小泉さんが首相在任中のとき、非常に力を発揮した「経済財政諮問会議」という政府の諮問機関があります。
しばらく鳴りを潜めていましたが、10月17日に「18年先の2025年には消費税が17%になる」という前代未聞の発表をしました。
政府は今まで「経済成長率を年間3%以上」「歳出をできる限り削減する」を目標として頑張っていたので、これは方針転換です。一部ではかなりの話題になっています。
話題になっているのには理由があって、「消費税を上げる」と主張した首相は全部失脚しているからです。
消費税を初めて導入したのは竹下登さん。竹下内閣はこれで崩壊しました。その後に消費税を3%から5%に上げたのは橋本龍太郎さん。彼も失脚しました。
こういった過去から、「消費税には触れたくない」というのが政治家の大原則になっていました・・・