いつだってClimatsux!

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気にしなければ すむことばかりです。

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市内、某ホテルのトイレで小をした。


結構な時間 我慢していたので

その瞬間は縛られた現実から解放され

楽園にいるかというくらいホットしていた。



ちょっとした解放感にひたっていると
聞きなじみのない音が耳に入った。



一定のテンポであるが、いまいち何の音かわからない。



この音は何なんだろう・・・。




だんだんとその音は大きくなってきている。




考える。




解った!




この音、鼻息だ!!







鼻息は相当に荒い。




 

トイレの中にいても
聞こえてくるくらいの荒い鼻息だ。






荒い鼻息はトイレに近づいて来た。








何故か直感的に身の危険を感じた。





やばいかもしれない。
逃げた方がいいのかもしれない。




そう思った。





が、小は急には止まらない。







小が止まったところで逃げ場は入口一つ。

出くわすことは避けられない。






個室に入るか???






小は止まらない。





やばい。






さぁいよいよどうする俺。






解らない。





一体どうすればいいんだ!?





ビビッっている。
私は間違いなくビビっていた。







どうなるのだ私は・・・。




どうなるのだ私は・・・。





どうなるのだ私は・・・。







荒い鼻息は、トイレに入った。





もう、どうにもならない・・・

なるようになれ・・・。




普段は持ってない

あきらめモードになっていた。





荒い鼻息は、
トイレに足を踏み込んでいる。





もうすぐ俺のまえに姿をあらわす。






普段から往生際が悪いからか

そんな危機的状態だったがひらめいてしまった!

危機的状況からの回避作戦を。







ひらめいたのは

『クマに出会ったら死んだふり』作戦だ。






今、この状況で私のできることはこれ以外ない。






迷っている時間はない。





私は目をつむり、溢れる情熱の火を消し石になった。

(石になっていても、小は出続けている)





私が石となった瞬間
荒い息は
私の後ろを稲妻のごとくつっきって行った。






荒い鼻息は
そのまま真っ直ぐ個室へ飛び込んでいった。





荒い鼻息は

個室に入ると
荒い鼻息をさらに激しくしトビラをすごい勢いで閉めた。

トイレの中でトビラのどデカい音が鳴り響いた。





個室では
暴れているかのごとくドタドタと落ち着かない様子だった。





そうもこうもしない間に

個室から爆発にも似た音が鳴り響いた。










私には何も起こらなかった。







『クマに出会ったら死んだふり』作戦が上手く行った。





ふぅ~~~。






何なんだ、この妙な安堵感は。。。






市内、某ホテルのトイレ。

ここがどんなスイートな部屋でも得られることのできない

楽園と化した瞬間だった。






おしまい。