【インタビュー前編・後編】東方神起「信頼関係を重ねて、すごく今がいい」3年ぶり全国ツアー完走 | うちゅうのはしっこ。―the edge of the space― with love 東方神起








内容は既出のものと一緒?

だね。

ホント、今がすごくいい。






【前編】


【インタビュー】東方神起「信頼関係を重ねて、すごく今がいい」3年ぶり全国ツアー完走 前編

「L」「L」ポーズを決める東方神起のユンホ(左)とチャンミン

東方神起が、3年ぶりの全国ツアーを完走した。「東方神起 LIVE TOUR 2023~CLASSYC~」と題して2月から始まり、10都市20公演、総動員30万人を記録。締めくくりは東京ドームで2日間公演の開催となり、海外アーティスト最多となる東京ドーム30回公演を達成した。このほど、ユンホとチャンミンの2人がインタビュー取材に応じ、今回のツアーへの思いや今後の東方神起についてなどを語った。







-3年ぶりの全国ツアーですが手応えは

チャンミン 他のアーティストもそうだったと思います。アーティストとして立つ居場所を失った3年だったんじゃないかなと。ファンの皆さんと一緒にライブ会場で楽しい時間を過ごす時が、アーティストとして一番喜びを感じる瞬間じゃないかなと。ファンの皆さんもつらい3年間がやっと終わって再会できる、日常生活を楽しめる、そういう感覚じゃないかな。

ユンホ まずは、すごくうれしいです。コロナ禍で皆さんに会う機会もなかったし。実際に皆さんに会ってみて、歌ってみて、「あ~やっぱりこれがライブだな」とすごく感じました。当たり前じゃない日常が、そろそろ戻ってきているんじゃないかなと思います。

チャンミン 3年離れ離れになっていた時間の中で、2人を応援してくださいました。すごく感謝してます。その前に徴兵の時間が2年くらいあって、その時も会えない時間が長かったのに待っていたファンの皆さんへの感謝の気持ちであふれていたけど、それよりさらに長かった時期なので。感謝の気持ちで胸いっぱいです。とにかく楽しい時間を過ごしたいですね。ファンの皆さんを喜ばせたい。そういう気持ちです。

-足首の状態はどうですか?

ユンホ 今は段々よくなっているけど、思ったよりは大けがでした。でもリハビリをすごく頑張っています。完全に治るのはこれからだと思います。

-それをチャンミンがカバーしたと

ユンホ その情熱を僕も感じました。自分ができる以上の無理はせずに頑張ろうと思って冷静にやっているけど、隣のチャンミンが本当に何倍も一生懸命頑張ってくれて。すごく頼りになっているし、チャンミンすごいなと。

-正面切って言われましたね

チャンミン 恥ずかしいけど、ファンにも言われました。「普段よりも頑張ってパフォーマンスしてますね」って。今までちょっと足りなかったのかな(笑い) でも本当に無意識にフォローしようとしていたのかも。2人ができるエネルギー量が100だとすれば、ユノ(ユンホ)の調子もあるし、僕の調子もあるし、1人分の熱量が変わってくると思う。それを知らないうちに埋めて上がるという意識は無意識である。それが信頼感ですね。

ユンホ 今まで本当に2人の中でいろんなことがあった。口ケンカもあった。全部乗り越えて(12月に)20周年を迎えるから、いろんな経験になっていると思います。人間的に年を取っているから成熟もしてくると思う。チャンミンが言った、信頼関係を重ねて、すごく今がいいなと思っている。最近は2人で共通点を作って、趣味でゴルフを一緒にやろうって。チャンミンからオススメされて、それでゴルフを始めたり。そのような変化があるから、東方神起ももっと良くなるのでは。(後編に続く)




【インタビュー】東方神起「サザンオールスターズ先輩たちとかすごい」続けるかっこよさ 後編



東方神起が、3年ぶりの全国ツアーを完走した。「東方神起 LIVE TOUR 2023~CLASSYC~」と題して2月から始まり、10都市20公演、総動員30万人を記録。締めくくりは東京ドームで2日間公演の開催となり、海外アーティスト最多となる東京ドーム30回公演を達成した。このほど、ユンホとチャンミンの2人がインタビュー取材に応じた。後編では、第一線を走り続ける秘訣(ひけつ)や今後の東方神起について聞いた。






-久しぶりの取材ですが、日本語が流ちょうですね。どうやって忘れないように維持してきたのですか

ユンホ 毎回、ツアーのため、MCのために、これまで使った表現ではなく、新しい表現をスタッフさんに聞いたりしています。アニメが大好きだからアニメを見ながら、この単語使ってみようとか。あと日本のドラマも。今の東方神起と皆さんの関係をよく説明しているセリフがあったら、自分らしく変えて表現したりします。

チャンミン ネットフリックスもそうだし、いろんなOTT(映像配信サービス)があるからいつでも日本の番組を見られる環境になっています。意識を持って、日本のはやりの音楽とか、この業界の記事やニュースを少しずつキャッチアップしています。

-第一線で走り続けている秘訣は何ですか?

ユンホ 自分も足りないけど、やっぱり日本語が重要だと思いますね。言葉で自分が言いたいメッセージを伝えた方が分かりやすいので。当たり前だと思っているけど、あえて言えば、それが秘訣です。

チャンミン こういうアーティストになりたい、ファンのことを大切にしていこう、そういう気持ちは変わっていないと思いますけど、自信を持って言えるのは、歌がどうだの、ダンスがどうだのというのではなく、とにかく一生懸命頑張っていきたい。そんな気持ちをちゃんと伝えるために、ライブ会場では一生懸命やるんです。

ユンホ 東方神起は初志貫徹で頑張ります!

-東方神起としての今後の目標や夢はありますか

チャンミン 本当にちょっと恥ずかしいんですけど、こっそり1人で思ったことがあって。年を取っていけばいくほど、いつまで大きい会場でライブができるのかっていう疑問があります。時間がもっとたつ前にもう1度、2人が立ったことのある日産スタジアムでライブができたらいいなと、1人で思ったことがあります。

ユンホ 夢みたいだね。

チャンミン アーティスト人生の中で一生忘れられないですね。あの風景を目に入れたら、絶対に一生忘れない風景でした。

ユンホ (18年の)日産スタジアムは3daysでやりました。最終日のファイナルは雨が降ってどうなるかなって思ったけど、逆にすごくすてきな演出になりました。機会があればやりたいです。僕は日本のアーティストの先輩たちを見てすごくいいと思うのが、20周年、30周年とやっても続けるんですよ。それが一番だと思って。サザンオールスターズ先輩たちとか、今も活躍している先輩たちはすごい。ドームを続けていくことはできないかもしれないけど。40、50代になってもZepp Tokyoでも十分ありがたいです。長く続けることが一番かっこいいと思います。(おわり)