こんばんは。本日はPCネタとして、EmacsとTeXに関する記事を書きます。
Ubuntu(Xubuntuデスクトップ)上でTeXを作るにはどうすればいいのかについて、まとめます。
1.環境構築
以下の環境が必要です。
1.1 Emacs
エディター これで書いていきます。(他、標準搭載のgeditやvimでも可能です。好みは問いません)
$ sudo apt-get install emacs
1.2 TeX Live
TeXをコンパイルするなどに使用する環境です。
$ sudo apt-get install texlive
※詳細と最新版に関しては以下サイトを参考にしてください。なお、日本語に対応させるためにpLaTeXの導入は必須です。
TeX Live 2013
1.3. mupdf
PDF化したファイルを開くために必要なビュアー。日本語等に対応しています。(他、Firefox等のブラウザなどでも日本語表示可能です) とても軽いのでお勧めです。
$ sudo apt-get intsall mupdf
2. texファイル作成とコンパイル
環境が整ったところで、実際にファイル作成とコンパイルを実行します。
2.1 Emacs起動、ファイル書き込み
$ emacs [作りたいファイル名(※以下、"ファイル名")].tex
にてemacsが起動。\文や{}囲いがあると別色で表示してくれるのでとても見やすいです。(Emacs推しの一つの理由)
なお、拡張子忘れると意味ない(というかその後なにもできない)ので注意が必要です。標準のままだと問題ないはずですが、文字コードは UTF-8 にしましょう。
2.2 pLaTeXでコンパイル
ここで.auxファイルなどのファイルや.dviなどのドキュメントを作成します。
$ platex [ファイル名].tex
上画像のようになります。ここで、.tex文章内にエラーが発生した場合はそれを読み対処してください。英語読めなくてもエラーメッセージで検索すればだいたいの場合解決します。くれぐれもこちらのブログコメントで質問等なさらないでください(私はTeXの専門家ではありません)
2.3 DVIファイルを開く
コンパイルが成功したらDVIファイルを開いて確認します。(ここで、ミス等を見つけて修正するのが一貫の作業となるでしょう) Wordなどでいう「印刷プレビュー」みたいなものだと思えば良いです。
$ xdvi [ファイル名].dvi
確認が終わったら Alt + F4 ボタンあたりで終了してください。(コマンド入力後に & をつけるとタスク継続のまま次の作業にうつることができます。)
2.4 PDFファイルを作成する
DVIファイルが完成したところで、PDFファイルを作成します。
$ dvipdfmx [ファイル名].dvi
2.5 PDFファイルを開く
Ubuntu標準搭載のドキュメントビュアーだとどうも日本語関連で文字化けがありましたのでmupdfの利用をすすめます。
$ mupdf [ファイル名].pdf
//
これで一連の作業は完了です。私自身もUbuntuでのTeXに関しては経験日数が少ないので間違えている箇所等あるかもしれません。何かありましたらコメント欄でどうぞ。
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