えっ? うそでしょ。 | 乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

乳癌と戦う妻。夫にできること、そして闘病の現実。

 癌の治療,治癒として、私たち夫婦、家族が行っていること
 闘病生活の中で感じた医療や健康に関する疑問や不安
 癌の闘病生活とはどんなものなのか
 夫からの視点でお話していきます。
 何かお役になれば幸いです。

【2015.12.22の状況】

こんにちは。

脳の手術が必要とのことで、精密検査、体力検査などをしました。その結果が出てくるので手術日程などを決めに病院に行って来ました。


お医者さんと話し合った結果、手術は中止となりました。


理由は、二つです。

一つ目は、肺が弱っていること。この状態で麻酔をかけたら、術後に意識が戻らない可能性がある(永遠に)。

二つ目は、肝臓への転移が進行しすぎていること。脳の手術をすると、術後のリハビリも含めて最低でも1ヶ月は入院が必要になる。それまで肝臓が持つかどうか。入院して暮らすよりはできる限り自宅で生活したほうが良いのではとのこと。


えっ? 1カ月持つかとか、自宅で暮らしたらどうかって、どういうこと?と頭がパニックになりました。


そうなんです。余命が1カ月程度みたいです。


手術の話を聞き、急きょ出張先から戻り、その道中いろいろと悪いことも考えました。ですが、ここまでは想定できませんでした。


あまりに突然で、予想もしていなかったので、頭が真っ白になりました。


この前の定期検査の時だって、そんな悪いなんて話しなかったのに。なんで? そんな急速に、悪化したの?  不安と不信も出てきました。


こういうのって、突然やってくるものなんですね。1週間経ちましたが、まだ信じられないし、上手く表現出来ませんが、心が落ち着かない状態です。


でも、現実逃避しても何もはじまりませんよね。ここからが勝負です!前向きに進んで行こうと思います!


最後までお読み頂き、ありがとうございました。