ホエールキャプチャは栗東滞在だったね、見れなくて残念。
朝5時30分に美浦トレセンに集合。先ずは南スタンド4階で調教見学、解説は実況でお馴染みの白川次郎アナ。ダート・ポリトラック・ウッドチップと多彩なコースで6時から調教開始。今週出走の秋華賞組と府中牝馬S組がどんな調教をするか?基本的に今週使うときは「軽め」の調教が主体らしい。スピードリッパー(秋華賞)いい動きをみせ、抽選組のメーヴェ(秋華賞)は絶好の動きをみせた(らしい)。牧調教師の怒号のもと、リヴァーレ(秋華賞)とアニメイトバイオ(府中牝馬S)の合わせ調教、2頭とも仕上がっているようだ。リヴァーレに跨った江田照騎手のピンクの上下服に度肝を抜かれたが、素人の我々には双眼鏡で追っかけやすいので好感がもてた。そして、調教が一段落した関東新人リーディングの嶋田純次騎手が特別ゲストで登場。笑顔が印象的ないかにも好青年、騎乗スタイルも評価が高いのでこれから人気が出そうだ。さらに、女王アパパネが坂路調教後、ポリトラックをキャンターで1周。おそらくこれは国枝調教師の粋な計らい、参加者へのサービスだったと思われる。もうひとりの特別ゲストだった谷中調教助手(元騎手)は忙しく間に合わなかった、話の面白さに定評があるだけに残念。休憩・自由時間後、坂路調教タワーを見学。美浦近辺では4番目に高い建物だけに南スタンドよりも遠くまで見渡せた。坂路調教は外を回るほど強い調教が行われる。ウェディングフジコ(府中牝馬S)が追いきりタイムも良かったと思う。朝早かったので思考回路も途切れ途切れ、9時くらいになったのか?トレッドミル(水の中をベルトコンベアーで強制的に歩かされる)とプール調教を見学。水曜日はコースでの調教が主体なので、滅多に馬を見ることが出来ないらしいが、今日は日頃の行いが良かったらしく両方とも見れた。貴重な経験だ。最後はJRA獣医師による馬の身体についての講座。馬の脚は人間でいう中指が発達したものらしい。より速く走るために中指だけが進化をしたようだ。中指だけあれだけの馬体を支えているので、常に脚元の不安と戦っている。中でも傷めやすい靱帯と屈腱を触らせてもらった。全てが貴重な体験だった。
この企画はオススメ。なかなか参加できる企画ではないので、抽選にもれても根気良く応募をしてほしい。
追伸、朝5時ころ美浦トレセン近くのコンビニでまだ落馬の影響がありそうな松岡騎手と遭遇。今週狙ってみようと思う。