私の祖父が、生前、私に自分が子供のころの恐怖体験を話してくれたことがあります。
それは「河童の話」
祖父が、ある時、小学校時代の不思議な体験をしたと、話をしてくれました。
小学校5年生のときに、同級生、男子5人で川に遊びに行ったときのこと。
同級生の一人、山口くんが、得体のしれないものに引っ張られ、
川の中に引き摺り込まれそうになったそうです。
「あれは河童と呼ばれる妖怪じゃな」
と真面目な顔で語るのです。
「川で遊んでいると、山口の悲鳴が聞こえた。
わしが振り向くと、山口は、わけのわからんバケモノに足を引っ張られていた。
すぐに、山口のところに駆けつけ、
4人がかりで、必死で山口を助けようとした。
そのバケモノの力は凄まじかった。
山口は危うく川の中に引き摺りこまれるところだったのじゃ。
すんでのところで、引きはがすことができ、
事なきを得た。
あきらめたのか、そのバケモノは川の中に消えた。
山口は痣だらけになっとった。
バケモノの体長は
当時のわしたちと同じ140㎝~150㎝くらいだったと思う。
緑色ではなく、ぬめった灰色じゃった。
頭には皿のようなものがあったような気がする。
背中に甲羅のようなものはなかった。
すぐに山口の家に連れて帰り、大人たちに事情を説明したが、
あまり真剣には取り合ってもらえんかった。」
にわかに信じがたい話なのですが、
私の祖父は、元警察官で、冗談や嘘をいうようなタイプではありません。
作り話にしては、妙にリアルで、
河童かどうかはわかりませんが、
少なくとも、祖父がこの世のモノとは思えぬ怪物に遭遇した事実はあったようです。
ちなみに、祖父のこの体験したのは、愛知県で、
川の名前を聞かなかったので、詳しい場所はわからずじまいです。
古来より、河童伝説は全国各地にあります。
自然に対して畏怖の念を抱き、川や池、海という自然の恐ろしさを体現した存在、
それを「妖怪」として具象化したのが「河童」ということなのだと思っていましたが、
よくよく祖父の話を思い返してみると、
やはり「河童」は本当に実在しているんじゃないかと、
思ったりすます。
本日は「よ(4)い(1)こ(5)」の語呂合わせで、
「よい子の日」だそうです。
「良い(41)コラーゲン(5)」の語呂合わせで、
「良いコラーゲンの日」でもあるそうです。
ヘリコプターの原理を考案したレオナルドダビンチの誕生日でもあり、
「ヘリコプターの日」でもあります。
何でもかんでも記念日にしようとする、無理やり感があり、なんとも。
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