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チャールズ・チャップリンの「モダンタイムス」は、資本主義と人間の関係、機械化時代への警告と風刺を込めて製作された彼の代表作です。作品の中で主人公が、労働者をまるで機械のように扱う非人間的な工場での単調な労働に耐えられず、精神に異常をきたし、工場の生産ラインを滅茶苦茶にするという場面があります。人間らしさを奪われ、彼自身が狂った機械のような動きになってしまうのです。
「モダンタイムス」が製作されてから70年以上経った今、会社や工場の中はかなりの部分が機械化され、日々の仕事はコンピューター抜きでは成り立たなくなっています。それによる恩恵も計り知れないほどある事は事実ですが、同時に負の面がある事は否めません。特にIT系の企業就労者は、日々技術革新していくそのコンピュータという、便利でやっかいなツールに合わせて考え、発想しながら、ほとんどの就労時間をコンピュータの前で過ごすことを強いられています。機械中心の環境で労働をしているという意味では「モダンタイムス」で描かれていた世界とよく似た状況と言えるのではないでしょうか・・
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