今年始めから続く少雨は、早くも四国の水がめ・早明浦ダムの水量を30%近くにまで
低下させています。

一方、世界では国連の潘基文(バン・キムン)事務総長が地球温暖化が地域紛争を招
く可能性を指摘して話題になっています。
潘基文(バン・キムン)事務総長は、スーダンで進行中のダルフール紛争について
「気候変動をそのひとつの要因とする生態学的危機がきっかけとなって始まった」
「肥えた土地が足りないという本質的問題はどうしたらよいだろう」と問題提起してい
ます。

気候変動が政治問題を引き起こす・・ 今後、そういったことが当たり前になるのか
もしれません。

『国連事務総長「ダルフール紛争は気候変動が原因」』
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2240814/1701160


更┃新┃情┃報┃2007年6月21日(木)、22日(金)
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 ◆ ヘッドライン ◆    http://www.the-commons.jp/

【1】人間の生の生臭さと愛おしさについて
      from 金平茂紀の「業務外日誌」

【2】国会TVダイジェスト~ゲスト:歳川隆雄(東京インサイドライン編集長)
      from 田中良紹の「国会TV縮刷版」

【3】会期延長
      from 蓮舫の「あったまにきた!」

【4】目線/Women in Struggle
      from リック・タナカの「南十字星通信」

【5】共産主義犠牲者慰霊碑
      from 中村忠彦の「ワシントン・コンフィデンシャル」

【6】「ヒル訪朝」と日本
      from 辺真一の「コリア・レポート」


[06月21日更新分]------------------------------------------------------------

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【1】人間の生の生臭さと愛おしさについて      from 金平茂紀の「業務外日誌」
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瀬戸内寂聴の新作『秘花』にすっかり魅了されてしまった。小説はだからやめられな
い。将軍・足利義満の寵愛を得て、若くして能の世界の絶頂をきわめた世阿弥が、理
不尽にも、72歳の時に佐渡へ流刑となって運命が反転、彼の地で80歳で没するま
での波乱の生涯を、ここまで官能的に描き切れるものか。

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【2】国会TVダイジェスト~ゲスト:歳川隆雄(東京インサイドライン編集長)
                                            from 田中良紹の「国会TV縮刷版」
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今回の国会TV「言いたい放題・金曜ナイト」は東京インサイドライン編集長の歳川隆
雄氏をお迎えしました。年金問題で支持率急落の安倍政権の今後、参議院選挙前の永
田町の思惑と動きについてお話していきます。

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【3】会期延長                              from 蓮舫の「あったまにきた!」
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教育関連法案、イラク特措法改正案、年金関連法案など、今国会で審議をする予定の
法案も最初からわかっていたことです。つまり、この期間にこの法案は通す、という
予想が簡単にたてられるのです。与党として、会期内にどうやって成立を図っていく
かという制度設計を行ない、その通りに実行していれば何の問題も生じなかったはず
です。

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【4】目線/Women in Struggle          from リック・タナカの「南十字星通信」
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またまま、切り張り転載情報になりますが、信頼できる筋からの情報によれば、「パ
レスチナでもほとんど語られることのない女性たちの姿を描いた映画」が日本全国各
地で上映され、しかも監督のブサイナ・ホーリーも来日するということです。


[06月22日更新分]------------------------------------------------------------

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【5】共産主義犠牲者慰霊碑  
                          from 中村忠彦の「ワシントン・コンフィデンシャル」
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ワシントンという街には数え切れないほどの、歴史的な出来事を記念した博物館、建
造物、記念碑が満ちあふれている。前世紀の悲劇に関しては、ナチスによるユダヤ人
虐殺を取り上げた「ホロコースト博物館」が世界的に知られている。600万人と言わ
れるユダヤ人犠牲者を記念し、事件の総合的調査に基づく包括的な展示で連邦政府、
民間諸団体からの巨額な基金で建設されたものだ。

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【6】「ヒル訪朝」と日本                  from 辺真一の「コリア・レポート」
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ヒル米次官補が急遽ピョンヤンを訪問しました。北朝鮮の首席代表である金桂寛次官
に会い、来月に再開する6か国協議に向けての打ち合わせが目的ならば、中国で会え
ば済む話です。わざわざピョンヤンまで足を運ぶとは、よほど重大な使命を帯びてい
るのでしょう。


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■INSIDER ARCHIVES  高野孟が30年書き綴ってきた現代史同時進行ドキュメント!
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■No.397
  2007.6.20
  “火消し役”の大村秀章が“火だるま”に?!
  ──底知れぬ年金シンドローム

■No.396
  2007.6.15
  私も自衛隊情報保全隊の“監視対象”だった!

■No.395
  2007.6.13
  高野孟の「インテリジェンスの技法」(3)
  ──インフォメーションとインテリジェンス/ジャーナリストの発想と方法

■No.394
  2007.5.31
  安倍内閣の“アキレス腱”が断裂
  ──松岡農水相自殺の衝撃