星野ひかるさんの衝撃!
こんにちは、よしまるです。
先日に続き、「アダルトビデオの思い出」を綴ります。こうした話題がお嫌いな方は、どうかスルーでお願い致します。
で、本題です。
晴れて18歳となりレンタルビデオショップの「18禁コーナー」へ立ち入ることができるようになったわたしは、そこで衝撃的な出会いを経験します。裸の女性達の写真がパッケージされたVHSビデオ(日本ビクターが開発した家庭用ビデオ規格。なんと世界規格!)が並ぶ棚を順に巡っている時、1本のビデオジャケットに目を奪われました。
それは、ティファニーというメーカーからリリースされていた伝説の作品、
『星野ひかる 処女宮第2章 -天使の濡れた丘-』
でした
『星野ひかる 処女宮第2章 -天使の濡れた丘-』
星野ひかるさんの出現は本当に衝撃的でした。今でこそアイドル並みのルックスを持つセクシー女優さんは珍しくありませんが、当時は裸になる仕事をする女性はいかにも……、という雰囲気を漂わせている方がほとんどだったんです。「普段はストリップ劇場にも出演しながらビデオで“脱ぎ”の仕事もしてまーす」みたいな……。
それが星野ひかるさんのルックスときたら……、もう“美少女”という言葉では言い表せないくらいの可愛さで……。心底ビックリしました。いや、なんでこんなに可憐で綺麗な人がアダルトビデオになんて出るの……? という気持ちで、胸をときめかせながらビデオをレンタルして帰りました。
先ほど調べたところによると、『星野ひかる 処女宮第2章』の発売は1990年6月16日とのことです。わたしが18歳の誕生日を迎えたのは1990年7月……。まさに運命の出会いでしたね(←自分で勝手にそう思っているだけですけど)。
第2作『バナナにキッス!』。今でも根強い人気があるんですよねー
今でもそうですが、単体女優さんのアダルトビデオ作品は月に1本のペースでリリースされるのが普通です。それからは星野ひかるさんの作品がレンタルの棚に並ぶ度に、借りまくりました ま、若かったんで……。
プレイ内容は今のアダルト作品とは比べるべくもないほどソフトなんですが、出演本数を重ねても失われない“恥じらい”を含めて、どの作品もとても素敵な仕上がりでした。まだバブルが弾けてはいない頃だったので、予算をかけた作りになっていましたね。海外ロケの作品が多いし。オーストラリアロケとかやってます。都内のスタジオでまとめ撮りするような今の状況からじゃ考えられない制作体制ですよね。
ナースのコスプレが似合い過ぎている『ひかるの失神クリニック』。ストーリーもしっかりした作品です
あれから30年以上の年月が経過しましたが、星野ひかるさんの作品は今でもときどき視聴しています。視聴したからといって何か変なことをするわけじゃなくて、純粋に作品を堪能してしまうんですよね。もうすっかりジジイです(笑)
いやもうかわいいのなんのって......
今のように情報が氾濫している時代ではなかったので、星野ひかるさんという女性についての事前の知識などが完全に“ゼロ”の状態で、店頭の棚で初めて出会う……。現代では考えられないことかもしれません。
話は逸れますが、映画『リング』の貞子。今では有名になりすぎてコントやパロディでいじられまくってますけど、公開当時(1998年1月31日だそうです)に予備知識なしで鑑賞した人に話を聞いくと、ラストの貞子がテレビから這い出てくるシーンでは、劇場の観客がみんな悲鳴を上げていたそうです。ビデオの中の存在だと思っていた貞子が実体として現れるなんて! という衝撃ですね。わたしが星野ひかるさんとの出会いで感じた衝撃と同じです。(いや、ちょっと違うか?)
貞子さん
映画『13日の金曜日』をリアルタイムで観た人からも、ラストの「あの」シーンで観客がみんな椅子から跳び上がるくらい驚愕したという話を聞きました。これも「あの」シーンがさんざん擦(こす)られてしまった後では、絶対に味わえない衝撃ですよね。
閑話休題。といったわけで、星野ひかるさんの思い出を綴らせていただきました。次回は、相鉄線かしわ台駅近くにあった個人経営のレンタルビデオ店「SKY」についての思い出を書きます。もしご興味があれば、またお立ち寄りくださいませ。