緩和ケア(ホスピス)での生活 | 乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

 癌の治療,治癒として、私たち夫婦、家族が行っていること
 闘病生活の中で感じた医療や健康に関する疑問や不安
 癌の闘病生活とはどんなものなのか
 夫からの視点でお話していきます。
 何かお役になれば幸いです。

【2016.01.08の状況】
こんにちは。


ホスピス2日目、驚くほど元気になってきました。


よく食べるし、おしゃべりするようになりました。


昨晩テレビでルパン最新作を見て、『面白かったよ。でも、カリオストロの城のほうが面白いね。あれは傑作だよ。』との感想でした。(自分は隣で寝てしまいました。。。)


このように書くと日常生活を普通にしているように思えるかもしれません。


でも、食事は自分が口まで運んで食べている状態ですし、ベットから立ち上がる時も、歩く時も自分が補助してます。一人では無理な状態です。


一人で自由に動け回れないため、物も取れないです。リップクリームやスマホ、リモコンや飲み物などを取ってあげるのも自分の役目になってます。


このような介護が必要なため、私は来週いっぱい、仕事をお休みする事にしました。上司には妻の状況を全て伝えてます。理解して頂き、本当に助かってます。感謝してます。(介護だけでなく、側に寄り添っていたいと言うのが本音ですが)


妻の状態に戻りますが、胸水のため肺活量がかなり落ちてます。酸素不足のため、常時鼻から酸素を入れており、これがないと息苦しいみたいです。今のところ、これをしていれば血中酸素濃度は問題ないです。


こんな状態ですが、今のところ痛みやめまい、吐き気が無く過ごせているのが何よりです。


妻は『私はまだまだ死ぬ気はないから!』と言ってくれてるのが心強いです。


そして、『来週の娘の日本舞踊発表会をどうするか?車椅子で行ったら周りの人に状態バレちゃうよね~?  2月の連休、またディズニー行こうよ?』と楽しみを持ってくれているのも嬉しいですね。


少しでも楽しくいきたいと思います!



最後までお読み頂き、ありがとうございました。