初めての子である長女を産んだのは、2008年の事。


難産で貧血になり、体調は最悪。
あまり良い育児生活のスタートでは無かったものの、母乳だけはすんなり出始めました。

出産直後はなんともなかった胸が、産後3日目にパンパンのガチガチになり
突如青筋の浮き立ったメロンのような様相を呈したのであります。


そこからの私は、まるで乳牛。


授乳をしているママさんはわかると思いますが、
赤ちゃんが吸い始めるとしばらくして「催乳感覚」という
胸がギュウゥゥ~~と締め付けられるような感覚があります。

そうなると、冗談ではなく乳房がガチーン!と筋肉のように盛り上がり
母乳が吹き出して、その勢いに娘はむせて口を離す→母乳がシャワーのように宙を舞う
という状況が産後一週間目には起きました。


娘がちゃんと母乳が飲めるようタオルを常備し、あらかじめ乳首に刺激を与えて余分な母乳をタオルに出してから娘の口に含ませる方法が、マイ授乳スタイルとなりました。


それでも新生児のうちは頻回授乳で一回の飲む量もそんなに多くない為、行き場を失った母乳がどんどん乳腺に溜まり続け、私の胸は異様な姿に…



四角いおっぱいって見た事ありますか?



ストッキングの中に発泡スチロールのブロックをぎゅうぎゅうに詰め込んだように胸がゴワゴワ。

痛くて寝る事もできないので、シリンダー型(注射器のような)の搾乳機で搾乳したところ、一回の搾乳で片側200cc出ました。



その頃は母乳育児に関する知識がほとんど無く
胸がゴワゴワになるのが嫌で、溜まれば搾乳し、搾乳しては捨て、の繰り返し。

母乳パッドも2時間も経てばビショビショになるので常に入れっぱなし。

夜中は授乳の回数が少し減るので、横になって寝ていると
溜まった母乳の重さで勝手に漏れ出し、布団のシーツまで濡れるという事がしょっちゅう起こっていました。


産後の手伝いに来てくれていた実母が、その状況を見ながら
「まぁ、あなたを産んだ時と同じ~」と目を細めて眺めていました。



そうか、遺伝か…
まぁ、よく出るのは有り難い事だな。




と、その時は思っていたけれど
出産で出血の多かった私にとって、血液から作られる母乳がどんどん出続ける事は、身体にとって相当な負担でした。

食べても食べても体重は減り続け、妊娠中55キロまで増えた体重がピークには39キロにまで減ったのでした。(私の身長は162センチです)

その時は立っているだけで常に吐き気がするほど、フラフラに…

当時、母乳の量をコントロールする術を知っていたら、まだマシだったのではないかと今になって思っています。





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