昨夜上の子供が帰宅したのは23時20分ぐらいだった。高校生でも補導される時間帯である。23時過ぎに帰宅したのは初めてではないが、昨夜は子供の帰宅後に敢えて何も言わなかった。ダメ親のダメ妻が子供に対して何か言うか様子をみていたのである。
まあ、子供を徹底的に甘やかすダメ妻は、子供に対して1度も小言を言ったことがないので、昨夜も当然だが子供に苦言も言わなかった。それから俺は子供に注意をした。俺は補導される時間に帰宅したら普通の親は注意をするものだと言った。
俺は敢えて「普通の親は」と何度も強調して言った。もちろん、ダメ妻に向けてのもろイヤミで、ダメ妻が普通ではないということを強調したのだ。ついでに俺は「何も怒らない親も変わってるわっ」と吐き捨ててやった。
上の子供は毎日パジャマをソファに脱ぎっ放しにするので、俺は必ずダメ妻のイスに子供のパジャマを掛けている。普通の人間なら毎日自分のパジャマではないのに、イスに掛けられれば子供に畳んで決まった場所に置くように言うだろう。しかし、ダメ妻が子供に注意をしないのである。
昨日、ダメ妻は子供のパジャマを畳まずにぐちゃぐちゃのままで、所定の場所にパジャマを置いた。俺は「パジャマ畳んでねーのか、だらしねーっ」と吐き捨ててやった。それに対し極めてバカ過ぎるダメ妻は、例のお得意のブツブツひとり言を言っていたので、俺は思いっきり鼻でフンと笑ってやったのである。