2012年10月7日(日) 東京6R 3歳以上500万下 ダート1400m

ここからは後日談。一つ前の記事「【馬券戦略】人気薄の食い込みに自信あり」をご一読後、そちらの内容を踏まえお読みください。

後日私はこのレースに関して、もうちょっと馬券としてもう少し買うことが出来たのでは?と思いました。
…というのも、当日「三連単を買うか?」ということで非常に迷っていました。人気薄狙いが3頭もいるので2軸マルチが組めないだけに、(今度は赤いマークシートで(笑))フォーメーションを組むことを選択。買うなら自分の推す9.ジャイアンをアタマに固定して9→1・3・13→流し、9→流し→1・3・13とみていました。9.ジャイアンの勝利の可能性を考えていた訳です。結果としてリスクがちょっとあるなと感じやめました。終わってみれば2着だったので結果オーライなのですが、9-1・3・13-流しを三連複でもう少し買うべきだったのではなかったか?と後日思ったのです。
三連単を検討するくらいのレースだったので当日のレースのなかでも自信を感じるレースだったことは確かでした。しかしながらb).c).d).馬券では(人気薄同士のダブルゲットを除けば)どの馬が来ても基本1通りしか三連複は当たりません。相手欄という意味でもう少し上げ下げをし、重ね獲りを狙うべきでした。
思考回路としては、
1「狙った人気薄同士ならダブルゲットしたい!」→青いマークシートで三連複購入
2「三連単はどうか?」→アタマは△なのでやめ
まではよかっただけに、
3「三連単を買わない分、三連複を少し追加しておこう」
と行けばよかったのです(汗)
この後日談は次週の週中、電車内での移動中に考えていました。当日の良かった点、悪かった点を把握、分析し次に同じシチュエーションが来たときにアタマにひとつの馬券パターンとして浮かばせるためです。これが週中にやる「反省」ですね!

前日にある程度予想とどう買うかのイメージはしますが、6.クラッシュアゲンのプラス22キロを見たところからはすべて当日の判断です。つまりレース間隔の30分の間に見解をし、馬券構築をしなければいけません。関西のレースもあるとそっちレースを見たり、買ったりしなければいけないのでとにかく忙しい(苦笑)周りの知人からは「どんだけ走り回っているんだよ!」と言われます。競馬場へ行くと特にです。

だからこそ当日やることはオッズと照らし合わせながらどの馬をどう狙うかを決める、そしてアタマに叩き込んである自分の馬券パターンからどのパターンで行くかを取捨選択し決めます。ですが、締め切り時間まではほんの数分のことで後々思うと100%の馬券ってなかなか買ってないんですよ。だからこそ、週中(大概は始めの月、火)の空いた時間(移動時間など)に100点を考えることを大切にしています。

勉強だって模擬試験は後が大切!なんてよく言われます。競馬の場合いつも本番ですが、また次があるってことでは模擬試験みたいなものです(本番なら次はありませんから)。模擬試験の場合、自分の全力を出し切れたのか?を分析するハズです。この問題は出来たな、とか。これは難しすぎて今の自分の実力と残り時間を考えたら無理だったな…、とか。競馬だって同じことをやればいいんです。

ちなみにここでいう100点とはすべてを当てることではなく、自分にとって100点だったか?です。
模擬試験の場合でも実力がつき切っていないころだと特に、今回の得点が65点だった。でも今の実力なら75点は取れたし、ここを勉強すれば80点はいけたみたいなのが正しい分析ではないですか?
競馬で本当の100点を取ることは…無理ではないですが無謀な話し。だって本当の100点は「所持金すべてを投入し三連単1点買い的中!」これぞまさに究極の100点です。
ですから、そのレースごとの100点を目指す。先の例でいけば「ここを勉強すれば80点いけた」という部分が東京6Rでは私に取って「三連単を買わない分、三連複を少し追加しておこう」の部分だったのです。
そして三連複を追加していればこのレースに関しては競馬ではいうところの100点だったと思っています。

まぁなかなか難しいことなのですが、現状に満足せずもい一歩、もう一歩と歩む精神は常に持ち続けたいところです。こういった反省の積み重ねが後の万馬券へと繋がることは間違いありません!


2012年10月7日(日) 東京6R 3歳以上500万下 ダート1400m

久々の更新となりました。
毎週の予想活動が中心になるので、どうしてもこちらは後回しになってしまい、楽しみにされている方に申し訳なく思っております。秋競馬も始まりここでまた【馬券戦略】のヒントになればと思います。

取り上げるのは2012年10月7日(日)東京6R3歳以上500万下ダート1400mのレース。
まずはピックアップ推奨馬を確認すると、
 1.ノボクン       単勝オッズ 54.6倍 11人気
13.ドルモン       単勝オッズ 33.7倍 10人気
 3.フランキンセンス   単勝オッズ 15.2倍  8人気
の3頭で推奨評価【C】としました。

前日段階から「思いっ切り買うことは出来ないがしっかり買うレース」という位置づけ、参加することはほぼ当確でした。
…というのも、人気勢の評価がはっきりしていたからです。
自信があったのは9.ジャイアン(1人気)。
こちらは4走前にこの条件で500万下を卒業しています。未勝利戦も芝ながら東京で勝っており、まさにベストコースといった印象、ちょうど5走前のときに狙っていたのですがこのときはスタート後手で後方からも直線追い込んでの内容、距離もD1300mで不良馬場だっただけに良く走っています。休み明けを2度叩かれての今回、前走は中山D1200mで直線追い込んで4着の内容、ベスト舞台に切り替わるだけにここは順当に馬券内に食い込むと判断していました。当日も一番人気でしたが3.5倍、このオッズには「どんだけ売れてないんだ」という感想でしたね。2.3倍とかでも全然普通に思うくらいの馬だと思っていましたから。

逆に怪しさを感じていたのは6.クラッシュアゲンと11.メイスンファースト。
6.クラッシュアゲン(2人気)は地方からの再転厩の馬で転厩初戦の2走前に東京マイルで2着、続く前走は福島D1700mで8着に破れていました。いずれも先行し粘り込めなかった内容と地方時代はD1400mで結果を出していたので今回の1400mはプラス材料、ファンの方が判断して間違いなかったと思います。
しかし気になったのは馬体重プラス22キロ。そして4.0倍というオッズです。
4ヶ月の休み明けなだけにこの馬体重なら叩き台ではないかという感じがしましたし、太め残りでハナに行くダッシュが利くか少し疑問、中央500万下での実績はまだまだなだけにとにかく4.0倍は売れ過ぎてないか?という印象を持ちました。
11.メイスンファースト(4人気)は6走前(評価【A】8人気5着)、5走前(評価【C】11人気4着)、3走前(評価【B】13人気2着)と今年に入り結構ピックアップ馬として推奨しています。いずれも東京D1400mでの推奨なだけに「ここでも順当では?」と思うかも知れませんが、この馬はとにかく押しに足りないタイプ。掲示板争いで何とか3着までに…って感じなんですね。ピックアップ推奨するときは8人気、11人気、13人気。しかし今回は4人気、「こんなには強くないぞ」という感想でした。まさに、
『今日の味方は明日の敵』
です。これは競馬の予想をする上で非常に重要なこと。特に人気薄の場合、不安定(ムラ)なタイプの大駆けを狙うことも多いので人気次第で「味方なのか敵なのか」が異なってきます。

そのほかの人気勢15.カネトシミント、5.デュアルサクセスもいずれも休み明けに加え、このクラスでそこまで堅実なタイプでもないとみており、この辺りの人気馬総崩れを期待していました。

そこで馬券はコチラ。

a). 9.ジャイアンからの馬単マルチ
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b). 1.ノボクンと9.ジャイアンの三連複軸2頭流し
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c). 3.フランキンセンスと9.ジャイアンの三連複軸2頭流し
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d). 9.ジャイアンと13.ドルモンとの三連複軸2頭流し
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以上です。
ちょっと注目して欲しいのは馬券c).だけ1通り少なく買ってあります。3-6-9という組み合わせを抜いたのですが、この意図はオッズ。三連複で38.6倍と怪しい人気馬としてみていながら来ても面白くない数字だったのでハズしました。逆に1-6-9や6-9-13は137.8倍と76.1倍と買ってもいいオッズだったので残した感じです。そして私は敢えてフォーメーション馬券ではなく、連複ながし馬券で3つ買いました。
PAT購入でもそうですが現地で競馬をしている方なら特にわかると思いますが、私が買った馬券だとb).c).d).と青いマークシートを3枚も塗って面倒くさいと思いませんか?多分赤いマークシートなら一度で「9ー1・3・13ー総流し」とでも気軽に購入出来る筈です。確かに3-6-9という組み合わせを意図的にハズすためと言われればそれも正解ですが、それ以上に『推奨馬が2頭突っ込んできたときにダブルゲットしたかった』からです。
赤いマークシートのいい所の反面欠点なのは、ダブりの組み合わせを自動的に排除してくれること。
重ねて買いたいケースに対応出来ていません。「ダブりあり」ってマーク欄作っても欲しいくらいですが(笑)そうすると、ダブりとかない三連単の場合、このマーク欄は何だって話しになるんですよね。

マークシートの話しはさておき、このレースでは人気薄の食い込みが十分あるとみていただけに人気薄はが2頭来る場合もあります。その2頭がいずれも自分の狙った馬だったらやっぱり多く持っていないと「何だい!」って話しになってしまうんです。だからこそ私は面倒ながらb).c).d).を3枚もマークした訳です。

これで結果13→9→8で決まり馬単16,450円と14,680円を的中させました!

後々思っても自分の想定した狙い通りのレースになったと思います。予想は90点近いデキ、そこに馬券としてしっかりと獲れたと思っています。

次回の記事ではこのレースの後日談をします。こっちはこっちでとても重要なことだと思います。

2012年4月22日(日) 京都10R 橘ステークス 芝1400m

穴馬ピックアップでは9.キングオブローと11.メジャーアスリートの2頭を推奨していました。私は週中(平日)に特別登録段階でいつも1次予想を行っているのですが、その時点からこのレースの9.キングオブローが『一番勝負したいな』と手応えを感じていました。土曜に日曜版の新聞を購入し印の入り具合をチェックしましたがそこでも新聞記者の半数以上がノーマーク、予想オッズでも7~9人気くらいでおそろく15~20倍は付く感じ、当日朝もかなり期待を寄せていました。

しかしこのレースの30分前に単勝オッズをみてビックリ、8~9倍でなんと4番人気。この日は結構私の予測していたよりも売れているパターンが多かったのですが…(苦笑)。もう少し経てば落ち着くかなと思い、一度他のレース(東京)の検討に回りました。締め切り10分ちょい前に再度確認もまだ10倍以下、そして私としては4番人気というのが非常に納得がいきませんでした。
そうするとちょうど前2つで紹介した『アタマ狙いか?』と思った方がいらっしゃるかと思いますが、この9.キングオブローに関してはそこまで能力が抜けていなく、またこのレースで人気していた他の馬も「走ればアタマ」というタイプが多かっただけにその馬たちを力でねじ伏せられるかと言われれば少し疑問でした。だからといって大荒れの気配がするかと聞かれれば、そこまでには…という感じ。

週中から狙っていただけに『こんなに売れていなければ…。なぜ売れるのだ。。』とかなり心残り。皆さんもそういう経験ありませんか?前々からここぞと狙っていた馬がいざ当日オッズをみてみると売れているということ、そういったとき必ず『冷静にならなければいけません』。ここで無理無理勝負することはないのだということです。
だって安い買い目に多く振り込んだとしても低リターン、それでいて来なければガッポリ持っていかれる訳です。もしあなたが『今週しか競馬をやらない』或いは『年に数度しかやらない』のであれば、私は『買ってみれば』と推します。しかし今週もこのあとやる、来週も、再来週も…とあるならばそれは損失を最小限に留めておこうという思考になる筈です。もし来週絶好の狙い馬が来たらどうしますか?もしこのあとのレースで自分が妙味を感じていた馬が売れていなかったらどうしますか?簡単に言ってしまえばディープインパクトが次のメインレースの有馬記念に出走、調教など中間の状態など順調でその単単勝が10.0倍だったらどうしますか?といっているのです。私なら迷わず単勝から何から買いますよ(笑)

そうすると『もし買わないで来たらどうするのですか?』という話しになるかと思います。それは『仕方ない』ということです。だって来たって売れている訳ですから配当は大したことない筈。私なら最小限の馬券をチョロっと買うかどうかを検討します。最小限というのは馬連や馬単マルチで「狙っていた馬=本命、対抗」など少点数買うということです。これなら万一来ても少し利益があるじゃないですか。あくまで穴狙いの私のスタンスだから言えることかも知れませんが、勝負をするということ、勝ってやろう!!と思うならばとても大切なことだと思います。

実際問題この思考が競馬をリアルタイムでやっているとなかなかできないもの、消極的に何でもやめろといっている訳ではないのでその境目が難しいのは事実です。特に当日負けを喰らっていると逆に勝負に出てしまうんですよね。これだけ語っている私ですから何度も経験、終わってからガッツリ反省することもシバシバです。ひとつ言うならば一時の感情でゴーサインを出しては決してダメ。だからこそ先に述べたように私はこういう場面に直面したとき、必ず
『来週以降のことも考え、ここで買うことがプラスか?』
を自問自答します。もちろんYes!!の答えのときもありますよ。大切なのは一度立ち止まり冷静になることです。

…と、話しは戻してこの日の自分の答えはノー。馬連や馬単マルチなどにも妙味を感じなかったので9.キングオブローからの馬券はいっさい購入しませんでした。
代わりに狙ったのが11.メジャーアスリート。こちらはダートで2勝していただけに今回の芝はマイナスと捉えられており人気は2桁11人気(30倍以上)まで落ちていました。これには私も『美味しいぞ』という感想。20倍くらいでも十分買うことの出来る馬だと思っていただけにむしろ大歓迎なオッズでした。締め切り間際ギリギリの買い目はこちら。

a).11.メジャーアスリートからの馬単マルチ
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b).11.メジャーアスリートからの馬連(a).で買っていない馬へ)
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c).11.メジャーアスリートからの三連複フォーメーション
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の2枚です。私のなかで7.オコレマルーナは走ればアタマまでも安定感がなく来ないパターンも十分あるという読み、逆に2頭軸候補は4.ガンジスか12.トウケイヘイローだなと見ていました。そこに9.キングオブロー。こちらは穴軸としての魅力はなくなりましたが、やめた理由が馬体重大幅減とかではないので軸の一頭としては当然買いです。あと10.ファインチョイスは距離が長い印象があり、フォーメーションの2枠目に入れなくてもよかったのですが、前走がマイルで思ったより走っていたので一応塗りました。

注目してほしい点のひとつとして馬単マルチの相手は4・7・9・10・12というところ。フォーメーションの3枠目では塗った2・3・5・6・8・13・15の中からこのなかでも少し期待出来る6・8・13・15へは11から馬連を買いました。正直このレースに関して馬連はいらないだろうとも思っていました。4・7・9・10・12のどれかは3着までに来る=三連複が当たるとは思ってたからです。しかしこれは競馬、何が起こるかわからないものです。b).は所謂『ケア馬券』。私のメルマガを読まれている方はよく登場するワードだと思います。このケア馬券は穴狙いなら穴狙いなほど必要だと感じています。狙った馬が食い込んだならば多少自分の読みと狂ったときでも獲らなければいけません。穴を狙っている以上、獲るチャンスは多くないからです。穴狙いならばひとレースの決断で大きく収支が変わります。自分の読みのテリトリーより多少広めに馬券を買うことを、つまりケア馬券を買うことを強く薦めます。

さてこのレースの結果はというと、
1着04.ガンジス(1人気)
2着11.メジャーアスリート(11人気)
3着13.ニシノスタイル(9人気)
で決着。馬単8,220円三連複27,450円を的中させました!【2軸候補】の一頭4.ガンジスが馬券に絡んだことからもう少し時間があれば三連単(133,510円)も買うことができたかも知れないと配当を見たときには悔しい思いでしたが、締め切り間際の切り替えでこれだけの万馬券を喰らわせたことは自分としてもいい決断が出来たと感じています。

直前までどの馬券を買うか悩む権利が我々には与えられています。またJRAにはギリギリまでリアルタイムなオッズを提供してくれることに私は深く感謝しています。自分の予想を捨てる勇気をぜひ学んで下さい。



2012年4月22日(日) 京都3R サラ3歳未勝利 芝1600m

穴馬ピックアップの推奨馬は2.サンマルクイーンと14.ビューティーサフランの2頭で推奨評価【B】のレースでした。実は最初このレースは推奨評価【C】としていました。しかし再度見直すと人気勢に不安があり荒れてもおかしくないな、そう思いました。私のホームページで公開している推奨評価をあげる『当レースの人気馬に不安材料が多く、レースそのものが荒れそう』という部分ですね。

新聞印と新聞の予想オッズでは2.サンマルクイーンは20倍前後で人気順も8~10人気くらいとみていました。この人気ならかなりおいしい存在で一発を狙って当日は出掛けました。しかし不運にも当日オッズは10倍前後、人気も5番人気。これはひとつ前の記事でも執筆しましたが『予想以上に大分売れている』パターンですね。しかし一つ前のレースとは大きな違いがあります。それは『人気勢が怪しい』こと。すると2.サンマルクイーンが突っ込んできたとしても2、3着に人気薄が絡めば美味しい配当が並びますよね?ですから、2.サンマルクイーンからお金をかけ包囲網を作りました。特に2頭目の軸として信頼出来る馬が見当たらなかったことから連対系馬券を分厚く買うことにしました。

a).2.サンマルクイーンからの馬単マルチ(少しでも可能性があると感じたライン)
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b).馬券a).同様の馬券。重ね買い
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c).馬券b).から絞った、自分の印が重いラインへ馬単マルチ

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d).馬券a).~c).で買わなかった相手へのケアを馬連流し
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e).2.サンマルクイーンからの三連複軸1頭流し
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これで2.サンマルクイーンが連対すれば確実に、馬券e).の三連複も手広く買っていますので3着でも高確率で的中が望めます。軸1頭流しはお金がかかりますので勝負ランクが高く、更に混戦模様というときに使います。推奨馬へある程度自信があるわけですからお金をケチるところではなく、包囲網を広げてビッグショットを狙うと使い分けています。

…とここまで一度買った段階で悩みました。当然『三連単はどうなのか?』ということです。私はこの瞬間2つが思いつきました。いずれも2.サンマルクイーンを「アタマ固定」で買うかもう一頭探して「軸2頭マルチ」で買うかということです。しかし再三話しをしている通り2頭目候補は不在、あえて組むならと無理矢理セレクトしてボーナス狙いをするしかありません。そこで2.サンマルクイーンのアタマはどうか?と考えてました。するとこの日は開幕週、内枠を引き先行すると見ました。多少雨が降っていましたが2走前に重馬場で4着、決してマイナス材料にはならない、むしろ開幕週の恩恵で馬場が前回より悪くなく粘り込めるだろうと判断、またこのレースからブリンカーを着用しており 絶対的逃げ馬不在、京都内回りならハナを切るのではないかとも感じました。能力的にはぎりぎりですが何とか押し切る可能性もあると読み切りました。2.サンマルクイーンをアタマに固定出来れば2、3着を広げられる三連単という利点があります。

従って追加で
f).2.サンマルクイーンのアタマ固定三連単
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g).馬券f).の2・3着入れ替えたアタマ固定三連単
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h).2.サンマルクイーンのアタマの馬単
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i).馬券f).から更に絞った馬単アタマ固定
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j).2.サンマルクイーンの単勝
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を買いました。
また14.ビューティーサフランは初出走なので来るなら連対、ダメなら着外という感が強いので馬単マルチでケア。9人気なら買って損はないでしょう。
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以上の馬券を購入、かなりの投入となりましたが結果この日一番の勝負レースに。メリハリをつけて獲利にいくところはガッツリ獲りにいくべきというのが私の考えなのでこのようなものになりました。

結果2.サンマルクイーンはハナを切り、ゴール前ギリギリハナ差粘っての勝利!!
1着2.サンマルクイーン(5人気)
2着4.ザグレース(1人気)
3着1.スイートブライアー(6人気)
単勝1270円が×10、馬単5800円×3、三連複6900円、三連単39370円を喰らわせられました!

正直4.ザグレースは1人気ながら疑っていたので馬単は全5枚中3枚までの的中となってしまいましたが(汗)それでも逆に3着1.スイートブライアーを評価しており三連単を的中出来たことがよかったですね^^
ピックアップ評価【B】、一つ前の記事と同じくオッズが売れ過ぎていてアタマ狙いでも馬券の買い方は大きく異なるということをご理解していただけたでしょうか?

ここまでの金額を投入出来ないという方も多々いらっしゃっるでしょうが、私がここで示したいのはそんなことではありません。馬券を選択する過程にあります。ここでは深く考え馬券を買っているひとは競馬場やWINS、身近な人でもいいです。果たしてどの程度いるでしょうか?前日から予想を練り込んだにも関わらず上当日ここまで選び切って私は毎週勝負をしています。都合上前もって買うときもありますが、必ず買う直前はオッズを確認します。皆さんが馬券セレクトをするにあたり、この過程を少しでも納得していただけて、生かしてもらえればと思います。

これだけ執筆するだけに莫大な時間がかかります。ほぼ放置状態です。しかしこのブログは残さなければいけないものだと強く思っています。私も買い方では常に失敗して反省し、学び次に生かしています。ですから1年前よりも進歩し考え方が変わっている部分もあります。その辺りも常々伝え感じ取っていただけたらと思います。
2012年4月22日(日) 東京2R サラ3歳未勝利 ダート2100m

穴馬ピックアップの推奨馬は14.オネストエイブと11.ウェルウィッチアの2頭で推奨評価【B】のレースでした。

14.オネストエイブは初戦の東京マイル1:41.4(良)といういい時計で走っていたこと、2走目の上積みと距離延長に期待して前走中山戦でも高い評価で推奨しました。このとき新聞の印以上に売れて5人気、モタッとスタートから徐々に追い上げましたが結果5着という競馬でした。それでも上がり37.3といい脚を使ってのもの、前半ある程度の位置につけられないのが課題だなぁと印象を持ちました。

そこで今回は東京ダート2100m戦。厩舎コメントでも『ゆったりといけるこの距離で』とありましたし、前走1800mでも上がり最速を使っており距離が延びることや直線の長い東京に替わることで前走以上に差し込みが期待出来ると判断しました。時計面では初戦の時計から勝負出来るだけの能力はあると前走の時点で評価していましたし、ここは好勝負という見方をしました。

新聞の印と予想人気から6~7人気、オッズも15倍前後だろうと見ていましたが、当日のオッズを確認すると10倍以下(最終的には10.4倍)人気の1.オパールパワーと5.ニシノボレロは強いだろうと見ていましたし、以下6.アサクサニッポン、8.エンギロティタ、13.ザッツフォエヴァー辺りも距離や休み明けの不安を克服出来れば順当に突っ込んでくるという予想をしていました。従ってこの予想を表現するなら馬単マルチ「14=1・5・6・8・13」、三連複でも「14ー1・5・6・8・13ー流し」となります。しかし14.オネストエイブが売れている以上ガミる可能性が高く、お金をつぎ込む割にリターンも少ないという意味のないことになってしまいます。


そこで次に考える手は11.ウェルウィッチアからの馬券となります。ここでオッズを見ると15倍前後。こちらは上位勢が強いと見ていたので買うなら3着を狙うパターンだなという感じでした。従って馬券は三連複フォメ「11ー1・5・14(・6・8・13)ー流し」と三連単フォメ「1・5・14=1・5・6・8・13・14→11」となります。これらのオッズを確認すると確かに後者の三連単はある程度のオッズは並んでいます(それでも一番安いのが70倍)。しかし前者の三連複25倍前後からで上位勢が来てしまうと200倍以下というオッズが並んでいました。食い込みに自信があるのは14.オネストエイブな訳で3着ヒモ穴狙いをするにしてもリスクの割にオッズが付かないということで即座に却下しました 。

そうすると馬券は14.オネストエイブの単系馬券しか残っていません。単系馬券は着順を指定する分オッズが高くなりますので、10倍前後の馬が勝てばオッズが跳ね上がることは容易に想像出来ます。時計面と距離延長の良さ、更に1.オパールパワーは距離実勢はあるもそのときの時計はいまいちだったこと、また5.ニシノボレロは距離延長がマイナスとは思わないも実質初距離であることを考えたとき、この2頭がアタマではない可能性も十分ある、逆に言えば14.オネストエイブが差し切れる可能性があると判断しました。

そこで買ったのが、
a).14.オネストエイブのアタマ固定三連単フォーメーション
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b).馬券a).の2・3着入れ替えたバージョン
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の2種類の馬券です。

三連複はオッズに魅力がない(一番安く20倍以下、他100倍以下がかなり並んでいる状況)ので買わず、これはお金をかけた割に配当が望めないからです。

他に買うなら14.オネストエイブのアタマ固定馬単、14.オネストエイブからの馬単マルチ、14.オネストエイブの単勝辺りが候補だったでしょう。。馬単は多少悩みましたが単勝が10倍以下だったのでパス、単勝も同様の理由でやめました。ちなみに締め切り後最終的には10.4倍になっていました。これなら単勝は買っておいてもよかったかとも思っています。

レースは予想通り後方からの14.オネストエイブでしたが4角でスッと先行集団につけ直線は抜け出す完勝でした。
1着14.オネストエイブ(5人気)
2着01.オパールパワー(3人気)
同着05.ニシノボレロ(1人気)

2着が同着でしたが、三連単14→1→5が10130円、14→5→1が7660円。a).b).ともに当たっているので各200円ずつの的中で35580円の払い戻しを受け取ることが出来ました。

通常メルマガなどでは馬連、馬単、ワイド、三連複辺りでキッチリ固めてから三連単に…というパターンが多いと思います。しかし売れているな!と思ったときでアタマまで期待できるならば余計な馬券は買わずに決め撃ちしにいく手があります。万一ハズレても三連複購入資金の被害額はなく最小限の出費で終えることができていた筈です。

オッズによっては単系馬券を有効に利用しましょう。






先日、私は競輪を観戦しに行ってきました。


おやおやっ、と思われた方も多いかもしれませんが毎週予想を公開している『競馬』に関してはなんだかんだ10年以上も関わってきています。

しかし『競輪』に関しては全くといっていいほど手をつけておらずこれが人生初の参戦でした。

その他にも『競艇』や『オートレース』などもあると思いますが、これら2つはまだやったこともありません。

意外にも実は真面目なんです(笑)、というか『競馬一筋!』なんです(笑)


さて話しは競輪に戻りますが、この日は私を含め行った連中はみんなド素人。完全な『ビギナーズラック』狙いです。

行く前日に前開催3日間のすべてのレース(全36R!?)のVTRはチェックしていきました!

ビギナーとはいえギャンブルをやるときは私はいつも全力ですので!!


ここからは競輪にお詳しい方もいらっしゃるかと思いますが、競馬つながりの方が多いと思いますので私の解説つきで話しをしていきたいと思います。しかし私もほとんど経験がないので内容に間違いや勘違いがあったらすいません。


競輪場につくとちょうど5Rの『脚みせ』を行っていました。

『脚みせ』というのは競馬でいうパドックか本馬場入場のような感じですね。出場選手がバンクに出て準備運動のような感じのことを行っていることです。しかしこれがただバンクを周回しているのではなく、競輪では出身地や同期などでチームを作りラインというのを作ります。このチームが一緒にレースの道中でマクリを仕掛けたり、後ろの選手をブロックしたりするのですが、一般のお客さんから見たら誰と誰が一緒のチームかというのがわかりにくかったりします。そこでこの『脚みせ』をみることで誰と誰が同じチームなのかというのがわかるんです。それと同時にレース中盤どの辺りでレースをするか?いわば前半の位置取りを教えてくれます。

これをみて場内に流れる番組の解説者がレース展開を予想していました。

私は出場選手のことをあまり知らないのでだれがどんなレースをするのか想像できませんでしたが…(笑)


当日はレース出走表に記載されてある過去2開催分の着順と出身地、年齢、競走得点、枠順、、BK、あと好走したときの戦法をみながら予想を組み立てていきました。

ここで競馬に馴染みのないのは『競走得点』と『BK』だと思います。まずは『競走得点』。これは過去の成績を得点化したものだそうで、この得点が高いほど強い→つまり人気になると推測できます。次に『BK』。これはバックストレッチラインを先頭で通過した回数を表していて、これが多いと仕掛けが早い、押し切りタイプと判断できるそうです。

そんな知識も少しつけていましたが『競輪』の予想理論が全くないだけにここから私は『競馬の理論』を当てはめていきました(笑)


さて今日の執筆はここまで。

次回は具体的にどのような角度から予想したのか?まさに『ザムーンの目線』です(笑)

そして的中できたのか?

と、いったところを記事に出来ればと思います。ご期待下さい!





今回の記事は2010年1月30日(日)東京11R根岸ステークス。

このレース、無料メルマガサービス『Qu Maik Family』で【注目馬】⑪ダイショウジェット、【中心馬】⑤ダノンカモンを推奨、また私が主催しているモバゲータウン競馬サークル『競馬サポートQu』のサークル予想印では、◎⑤ダノンカモン〈2着〉、○⑪ダイショウジェット〈3着〉、▲①セイクリムズン〈1着〉と上位3頭で決着するまさにズバリな内容でした。馬券としても三連複12110円、三連単45080円のダブル的中と成果を上げました!
私の予想をチェックして下さっている方々から多くのメッセージを頂いたことも記憶に新しいものです。

では、ここまでズバリ予想をしたザムーンはいったいどのようにこのレースを見ていたのでしょうか?
その辺りを今回詳しく解説していきたいと思います。

当日の1人気は⑥ケイアイガーベラ。
しかしこの馬に関して、当日のメールサービスで以下のような指摘をしていました。
『持ち時計としてはとてもよく人気をするのはわかりますが、左回りの実績がイマイチです。しかしながらこの左回りのレースはいずれも距離がマイルでのものでした。武蔵野ステークスの敗因が距離的なものだったのか、左回りだったのか今のところ未知数です。
あるいは関東への輸送ということも考えられます。その辺りは今回の一戦で明らかになるためケイアイガーベラに関しては非常に興味があります。(Qu Mail Familyより抜粋)』

つまり今回の⑥ケイアイガーベラは『持ち時計があり実績からも上位』と認めた上で、過去2度の船橋マイル・東京マイルでの凡走の敗因について『距離』なのか『左回り』なのか『輸送』なのか定かではないという疑問を投げかけたのです。
今回は東京1400㍍、ここで走れれば2度の敗因は『距離』となりますし、ここで凡走すれば『左回り』or『輸送』となります。そういった意味で『興味があります。』とここでは書かせて頂きました。

結果的に8着凡走、後者の『左回り』or『輸送』が敗因だったと考えています。
でもこれはあくまで結果論。この件は『未知』という段階で当日は予想をしなければいけません。

このパターンの場合私はひとつのことを考えます。

『人気があるなら軽視、人気薄なら魅力』

これは競馬で勝っていく上で重要な考え方のひとつです。
もしこの馬が
人気で勝った場合→配当は(安)。『ハイリスク低リターン』
人気で負けた場合→人気馬が転けて高配当。『ハイリターンの可能性が高まる』
人気薄で食い込んだ場合→配当は(高)。『ハイリターン』
人気薄で食い込まなかった場合→ハズレ

この『未知な部分がある投資』に対する『リスク』として、来てもオッズが低いなら当然『とび』を狙った方がいいですし、来た場合オッズが高いなら『食い込み』を狙いたい存在となります。

そこで私は⑥ケイアイガーベラが吹っ飛んだ場合の馬券が非常に魅力的で、⑥ケイアイガーベラの『とび』を狙った馬券を購入しようと考えていました。

購入した馬券は以下の通りです。

a) 【注目馬】⑪ダイショウジェットと【中心馬】⑤ダノンカモンとの三連複軸2頭総流し

ザムーンの目線-DVC00102.jpg


b) 【注目馬】⑪ダイショウジェットからの三連複フォーメーション

ザムーンの目線-DVC00103.jpg


c) ⑪ダイショウジェットのアタマをはねた三連単フォーメーション

ザムーンの目線-DVC00101.jpg


結果

1着①セイクリムズン(2人気)
2着⑤ダノンカモン(3人気)
3着⑪ダイショウジェット(10人気)
となり、三連複12,110円三連単45,080円の万馬券を的中させました!!

結果として的中したので【勝ちの選択】となりましたが、後々振り返ればこの馬券はあまりうまくないと個人的には反省しています。どの辺りがイマイチだったのかというと…⑥ケイアイガーベラの『とび』を最大に狙っているにも関わらず馬券はすべて⑪ダイショウジェット頼みになっているということです。⑪ダイショウジェットに注目していただけに上記の馬券は決して無駄には感じませんが、このレースに妙味を感じていた以上これでは馬券が足りないと思います。
ではどのような馬券を追加すべきだったのでしょうか?

まず一番安定して馬券内に食い込んで来そうと予想したのは【中心馬】⑤ダノンカモンです。この馬の連対は『堅い』と感じれば馬連または馬単マルチの総流しを選択すべきです。しかし私は『3着かもしれない』という見解がありました。よって⑪ダイショウジェット頼みの馬券となってしまったのですが、今回の場合の適切な馬券は三連複フォメで『⑤-数頭-相手』というのを組まなければいけませんでした。これなら⑤ダノンカモンの馬券内食い込みを最大限に生かしていると言えるでしょう。この場合の2枠目の数頭にはこのレースで⑪ダイショウジェットを含む食い込みが期待出来そうな馬をピックアップしていくということです。⑤ダノンカモンからの三連複総流しはさすがにあり得ない、⑤ダノンカモンの3着もあり得ると判断した以上、『数頭』を選択するというリスクは多少背負わなければ行けないでしょう。軍資金に余裕のある方は三連複フォメと馬連・馬単マルチを併用して購入してもいいと感じます。
また⑤ダノンカモンと共に①セイクリムズン(人気馬)も『3着は堅そう』と判断できた場合にはこの2頭の三連複2軸で相手に人気馬を除いた10点程度の馬券を購入してもいと思います。通常人気馬2頭の2軸は利益を得られないので推奨はしませんが、人気どころの組み合わせを除くなら賛同できます。少なくとも⑤ケイアイガーベラが怪しいと読んでいただけにこの馬券も一考してもよかったのですが、私は①セイクリムズンがそれほど堅いと感じなかっただけにこの馬券は選択しませんでした。

実はこのパターン、2010年の天皇賞・春で一度採用できず悔しい思いをしたからこそ馬券パターンの一つとして自分の中に持っています。
2010年天皇賞・春では【注目馬】として⑭メイショウベルーガを推奨しました。そして1人気③フォゲッタブルは『とびもある』と判断していたのです。人気どころで中心視したのは⑫ジャガーメイル(2人気)と⑯マイネルキッツ、特に⑯マイネルキッツ(4人気)は馬券内が最も堅いだうと判断していましたし、その件に関してはそこそこ自信がありました。しかし⑯マイネルキッツからの馬券は人気の一角ということから当時は諦め、⑭メイショウベル-ガ頼みの馬券を購入してしまいました。購入したのは以下の馬券です。


ザムーンの目線-DVC00104.jpg


相手欄には⑤フィールドベアーと⑰ゴールデンメインの除くすべての馬をマーク、それだけ多くの馬に3枠目のチャンスはあると感じたからです。
しかしレース結果は1着⑫ジャガーメイル(2人気)、2着⑯マイネルキッツ(4人気)、3着④メイショウドンタク(16人気)となり、完全な縦目。三連複で208,890円というビッグ万馬券を取り逃がしてしまったのです(涙)
当時は⑫ジャガーメイルと⑯マイネルキッツは両馬とも人気だったためこの2軸はあり得なかったと諦めたのですが、⑯マイネルキッツに自信を持っていたこと、さらに③フォゲッタブルは怪しいと読んでいた以上⑯マイネルキッツから穴目を狙った馬券は購入すべきだったと反省しています。
少なくとも『⑫⑭⑯-⑫⑭⑯-相手』とうフォメを組めれば208,890円の馬券を手に入れられていただけになんとも悔しい結果となりました。

色々と語ってきましたが、馬券の組み方が非常に大切なことは伝わったのではないでしょうか?
下手な馬券を購入しながら的中した2011年根岸ステークス、馬券のこうにゅうが下手だったゆえに的中を逃した2010年天皇賞・春。私は毎週予想と共にこんな事を考え反省しながら馬券を購入しています。『買い方』は非常に大切です。今後も皆さんの参加が多い重賞レースを中心にどのような馬券をどのような理由で選択していったのか?ということを記事に出来ればと思います。

ちなみに話しは根岸ステークスの馬券に戻りますが、なぜ馬連・馬単という2着までの馬券を⑪ダイショウジェットから購入しなかったかというと3着の可能性が非常に高いと判断したため、またc)の三連単フォメであたまはねをしたのも同様の理由からです。





こんばんは。

この度東北太平洋沖地震にて被災された皆様に心よりお見舞い申し上げると共に被災地の一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。 

もうすぐ地震から一週間が経とうとしています。現地では今なお救出活動が行われると共に原発問題や避難生活をしている方への救援物資の調達など日本中が慌ただしく落ち着かないのが現状です。

現在都内のスーパーやコンビニなどからお米、お水、トイレットペーパーなどが消え去っています。ガソリンもありません。地震発生後の土日には普通にあった物が瞬く間に消え去っています。これは紛れもなく『慌ただしく動かなくてもいい人』達が動き回ったことによる結果でしょう。これにどのような意味があるのでしょうか?普通にお米やトイレットペーパーがなくなった施設や家庭が全く手に入れられない状況になっています。

被災地の方々はメディアを通じて見る限りでも本当に譲り合って、助け合いの心を持って時を過ごしています。これは本当に危機的状況、頑張らなければいけない状況だからです。しかし少し離れた都会の人達はどうでしょう。普段通りの生活をしていれば普通に手に入る物が手に入らなくなっています。もしこれが被災地へ送るため品薄になっているのなら私はなにも言いません。しかしそのほとんどが『買い溜め』によるものです。なぜこちらの人は『譲り合い、助け合いの心』を持てないのでしょうか。おそらくそれほど危機的状況に陥っていないからだと思います。募金や節電で私は協力している。そう主張する人は多いと思います。しかしそれは表面上の協力であって、実際には反って事を荒立ててしまっています。今すぐ使いもしない車のガソリンが満タンにしてどうなるのですか。本当に東北へ救援物資を運ぶ車がガソリン不足により途中で時間をロスする可能性だって否定できません。本当にお米やトイレットペーパーが必要な施設や家庭が近所のスーパーにないがために車で動き回ったらそれだけガソリンがなくなってしまいます。

被災地のためになにができるのか?
それを本当の意味でいまひとりひとりが考えなくてはいけません。
JRAが競馬を開催すべきかどうかという問題にも当てはまります。
『避難生活を強いられている、悲しみに包まれている人達がいる中で競馬などすべきでない。』。確かにそれは正しいです。しかし本当にそのような理由で競馬の開催をすべきではないのでしょうか。私は上記の理由で開催中止とすることが決して正しいようには感じません。
本当の意味で被災地を救えるような行動をひとりひとりが考えていく必要があるように感じます。

お久しぶりです。ザムーンです。


更新が途絶えてしまい申し訳ありませんでしたm(_ _ )m

ひと月ごとにまとめて更新をしてきましたが、2010年秋のGⅠが始まるにつれて予想が熱くなっていき、なかなか『馬券戦略』についてお話ししていくことが出来なくなってしまいました。


しかし皆様からの復活の声を頂き、このたび更新を再開させて頂くことにしました!

ありがとうございますm(_ _ )m


2010年も色々と馬券について書かせて頂きましたが、ザムーンも毎週の競馬をこなしてきているだけにさらにパワーアップしていたら、馬券に対する考え方が変わっている部分も多々あります。

そういった部分もさらにお話しできればと思いますので、ぜひとも更新を楽しみにしていて下さい。


ただ『毎週分更新』してきた当ブログですが、私自身競馬予想を職にしている身ではないのは確かです。

そのため週によって多忙だったり、あるいは結構時間のある週などあるのが現状です。

よって、今2011年より当ブログは不定期更新とさせて頂きます。

私の競馬活動はあくまで『予想』が中心です。そのため『予想』をする時間を多く取り、少しでもいい情報を提供できることが最大の努めであると考えています。従いましてこの『ブログ』はそのつぎ、こちらはあくまでオプション的な位置付けでさせて頂いています。その辺りはご理解頂きたいと思います。


しかし少しでも更新していきたいのはまた事実。

そこでこれまでは『馬券戦略』に焦点を当ててお話しさせて頂きましたが、これからは『馬券戦略』だけにとどまらずもっと『ブログ』的要素を取り入れていきたいと考えております。

それにより、よりブログタイトルである『ザムーンの目線』といった感じになればと感じます。

私が思うことや観点で競馬全般を記事に出来ればと思います。ぜひお付き合い頂ければ幸いです。



皆様から『テーマ』として取り上げてほしいことなども随時募集しております。

メッセージお待ちしております。Qu Mail Familyのメッセージなどでも受け付けております。


2011年もよろしくお願いいたします。

ザムーン公式サイト『THE MOON.NET』

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穴馬ピックアップ

2010年8月1日(日) 小倉9R 響灘特別 ダート1700㍍ 16頭立て 


人気では④ポインドマスレース2.3倍、⑤ニホンピロアワーズ4.5倍…と続いていました。


このレースの注目馬は②スエズ。

前走小倉の同条件で2着の実績がありました。それなのに人気は6人気、16.3倍。

多くのファンの人は2走前の結果を重視したのでしょう。


2走前とは阪神ダート1800㍍戦、ソリタリーキングの勝ったレースでした。

このレースで④ポイマンドレースは2着、そこから1.0差離された6着馬が②スエズなのです。


確かにこの結果を見れば②スエズの人気も納得できるかもしれません。

しかし今回の条件は小倉の1700㍍、ここなら②スエズが差を詰めるかもしれませんよね?

実際2走前の内容から前走の評価は10人気、そこから2着に食い込んで来ている訳ですから2走前以上に良化していることは間違いありません。

その良化した状態なら④ポイマンドレースと対等に戦えるかもしれない?そう考えたわけです。


また時計面からも理論はつけられます。

②スエズの前走の走破時計は1:45.1。隣にいた③パンドゥロンシャンは前走1:44.9でした。

一見③パンドゥロンシャンの方が優秀に見えるかもしれませんが、これは稍重馬場での時計。

つまり良馬場の②スエズと稍重の③パンドゥロンシャンと考えればほぼ同じくらいではないか?と考えられます。


ここで③パンドゥロンシャンのオッズは6.9倍でした。一方②スエズは16.3倍。

ここからもこのレースでおいしい馬は②スエズと判断できます。


以上の内容から②スエズを推奨して購入した馬券は以下の通りです。


a).狙いの②スエズと人気勢から⑤ニホンピロアワーズとの三連複軸二頭総流し


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b).②スエズから④ポイマンドレース、⑤ニホンピロアワーズ、⑨リバティーフローへの三連単軸一頭マルチ


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c).②スエズを2着に固定した三連単フォーメーション


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d).②スエズを3着に固定した三連単フォーメーション


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以上の馬券を購入しました。


まずa).の馬券はいつもの人気勢との三連複総流し。

これは何度も離しているように、残り一枠に超人気薄が飛んできてくれることを期待しての選択です。

そしてb).の軸一頭マルチ。この馬券を選択した理由はひとつ。

このレースでもし②スエズが突っ込んできた場合、残り2枠を争うのはこの3頭だと思ったからです。

裏を返せば、このレースでこの3頭の実力が抜けているだろうと判断した訳です。

むやみに軸2頭にするのではなく、軸一頭を選択する事も大切です。

そしてc).馬券。

上記で書いた考えを大きくとったのがb),馬券。

c).とd).の馬券ではさらに細かく狙いを考えた結果導き出された馬券です。

そこの馬券が持つ意味は②スエズのアタマはないだろうということと④ポイマンドレースは差し届かないのでは?ということです。


やはり馬券というのは自分が予想したところ、どこまで当たったかにより配当に違いはほしいモノ。

②スエズと⑤ニホンピロアワーズが3着までに来ればOK→a).馬券

②スエズが来て残り2枠は抜けた存在の3頭で決着→b).馬券

②スエズはアタマなく、さらに④ポイマンドレースは差し届かず→c)..とd).馬券

と、自分の予想の完成度に応じて的中数が左右されていくようにセッティング。

重ね買いをする理由のひとつはまさにこれだと思います。


レースは②スエズと⑤ニホンピロアワーズが抜けたところに④ポイマンドレースが猛追して…

1着⑤ニホンピロアワーズ(2人気、4.5倍)

2着②スエズ(6人気、16.3倍)

3着④ポイマンドレース(1人気、2.3倍)

…となり、三連複1650円と三連単16880円が200円的中しました!


『予想の完成度』により配当金を左右させる『買い足し』のスキルも大切です!