インターネットの普及により登場したWebの世界は


その変化を見ているとひじょーに興味深いです。


自分なりに今までの変化を俯瞰して絵を描いてみました。

(仕事の合間に描いたので雑ですが。。。)


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このWebの世界では


様々な新規ビジネスが生まれ、


様々な既存ビジネスが影響を受けました。


そしてこれからも。




Webの世界は、如何に情報を扱うかによって


お金が稼げる世界。


そしてそのツールは、


ネットのあちこちに散らばっており、


開発工数だってそんなに必要ない。


Openで、かつ柔軟なArchitectureが


沢山転がっている世界なので、


Idea一つで、


Webの住人に新たな楽しみを与えることが出来ます。


この波に乗って、


なにか良い新たなビジネスが思いつかないかな~笑


ココ最近一段と加速しつつあるようです、


電子書籍。


iPad向けのビジネスやら、


Kindleの日本語版を模索するAmazonやら


重い腰を上げた出版業界やら。




Amazonは本国においては


作者と直契約するビジネスモデルを発表したそう。


流通業でもアパレルでも良く見られる「中抜き」。


どの業界でも中抜きで新たなビジネスモデルが見られます。


書籍業界も然りなわけですね。




話しはそれましたが、


電子書籍の加速、日経の電子版も注目を浴びてます。


あの日経が、有料で電子書籍ライクなサービスを展開するんですもの。


注目はされて当然。


で、私も申し込んで見ました!


引越ししてから、


じつわ日経をとっていなかった私・・・


このタイミングでトライです。


月額4000円。。。


強気の値段設定。


紙媒体の売上が下がることを懸念して、


この価格設定らしい。


+1000ちょい払えば、


新聞も配達されるという、


なんとも奇妙な仕組み。


今日経を購読してる人にとって、


1000円でWeb版のサービスも受けられるとなると


これはお買い得かもね。




で、感想。


まだ使って1日しかたっていないけども。


=悪い点=

・サイトが重い!
新聞のように、さくさく見るためにはもう少し軽いつくりにして欲しい。。。
ちなみにサーバのレスポンスも悪い。これはIT投資をもっとしてください。


・広告がでかい
しかも、重い。有料で金払ってんだから、広告はもう少し少なく小さくして欲しい。

新聞にも広告はあるし、それはいいけど、4000円も払ってんだから・・・って気になります。
しかも広告がFlashで重かったりするので。


・良くも悪くもデジタル(&一覧性低い)

新聞のように、流し読みが出来ない。新聞を読む感覚に近いWebAPが用意されてるので、
それを使えば流し読みは出来なくないが、でかい画面とCPU性能が必要。
会社のPCでは重過ぎて使い物になりません。
タイトルをざっと一覧で見るには、見やすい。しかし本文にいくにはリンクから飛ばなければ
ならないし、Netでニュースみると、ちゃんと読む気がうせやすいのであまり内容に印象が残らない。
一覧性の低さはやはり一番のネックでしょうか。


・他サイトのInterfaceがない
有料コンテンツなので当然ちゃ当然だけれども、なんかWeb連携できればもっと使いやすく
なるはず。ここはデジタルのメリットなので、なんか考えて欲しい。


=良い点=

・はば取らない!(&場所をえらばない)
これはメリットでしょう!混んでる電車でも、鞄から新聞出して広げて・・・ってうつな事を
しなくてもさくさく見れる。いつでもどこでも会社のトイレでも見れるのは便利。
Kindleなどの媒体だと一覧性もさらに高まってかなりいいと思う。そしたらKindle買う。
携帯だとやっぱり画面小さいので読みにくさは否めない。
あと、読んだ新聞を処分する手間も要らないし、出張行ってもいちいち止める必要がない。
(これ結構重要。ちょくちょく出張行く自分は、いちいち配達止めるのがかなり面倒)

・デジタルならではのサービス
リコメンドや、アラート、メールでのヘッドライン配信など、ITらしいサービスが結構便利。
お気に入りの記事も保存できるし、ワード検索などその辺はあると便利。
重要記事を切って、ノートに張ってた新人時代が懐かしい。。。


ってな感じでしょうか。


まだまだ悪い点のほうが多い気がしますが、今のところ良いサービスだと思います。
価格と、レスポンス、軽さが改善されればいっちょ前、Kindle日本語版(当然、ビッグローブの

クラウド端末とやらでもOKだけれども)が出て、対応すれば最高!というか、それがあるべき姿

だと思う。


そんなこんなで、自分にも電子書籍が入ってきたわけで、


また一つ新たな世界が広ります


最近は私の財政状態が良くないこともあり、


Amazonを利用する頻度は減ってきてます。


しかーし、


欲しいものが直ぐ手に入るAmazon、


やはり未だに少し利用してます。

(安いし)


今回は、そのサポート体制に驚きました。




***


先日本を2冊注文したところ、


そのうち一冊の一部本紙がっつり折れ折れで(破損)


全然読めるんだけども、気分的によくないかったので、


カスタマセンタに連絡しました。


電話でしようとおもったけども、21時までだったので、


問合せフォームから入力。


朝メールをみてみると・・・


謝罪と、交換商品を手配したとの連絡、


配送予定は夜メールした日からカウントすると+2日。


まぁまぁの速さ。(とはいえ他のECでは実現しにくいレベルでしょう。)


本は着払いで送り返してくれとのこと、


その手順のURLが書いてあった。




さらにお詫びとして500円クーポンをくれると。


さすがAmazon、とおもったのは、500クーポンは


次回利用時に自動適用。(ただ、領収書が必要な商品はどうするのかは謎・・・)


IT駆使しています。





今回驚いたのは、Amazonのサポートの速さと


ITを駆使した効率的な対応。


以前学生のときにAmazonで洋書を注文したところ、


予定納期が来るたびに2週間くらい伸ばされ、


結局2ヶ月経っても届かない。


温和な自分もあまりにムカついたので、


クレーム入れたけども、簡単なお詫びのメールしかかえってこなかった。


そのときからだいぶ時間がたつけども、


今回の対応は立派。


外資のくせに、日本企業よりも丁寧なんじゃないか(笑




そして、ユーザIDを利用した効率対応は立派。


ITで管理してるから、


交換用書籍の手配も一瞬で出来てしまう。


さらにIDに紐付けてクーポンを発券し、


自動適用する。


ITを使えば当然できることだけども、


そこまで効率的なIT活用は、


(Imageを描けるけども)本当に実現して


効率化に活用できてることを実感。


IT屋として、ココまで効率的に


SCMが実現出来てる企業はそうないと思う。


Real系とNet系が結びつく企業と比べ、


ECのみだからこそ、IT活用による効率化は


発揮しやすいところだけども。




Amazonの企業力を垣間見た出来事でした。