2008年、高知競馬の業績不振とダートグレード競走から撤退の案もあり開催が中止された黒船賞。しかし、2009年に復活!地道な経費削減とファンの多大なる募金によって開催された。そのことからもわかるように高知競馬のファンはただのギャンブル好きではないのだ。どの地方競馬場を見渡しても生活習慣の一部として通っている人もいる。インターネット投票が全盛のこの時代だが、目先の利益だけを考える時代はそろそろ終焉を迎えるのではないであろうか……。
前走フェブラリーSはあわやという好走を見せたニシケンモノノフ。昨年は2着という結果も、その後の成績を見れば一段と力をつけたと言える。格段に戦いやすくなったメンバー構成なので、直線の強襲だけに注意すれば結果はついてくる。