第九十七話 | X1号の人生再出発

X1号の人生再出発

バツイチという表現は好きではないので「エックス・ワン →X1」と言おうかなと思います。
離婚後の日常を綴っていこうかなと思います。

今朝、上の子供が目覚めてから、しばらく布団に入っていたのですが、
突然「お父さん、いつも一生懸命やってくれてありがとうね。」と
言い出しました。俺が何が?と尋ねると、掃除と答えました。

また、さっき俺が掃除していたら、下の子供は「お母さん、そんなところ
掃除しないよね。」と言い、上の子供はダメ妻に「お父さんにご苦労様と
言いなよ。」と言っていました。

いずれも俺が子供に言い含めたわけではありません。子供たちは
ごく自然に言ったのです。やはり俺の姿はしっかりと子供たちに
伝わっているのだと嬉しく思いました。また、逆に子供がそんなこと言う
こと自体、いかにダメ妻が、どうしようもないダメ妻であるかを象徴していると
思います。

今日はこれからダメ妻の家族がやってきます。また、ダメ妻の社会人経験
ゼロの姉が、得意げにやってくるのでしょう。姉妹そろって、ダメダメですから。