とりあえず、日劇のことは小休止します。



最近、実はプライベートでちょっとしんどいです。

結局それは私が撒いた種でよかれと思ったことだったのに、某所で叩かれたりして、ちょっと参ってます。
やっぱ人って分からないね、全く。



それに増して、金銭関係でも気持ちが殺伐としてますから、

ちょっとした事でイライラしたり、落ち込んだり…


情緒不安定、という感じでしょうか?



そんな今日、本屋で久々に書籍を立ち読みしました。
存在は知っていたけど、初めて手に取った好きな俳優さんがいつも読んでいる作家の本。

少し読んでみると、文章のリズムが清流のように穏やかで音楽を奏でているような、そんな印象を受けました。
そして私が好きな作家である村上龍さんの本、読むとやっぱり自分にしっくりくるリズム。
文章が始めから全力疾走しているようなリズム。展開が早く表現もリアルで生々しい。


それに気付いたとき、改めて文章には「音」があるよなぁとしみじみ思ったのです。


そして、はたと、


私、最近、本読んでたっけ?と思うと、これがまるっきり読めてない。



本が読める余裕すらない位、私はきつきつで生きて来たのかと思うと、非常に切なくなりました。



余裕は大切です。


そうしないと、人間必ず息詰まる。


久々にラブ&ポップでも読もうかと思います。


何だかんだ言って、


小説は栄養みたいなもので、活力をくれるから。

私立探偵 濱マイク 9 中島哲也監督「ミスター・ニッポン~21世紀の男~」
¥500
株式会社レントラックジャパン


俺の名前は濱マイク・・・・とくれば、「本名だ」が思い浮かぶかりよしです。

どもども。


以前書いたブログで、東京での一人旅について書きましたが、今日はその時に正に念願だった横浜黄金町に行ったお話をしたいと思います。


そもそも、濱マイクと出会ったきっかけは「永瀬正敏」という俳優を好きになってからでした。

2000年ぐらいから、実は浅野忠信さんの「地雷を踏んだらサヨウナラ」という映画を見て、酷く感銘を受けた私はそれから、日本映画にも目を向けるようになり、どちらかといえばミニシアター系の映画ばかりを好むようになりました。


そんな浅野さんと共演が多く、素晴らしい感性を持った永瀬さんを好きになるのには時間はかからず「五条霊戦記」「party7」

そして極めつけは「Erecroric dragon 80000v」で、ダダはまり。

アサノナガセコンビが大好きになったのでした。


そんな中、見た映画版、濱マイク3部作

衝撃的でした。全てに凝られていて、あの昭和テイスト

酷く憧れて、魅力に取り付かれました。


私が一番、映画版で好きなのは「我が人生最悪の時」


全編モノクロ撮影なんですが、一箇所だけカラーになるところがあったり、男同士の何ともいえない不器用な友情が酷く

泣かせてくれて心に確かに響いた作品です。


タイミング良く、そこに流れてみたのはテレビドラマ版の「私立探偵濱マイク」のこと。

これには燃えました。

全編フィルム撮影に、主演のあまりドラマ出演では見かけない映画俳優、永瀬さんの起用。

邦画マニアには堪らない豪華なゲスト陣と、そして一番嬉しかったのは


「全編12話を、12人の監督が描く手法」


でした。決定当初はただ石井聰互監督がマイクちゃんを描く!ということで楽しみで楽しみでたまりませんでした。

私が住んでいる大阪のテレビ局が主催していたということで、真夜中に組まれた永瀬さんの主演作品特集(濱マイク3部作を含む)などを見ながら、本当に期待に胸を膨らませて、月曜日午後10時を心待ちにしていました。


始めは映画版のマイクの妹の茜ちゃんのキャラが、かなりテレビ版とは違うんじゃないの?なんて思ったりもしていましたが、始まったら、そんなことも吹っ飛びました。


出演者、皆が大好きになりました、本当に心に残るドラマでした。


ちなみにドラマ版で一番好きなのは中島哲也監督の「ミスター・ニッポン」です。

あの映像美とセリフの軽快さ、それに音楽がポップすぎてとっても魅力的でした。

中島監督といえばその後、監督された「下妻物語」「嫌われ松子の一生」でご存知の方も多いと思います。

・・・・日劇の事を何も語ってないや・・・。

日劇とは映画版、ドラマ版どちらとも濱マイク事務所が置かれていると設定されている

黄金町にある実在の映画館です。



でも、ここまででかなり語ってしまいましたのでこれはまた次回にします。


とりあえず、時が経っても濱マイクが大好きだと叫びたいところです。

ジコマンの日記になっちゃった・・・


今、濱マイクの特別版を久々に見ながら書いてます。


やっぱりマイクちゃんは大好き、大阪から日劇に行ったもん。


ドラマ、映画、どちらも大好き。


この魅力はまた改めて語るとして・・・。



やっと、大阪も金木犀が満開です、本当に嬉しい。

涼しいし、月は綺麗だし、金木犀の香りがいつもする。


やっぱり秋、大好き。


金木犀の匂い=わたしの秋がやってきた。

東京


どんなイメージを思い浮かべますか?


私は、色々な顔を持った街だなあと思います。あと、何だかクールな街


大阪と東京の基本的な温度差はありますが、独特のあのからっとした雰囲気は

未だに何か違和感を感じてしまいます。


年に一度は必ず何かしら行ってしまう東京の街

しかも、殆どひとりぼっち旅。



初めて行ったのは19の冬でした。

何か、20歳になる前にどうしても一人旅がしたくって、バイトでためたお金をはたいて5泊6日の旅へ。


都会から都会、という何だかあれな感じではありましたが、片手に時刻表と青春18切符を持って


いざ行かん、東京へ。


結局12時間かかって鈍行で東京へ行ったわけですが、初めての一人旅、二度目の東京


宿は、水道橋のユースホステルでした。

値段が安かった、安全度が高い、朝ごはんが食べられる食堂がある、という有利なところもあったし

何よりも海外の宿泊者が多く、泊まった時にも同室にブラジル2世の女性が泊まっていて、日常会話とか普通に

する間柄でした。

言葉はあまり通じなかったけど、今日は浅草に行ったとかお孫さんがブラジルにいるとか、

今日は時計を買ったとか、そんな話をニコニコとした顔で話してくれて、私も凄く微笑ましくて

心がほっこりあったかくなったのを覚えています。

私も浅草で買った人形焼をお裾分けしたりして、食べたり。


浅草、都庁、東京タワー、お台場、原宿、渋谷と名所と呼ばれるところをぐるぐる回って

何だか妙に納得したのを覚えています。


その後、18切符のキツさに少し懲りて、夜行バス、昼特急バス、ムーンナイトながら、

新幹線、飛行機と様々な交通手段を駆使して、東京へ足を運んでいます。


3年前ほど、新幹線で働いていたこともあって、週3ぐらいで東京へ行く機会が多く

休憩時間に抜け出して色々なところに行きました。


あの制服姿で(笑)東京国際映画祭の初日に、「きょうのできごと」の順番待ちしてた

友達に会いに行ったり

(「本当に制服姿で来た!」と言われました)

皇居に行って自然の美しさにビックリしたり、お弁当買って行ってベンチで食べたり、

月島へ行ってもんじゃ食べずに、街を歩いて野良猫と戯れたり、銀座に歩いていって

木村屋のアンパンを食べながら

「ああ、あれがルイヴィトンのガラス張りの建物か」と納得したりしてました。


訳あって、2週間ほどウィークリーマンションに泊まって一人暮らしをしたことがありました。

その時は本当にお金がなくて、でも、歩けるところは歩いて色々なところに行きました。

新橋でチャップリン映画祭をしていて、なけなしのお金でレディースデーに見に行った

思い出のあるそんな二週間。


渋谷の109付近は人が多くて苦手だけど、道玄坂のあたりは好き。

何だかあのごちゃごちゃした路地とか最高。

銀座が好きになった。雰囲気、最高。

原宿は裏原が面白い、意外と民家とお店が共存してる感じが日常感があっていい。

月島はもう一度じっくり行きたい場所。

そして、この前二時間しか行けなかった下北沢。オシャレな古着が多くてゆっくり今度行きたい。

新橋でいいお店とか探したい、飲み屋とか雰囲気いいよね。


東京の路線って多くて、まだ迷うことが多いけど少しずつ分かってきた。


知らない街をどんどん開拓していく「快感」を私は楽しんでいるのかもしれない。

まぁ、それは大阪も同じことやろうけども。


さぁ、次はどこへ行こうかな?どこが狙い目かな?


東京へ行った時にどうしても行きたくて、念願かなってやっと行けた場所。


それが次のブログの題名です。


横浜、日劇


「日劇と濱マイクとワタシ」


ではまた次回。

お久しぶりです。

といっても、すでに枯れススキのようになっていた当ブログ。


しかも久々に来てみると、


「何でこんなにテンション高いんだ、一年前の姫京(元HN)よ」


と思えてしまうほど。

とりあえず、約半年以上放置して戻ってきたドラ娘は、ローテンションでますますマイペースになって戻ってまいりました。

なぜ、戻ってきたか。


理由は意外とあります。箇条書きにします。


1、今、別で橙色の最近、上場した「ミクシ」なるものをしているのですが、表と裏二つ作ってみても

表→オフ友用、むしろ本名も晒しているので下手なことは書けない。書いたら、

メールか次、飲み屋で会ったときにもれなく突っ込まれる。

裏→自分の好みに全力投球したマニアックな内容になってしまったものの、

今やオン友がそのおかげで増えすぎて、映画やら音楽とか話せる場がなくなってしまった。

むしろ、マニアックなオタトーク専用ミクシになりつつある。

2、こんなテンション高いだけのブログを残しておくのが余りに忍びない、自分で片をつけよう。

3、っていうかローテンションでいかんなく独り言が言える場が欲しい。


という、以上3点の理由からです。


ブログを最後に放置して半年以上、いろいろな動きがありました。


ステキなバーのマスターさんは、本当に男の子を生んで、髪もばっさり切ってショートカットに。

まさしく、以前、私が見た正夢のごとく、人生を謳歌しておられます。

ヒロくん(その子の名前)はすくすくと育ち、もう一歳を迎えたようです。良かった!

そんな彼女は来月、旦那(笑)の待つ横浜に旅立ちます。


「あんたの運命の人は横浜におるから、いつか泊まりにおいで!!」というのが彼女談



なんでやねん(笑)



そして、観劇はしています。でも前ほどじゃありません。

3ヶ月に一回ぐらい。しかも知り合いの劇団か、どうしても見に行きたい劇団ぐらいしか

顔を出さなくなりました。

時々、劇団の受付のお手伝いをしたりして交流を深めたり、深めなかったり。

去年、ロクソ3で一位を取ったミジンコターボの竜崎さん(通称とりちゃん)と片岡さん、

そして浮遊許可証の坂本見花さんとは、のらりくらりと仲良くしてもらっています。

今年は竜崎嬢が一人芝居に挑戦するようなので、これは是非に見たいところ

(11月は出費が嵩むけど・・)


そんな私は今、ミュージカルやら、色々また好きなことが増えています。


ですが、やっぱり私の原点は映画、音楽。


先日も衛星映画劇場でされていた「スティーブマックイーンのすべて」がTVが繋がれてなくて

見れなくて、心の中で号泣しました。

中学生のころ、本当に好きで映画見まくってたんですよ。

憧れました、理屈なしに。


そして、相変わらずミニシアター系の映画は大好きです。

今、狙いは「紙屋悦子の青春」「地下鉄に乗って」「パビリオン山椒魚」「46億年の恋」です。


あ、「木更津キャッツアイ」も見たいな。日本シリーズも見に行ったしな・・。





ちょこっと暴露話、なぜ一年前の冬までの観劇ブログのテンションが高いのか?

それは私が「恋」をしていたからでした。

見てて、そのパワーに押された。

やっぱり凄いですねえ、ってもう他人事ですが。

色々、あったんですよ。この一年間で(笑)


では、また次回。


(HNを姫京から”かりよし”に改名しました)