ねぇ目をあけて
いつものように笑ってよ
お願いだから
蝉が唸る
暑い暑い日差しの中
歪む視界の中で
君は眠ってた
冷たい唇は
僕の知らない君
言葉にならない光景を
思わず抱き締めた
もっとそばに居たかった
君が居なくなって想う
当たり前に感じてた時間が愛しいと
隣で無邪気に笑う
ただそれだけの事が
どんなに大切か
体温が瞳が香りが
もう触れる事さえ
出来なくて
何度も“…ゴメンね”
もっとたくさん
そばにいれたよね?
君の行きたい場所に
君との時間に
1人じゃ駄目なんだ
君がいないと…
涙がとまらない
声をあげて
どんなに叫んでも
君はもう帰って来ない
冷たくなった君のそばで
一晩中色んな話をしたね
何度も抱きしめながら
泣きながら
たくさんのゴメンねと
たくさんのありがとうを
言った
君は何も言わなかったけど
聞いててくれたのかな
2年経った今でも
見守ってくれてる?
まだ思い出すと
溢れる涙は
君の感触が残ってる証
ずっとずっと忘れないよ
いつまでも
僕の愛しい君