Every Little Thing

someday, someplace」(1999

シングル「someday, someplace」より

作詞・作曲・編曲:五十嵐充

 

Every Little Thing「Someday, Someplace」

 

 

 

【たくさんの優しさと

勇気をくれた仲間を

胸に刻み込み走り出そう!】

 

≪サウンド≫

●曲展開:

・サビ・Aメロ・Bメロ・サビ

Aメロ・Bメロ・サビ

・サビ

 

●ジャンル:ポップ

 

いきなり、オーケストラヒット

が炸裂し、しばらくデジタル音が

ヴァンプする短いイントロの後は

勢いよくサビに突入する、

ELTにしては珍しい始まり方をする

一曲。特にイントロが短いのは珍しい。

 

サビ終わりは急遽Cマイナーへ転調。

Aメロまでの間奏では、

シンセではなく、いっくんのギターが

オブリガートを奏でている。

ここも珍しいポイント2点目。

「チャン……、チャチャランチャン!」

というオケヒットが可愛らしさと

キャッチーさ満点!

 

Bメロでポリ・シンセの音色を

歌メロと重ねてシンクロさせるのも

五十嵐サウンドの真骨頂である。

 

曲全体を通して、

フレーズとフレーズの間には、

接着剤のように

上昇するシンセ音やオケヒットが

配置されており、

滑るように曲が展開していく。

 

2番終わりの間奏で

いっくんのギターソロの後は

音数が少なくなり、

デジタル音がしばらく

リピートするヴァンプで

一旦、熱気を冷却。

 

その後はサビを二回繰り返し、

【一途な心 懐いて】

【懐いて】が少しフェイクしている)

サビ終わり、

オケヒットが

「チャン、チャン、チャン、

チャン、チャン!」と

お行儀よく一定のリズムで

上昇する和音を奏でた後、

前述のギターがオブリガートを

弾く間奏パートを再現して

幕を閉じる。

 

 

 

≪歌詞の意味私案≫

歌詞はコチラ

 

この楽曲の売上がこれまでと比べて、

ガクンと落ちているのは、

この楽曲が、

この後すぐに発売される

ベストアルバムの

リードシングルだったので

買い控えが起こったからだろう。

 

3月に発売だったこの楽曲の

歌詞の内容は、

前向きな

友情・卒業ソング。

サビでは【仲間】と書いて、

「きずな」と読ませる。

 

 

 

(2017:03:28)