『アバター』;涼木りらんさん【Nov. Part 4】 | Down to the river......

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写真・音楽等の趣味や、日々の雑感、または個人的な備忘録……

元日の日に長年の知り合いの人と映画を観て来ました。
毎月1日は「サービス・デイ」で 1,000円で観られるんです(^^ゞ。

観た映画は話題の『アバター』です。

いやぁ~、久々に「観て損をした」と思った映画で(^^;、エントリーするつもりではなかったのですが、ネット上の観客の評価を見ると意外にも評価が高いものが多いようです。
事実この映画の最後の方では、観客の中から「嗚咽」する声も聞きました(^^;。

しかし、いやだからこそ「少数意見」としての意義もあるだろうと思い直し、「僕の」感想を書かせて頂きます。

まずはこの映画の最大の特徴「3D」について。
これは正直どうなのか僕は評価出来ません(笑)。
趣味の写真は「2D」なので、「3D」映像に目が慣れるまで時間がかかりました(^^ゞ。

しかも悪いことに見慣れていないせいか、途中から目の網膜内の視神経がズギズキ痛みだしました(笑)。
確かに「迫力ある」映像で、その場にいる臨場感があります。
この「3D」映像を体験するだけでも価値はある——とは思います。

ただ、目が慣れて来ると、最初の感動が薄れて飽きて来たのも事実です。
役者の動きも CG で合成しているので、やはり部分的に不自然な感じもありました(^^;。

でも、素直に技術の進歩に驚きましたし、「3D」の将来を期待させる映像であります。

問題はその「ストーリー(展開)」です。
観る前に読んだあらすじから、「あれっ? 昔(子供の頃)どこかで読んだ童話みたいな話だな……」と感じたのですが、本編も何のヒネリもないそのままの単純なストーリーでしたorz。

人類と異星に住む先住民族との「衝突」のストーリーなのですが、先住民の格好や武器が「弓矢」であることから、容易に——というか意図的に——「アメリカン・インディアン」を連想させます。

つまり「白人によるインディアンの迫害」の過去の歴史にそっくりなストーリーなのです。

過去の『ダンス・ウィズ・ウルブズ』や『ラスト・サムライ』と同じ物語構造なのですが、観終わった後の感動・感銘は、それらに遠く及びません(>_<)。

主人公が両者が戦争しないように努力したり、葛藤する描写が希薄で、あっという間に戦いになるという乱暴な展開には閉口しました(^^;。
要は登場人物のキャラクターの掘り下げが浅く、「薄っぺらい」のです。

結局は善(先住民)と悪(人類)の対立というステレオ・タイプの話で、最後には正義が勝つという短絡的な「勧善懲悪」ストーリーで、アクション物としては楽しめますが、現代の大人の鑑賞に堪えるものなのか……。

過去に幾度となく繰り返された「人類の過ちへの警告」がメッセージですが、この映画の制作者達はこの負の歴史をどういう「姿勢」で受け止めているのでしょう?

この映画では、その姿勢が明確に伝わって来ません。
僕の印象では、過去の歴史的事実として「傍観者」として受け止めているように感じました。

19世紀から20世紀にかけて、欧米列強の白人はアジアやアフリカの国々を次々と植民地化し、先住民達を迫害して来ました。

現在も心にその傷跡を残す人々は、この映画をどう受け止めるのでしょう?

しかも悪いことに、この映画を作ったのは「インディアンを迫害したアメリカ人」なのです。
「(迫害した当事者の)お前達だけには言われたくないっ!」と反発するのでは、と心配です。

事実僕も観ている途中で「胸くそが悪い」気分になりました。
過去に迫害された心に傷を持つ人々と、その過ちと哀しみを共有する姿勢を示すという配慮は、最低限必要だと思うのですが……。

戦いに勝利した先住民が自分たちの星から人類を追い出す、というハッピー・エンドも甚だ短絡的だと感じました。
数年後軍事力を強化して、人類が再度侵略して来ると想像するのが容易だからです。

目新しい「3D」技術にリソース(コスト)や関心を集中し過ぎたため、そちら(配慮・ストーリーの練上げ)の方が疎かになったのでしょうか?

正直これだけの莫大な費用を投じるだけの価値のあるストーリーではないと思いました(^^ゞ。
3Dでなくアニメで充分では……と(^^;。

まあ、「宮崎駿」さんならもっと深いドラマ性のある物語にするでしょうけれど……(笑)。

さらに「黒澤明」や「クリント・イーストウッド」なら、戦いが終わっても問題の根本は何も解決していない、という終わり方にするのでは……と鑑賞後に思いました。

本当の解決は、相互の理解・尊敬による「共存」であると考えるからです。

観終わった後に、どうしてもモヤモヤしたものが残ったので、帰りに焼き鳥屋で「ヤケ酒」を飲みました(;^_^A。

僕にとって、『アバター』は「ア痛ッー」な映画でした(^^ゞ。

最後が「オヤジ・ギャグ」になってしまい恐縮しております……(笑)。



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最近「涼木りらん」さんのファンの方が多くこのブログを訪問しているみたいです。
やっぱりファンは彼女のアップ(バスト・アップ)の写真を見たいのでは、と推察しています(^^ゞ。

ところが最近は広角レンズで全身を入れた写真ばかり撮っているので、彼女のアップ目の写真が殆どないのです。

とは言え、探したら11月の撮影分にアップ目の写真を見つけたのでご紹介します(^^ゞ。




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モデルさんはいつシャッターが切られたのか分かるもので、りらんさんは1枚ごとに表情を変化させてくれます。

この時は3枚続けてシャッターを切ったのですが、別の表情が次の写真です。



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見る人によっては、女性の中の「小悪魔性」を醸し出す挑発的な「セクシー・ショット」と感じるかもしれませんね(^∇^)。

僕の印象は、素の彼女はちょっとした悪戯をするのが好きな性格かもと感じており、その「悪戯好き」な部分を少し覗かせた表情だと受け止めています(^^;。
本人はそのつもりで表情を作っている訳ではないと思いますが……(^▽^;)。

また、本当に気の置けない人だけに「ちょっと愛嬌のある」悪戯をするという意味合いですから、変に勘違いしないで下さい。
しかも、彼女が悪戯するところを見た訳でもないし、僕の勝手な思い込み(推察)にすぎないのですから……(笑)。


話は変わりますが、最近は「連写モード」でバシャバシャとモデルさんを撮る人を見かけます。
「シャッター音が気持ちがいい」というモデルさんもいますが、果たしてそれで良い写真が撮れるのでしょうか?

僕なんかは雑になり、写真が荒れると感じてしまいます。

銀塩時代から写真を始めたので、僕は昔ながらの「1球(1枚)入魂」タイプなんでしょうが……(^▽^;)。

というのも、カメラの連写機能が向上して初めて撮れた「ポートレート写真」の傑作なんてものは、一度も拝見したことがないからです(笑)。

スポーツ写真等を除いて、例えば人が動いている「スナップ写真」でも同様にありません。

連写機能を使わなくとも、肉眼で「決定的瞬間」を捉えることは出来るのでは、と考えているのは僕だけでしょうか?(^^;



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これ(↑)も見る人によっては、彼女が持っているのが「さつまいも(焼芋)」に見えるかもしれませんが、これは「落ち葉」ですよっ!(笑)

りらんさんはとても表現力が豊かであり、安心してカメラを向けることが出来るモデルさんです。

おまけに「スタイル抜群」なので、どうしても全身を入れたくなります(^^ゞ。

ええ、彼女の「身体が目的」ですから(^^;、はいっ!……(爆)。