。
そう願っています。