成長 | 乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

 癌の治療,治癒として、私たち夫婦、家族が行っていること
 闘病生活の中で感じた医療や健康に関する疑問や不安
 癌の闘病生活とはどんなものなのか
 夫からの視点でお話していきます。
 何かお役になれば幸いです。

今週で小学校3学期は終わりです。早いもので、娘は2年生に進学します。


この一年で、娘は大きく成長しました。子供の成長にはビックリしてます。


一人で
道を歩けるようになった!
お風呂に入って髪も洗えるようになった!
自転車に乗れるようになった!
髪を結えるようになった!
漢字、計算が!
 などなど。


それに、良い意味、悪い意味両方ありますが、周りを気にするようになりました。


周りに気を使ったり、『恥ずかしい』という気持ちも持ち始めたり。『恥ずかしがらずに、ドンドン行け〜!』と言いたいところですが。


そして、『ママの死』というものを分かってきています。


1年前、ママの葬儀の時は何が何だか分からなかったと思います。単にママは寝ているだけとしか思わなかったのでは、と見ていて感じていました。

それが、色々な言動から『死』というものを分かってきたなぁと感じてます。


家を出るときは、『ママ、行ってきます〜!』と言って、必ず出かけます。


葬儀場の横を通ると、『あっ、ママの場所だ』と言います。


何が何だか分からなかったはずなのに覚えているんですね。


また、『温泉行きたいけど、パパは男湯じゃん、私は女湯じゃん。一人じゃ不安だなぁ〜。ママがいれば良かったんだけどなぁ』と言ったり。


ママの死を理解すればするほど、余計に悩むこと、苦しむことが出てくるかもしれません。


でも、この事実は変えられないので、一つ一つ受け入れていくしかないです。自分もですが。


2年生になれば、お姉さんです。また一歩、一緒に成長して生きたいと思います!