二人三脚 | Integrity

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成長拡大の陰に裏方あり。
総務部という会社を守るディフェンダーの立場として、自己啓発・自己成長の記録をここに記します。

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 『二人三脚』     第141号 2019年7月29日
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そう言えば、ふと思い出したこと。


昔はこういうことに気をつけて仕事をするようにしていて、
今は習慣になっていますが、

意外とできてないんじゃないかと思うことです。



どのような仕事であれ、目的は売上を上げることじゃないですか。
もっと言えば、利益を上げること。

ということは、お金を支払ってくれるお客様がいます。


何かしら商品なりサービスなりを売って、
それを買ってくれるお客様がいるから売上が上がるわけですよね。



でも実は仕事って、お客様とだけやるとは限りません。

社内の人とも仕事をするわけです。



もちろん上司部下とは常に連絡を取り合って協力して
仕事を進めているでしょうし、

他部署の人とも何かしら連絡を取り合ったりすると思います。



で、これがただの情報共有とか報連相とかじゃなくて、
社内の人向けにサービスを提供する仕事の人もいると思います。


バックオフィスはその典型例です。



ただ逆に、バックオフィスは社内で必要な手続きや様式などの
取りまとめを行ったりするわけですが、

バックオフィスの人向けに回答したりするというやり取りは
発生するわけです。


それも仕事だってことね。



ここで、よくあるのは、
社内向けの連絡や回答だったりって、

どっちかと言うと後回しにされてしまったり、
期限を過ぎても平気だったりすることが多い。


いや、非常に多い。


またその対応が雑だったり横柄だったりすることも
まーよくあるわけです。



それでいいのか、っていう話なわけです。



結論を言うと、

たとえ社内向けの業務であっても、
あたかもお客様に向けたものと同じように仕事をする


っていうのが、デキる人の基本姿勢です。



メールやチャットも、ちゃんと分かりやすくまとめて
文章にして送るだとか、

ファイルを送るんだったら、見やすいタイトルや中身に
きちんと整形して送るだとか、

そもそも期限はきちんと守るとか、
こまめに連絡をするだとか、

必要に応じて、メール・チャットと電話、
なんなら直接話すということを使い分けるだとか、


こういう姿勢があるとないとでは
社内業務の進み方の円滑度合いに雲泥の差が出るわけです。



逆に、こういうことをちゃんとやってくれる人は
バックオフィスにとって神です。

ネ申です。



デフォルトでは邪険にされますし、
何ならまたうるさいこと言って来たなみたいな扱いをされる中で、

ちゃんと言うことを聞いてくれて、
期限内にちゃんと回答してくれて、
それがしかもわかりやすい、見やすいものだったら、

どれだけバックオフィスの人にとって
仕事がやりやすいか。



これって、引いては会社の利益を生んでるって、意味わかりますか?

バックオフィスのコストを下げてるんですよ。



どうしても社内とお客さんだったら、
お客さんが優先になるのは仕方ないと思います。


それはそれでいいんだけど、
じゃあぶっちぎって社内は疎かにしていいのかと言ったら、

それとこれとは話が別です。



こういう姿勢になるために必要な考え方は、こうです。



自分のした仕事って、誰か受け取り手がいるんだっていうことを
ちゃんと理解すること。



これが理解できていれば、
その受け取り手が社外だろうと社内だろうと、

きちんと自分の仕事の成果に対して責任を持つ意識が芽生えるはず。



これが、仕事がデキる人が持つ一つの要素です。



ちなみに、この話って僕が今バックオフィスにいるからじゃないですよ。

僕も前職まではちゃんと売上を上げる現場にいて
お客さん対応をずっとしてましたから。


その時から意識してやってきてましたから。



もちろん今、僕がバックオフィス業務をしながら、

現場の人をリスペクトしつつ、
その人にとって仕事が進めやすいように気を遣ってやっているつもりです。



ふと考えてみると、受け取り手のことを考えるって、
何だってそうじゃないですかね。

コミュニケーションだってそうじゃないですか。


相手が何を考えてるのかな、
何を求めてるのかな、

って考えながら会話しませんか?



これを一方的に自分の話したいことだけを話していたら
コミュニケーションになりません。



もしそれを求めるのなら、
噺家になるしかないじゃないですか。

みんなが自分の話を聞きたいと思ってくれる立場に
ならなくちゃいけない。



でもそうじゃないなら、
相手あってのコミュニケーションです。


同様に、
相手あっての仕事じゃないですかねぇ。



さもなければ、いつしか社内でも孤立してしまい、
誰も応援してくれる人がいなくなるんじゃないかと思います。


逆に社内の人からの応援を受けながら
顧客対応ができれば、

一丸となってプロジェクトに臨むことができるじゃないですか。



このような協力関係を築くためにも、
社内外問わず相手の立場に立った仕事をする。

こういう姿勢や思考が必要なんじゃないかと思う次第です。



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