オスプレイを飛ばすことについて、賛成派か反対派と言われると
もちろん、反対派です。理由というと、(私の主観)速く飛ばした方が済むけど、
沖縄国民の命を...と思うと、やはり命をとらないといけないからです。
アメリカは、自国民を大切にする国だから、自国民の海兵隊員を欠陥機になんか乗せない。安全が確
認されたから正式採用したに決まっている」
という論調を時々見る。
これって本当にそうかな?と思う点を紹介します。
イラク戦争以来、兵役志願は「二級市民が這い上がるための手がかり」になっているのはよく知られたことだ。戦死者に占める「非WASP」率は、アメリカ全体の人口比率より高い。
だから(こう接続するのは多少心がとがめるが)、イラクやアフガニスタンでどれだけ戦死者が出ても、アメリカ全体にヴェトナムの時のような反戦運動はついに盛り上がらなかった。
今やアメリカ兵の命の値段は「一銭五厘」に限りなく近づいているのだ
。
そんなアメリカ軍が、多少損耗率が高いという理由で(ペンタゴンにとっての)「画期的な高性能機」、これまでざぶざぶと予算をかけて開発した飛行機を手放すだろうか?
いずれにせよ、戦闘に投入すれば損耗は出る。その分は「織り込み済み」「想定内」「許容範囲内」だ、とペンタゴンは思っているのではないか?
アメリカ合衆国は、日本人が夢見るほどに「正義の国」でもなければ「夢の国」でもない。そして、勝つためには何でもする国でもある。
7月15日に、沖縄県の仲井真知事が
「本当に安全な機種なら、日比谷公園か、新宿御苑みたいな所に持って来られるのか。いくら同盟関係にあっても非常に無理がある」
と発言している。
実のところ、「オスプレイ」はこれができなければいけないのである。
なぜなら、海兵隊のヘリは、いざという時にはサイゴンのアメリカ大使館の庭にでも強行着陸しなければいけないからだ。それができないのなら、それは海兵隊の飛行機ではない。
※これはあくまで私が思った感想です。それと私の主観、客観的な意見なので
あまり、あてにしないでください。