最近、「限界集落」という言葉を聞く機会が多くなりました。


限界集落とは、過疎化などで人口の50%が65歳以上の高齢者になり、冠婚葬祭など社会的共同生活の維持が困難になった集落のことを指します。


限界集落(Wikipedelia)


『縦並び社会・格差の現場から:限界集落』(毎日)

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/tatenarabi/news/20060110k0000m040012000c.html


99年い行われた調査では、全国で限界集落の定義に当てはまる集落は約2,000以上あり、現在ではさらに増加しているものと思われます。


限界集落が消滅集落になってしまうと、それまで集落で暮らしていた人たちによって守られてきた自然環境が整備されなくなり、里山があれる原因となる恐れがあります。


早急な対策が必要なのですが、難しいのは「お金を出せば解決する」という問題ではないことです。


というのは、限界集落から脱却するにはその集落について深く理解し、集落を守ってくれる人材(リーダー)を育成する必要があります。近隣の集落による協力も欠かせません。これを実現するのはなかなか難しいところです。


本来ならば高い給料を貰っている政治家がこういった仕事をするべきなのですが・・



「限界集落」の問題を提起する 流域で資源管理を(岩手日報)

http://www.iwate-np.co.jp/2006kikaku/tokoton/tokoton33.htm